夢見る汗牛充棟
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2002年05月26日(日) 王都妖奇譚…

がドラマ化するんだそうで。寒い時代になりました。
時代小説作家は何をしてるんでしょう?

時代は●●くさい男の友情をお求めですか?
いいえ、そんなことはありません。

ミステリDX(でしたか?)立ち読み中偶然にその記事を
見つけてなんだかなぁ、って気分でした。

あのキャラクターを生身の人間がやるのかと思うともにょもにょもにょ…。
ついでに晴明さん黒髪ってのもイメージとちゃいました。
個人的には、CDドラマだけそばにいてくれればOKです。
マンガの方はね、将之さんがでばってる話は好きですが
影連さんと晴明さんの二人の世界はちょっとパスです。
(CDドラマは反対ね。いつまでも二人でしゃべっていて下さい。
いや、むしろ影連さん一人のモノローグ大歓迎!!なんだけど。)

将之さんの姉は、帝の寵愛を一身に受けています。
気がむちゃくちゃきついごつい美人さんです。
平安の世にありですか!?ってくらい口も悪けりゃ手も早いです。
かの瑠璃姫さんより強そうです。
対して帝は柔弱な雰囲気かもしてます。

このお姉さん見るたびに、あの夜、御簾の奥でこのお姉さんに
さんざん虐められたあのトキメキを忘れられないミカド(はぁと)
というなんだかなぁな想像が私の脳裏を横切ります。
ちっ……腐ってやがる。早すぎたんだ。


は、置いといて、
どっちかというと、普通の時代劇が見たいです。
剣客商売の続編とか、八兵衛さん出てくる水戸黄門とか。



2002年05月22日(水) いろいろ〜

●『朽ちる散る落ちる』森博嗣(講談社)
〜地下密室+宇宙密室!森ミステリィの神髄!!〜
〜土井超音波研究所の事件はまだ終わらない……〜

意味不明ですがテンションの高さは、伝わります。
なんとなくこの人の本は見つけると買ってしまいます。
こういうの、惰性というんですか?
帯見て(やっぱり密室なんだな)と思いました。でもこれからも密室なのでしょう。
宇宙密室という言葉が激しく気にかかっています。

『神髄』〜(名詞)精神と骨髄。精髄・真髄。(三省堂国語辞典)
『真髄』〜(名詞)真実の正味 (同上)
『精髄』〜(名詞)真の正味  (同上)
いまいち意味が図りかねたのでなんとなく辞書をみました。
やっぱりよくわかりませんでした。むう。
わかろうとするな感じるんだ!!

まだプロローグしか読んでいない今日この頃。
最後の密室は刑務所で、連続殺人事件をやらかした保呂草さんが
小説したためつつ回想してたらどうしよう(笑)とか思いました。
馬鹿者です。

森博嗣さんの本は
『封印再度』〜WHO INSIDE〜
とゆ〜タイトルのご本が「この題い〜な〜」と思って以来の購買者です。
ハードカバーを見つけると悲しくて泣けてきます。

●『やさしい竜の殺し方』津守時生(角川スニーカー)
〜誓約という名の―――絆。〜
この絆は同性間に結ばれますが、かたっぽが幻獣なのでま、いいか。
初めて読んだときは、人から借りて読みました。
(貸してくれたのはXYです。)故にやばい小説ではないことでしょう。
ここに出てきた世慣れた中年の坊さんが好きです。大好きな台詞は
「私も昔よく女房にひっかかれたものです」…だったかな?

『三千世界の鴉を殺し』とか
この人の小説は強い女とナイーブな男の会話がおもしろいかなぁ、と。
あと女性が強くていい感じ。


恵 |MAIL