夢見る汗牛充棟
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2002年04月30日(火) 新撰組〜はきょ〜もゆく〜

新撰組の斉藤一さんが結構謎めいて「イイ!」です。
とりあえず、マンガ好きらしく素直に岩崎陽子さんの
『無頼』が出発点です(笑)

●『明治無頼伝』中村彰彦(新人物往来社)
主役です。堪能できます。かっこいいです

●TV時代劇の『新選組血風録』
左右田一平さんが演じる斉藤一さんは、決して
いい男ではありませんが、人好きのする善い男です。

『あかね雲』
〜斉藤一、幼女とまったりの巻〜
『海仙寺党全滅』
〜斉藤一、知り合いの尻拭いと称してずんばらりんの巻〜
『槍は宝蔵院流』
〜谷三十朗、土方に嫌われ、斉藤にずんばらりんの巻〜

…と、この辺が好きな話。いずれも、斉藤さん目立ってます、はい(笑)

●『新選組血風録』司馬遼太郎(角川文庫)
上記の原作。話としてとても面白く読めます。
落ち着いて、飄々とした雰囲気に描かれた斉藤さんが好みです。
読み物としての面白さ故か、斉藤一さんと斉藤一諾斎さんをまとめて
一人の人物を作り上げておられます。


●『西郷暗殺行』新宮正春(徳間文庫)
表題作で主役をはるのが、ご存知、藤田五郎氏です。
なんちゅ〜か、めちゃかっこいく、描かれています。普段は剣の腕を
隠しているという、まるで変身ヒーローもののようです。


●『明治剣客伝』戸部新十郎(光文社時代小説文庫)
P163〜P167で斉藤一氏のことに触れています。
なんか、ちょっとだけその時代を考え生きて動いていた、
人間のにおいを感じることができる気がして、好き。


●『新選組副長助勤 斉藤一』赤間倭子(新人物往来社)
●『新選組・斉藤一の謎』赤間倭子(新人物往来社)
ん〜、なんとゆ〜か、溢れんばかりに愛情いっぱい。
なんちゅうか、うを〜好きなのね〜、愛なのね〜、という感じ。
この方は、斉藤一研究の第一人者だそうで、思いきり客観的な研究資料を
期待して買ったら、端々に愛情溢れるご本で、少し驚きました。

どっちの本か忘れましたが、帯に


〜あの、るろうに剣心の斉藤一が〜云々…と、ありまして

それは激しく違わないか!?順番が!?と思ったのを良く覚えてます。


●『新選組三番隊長 斉藤一』黎明篇 端納美鳳(PHP)
●『新選組秘剣伝』1〜3 端納美鳳(学研)

これ以降が発見できません。出版されているのでしょうか??
好き、嫌いは置いといて、主役だったり、出張ってる小説は
大変貴重品です。わたし的に。


●『はじめちゃんの事件簿』 知人 (脳内出版)

探偵役「斉藤一」ちゃんが事件を解決(悪・即・斬)してゆく
痛快なアクションミステリ。(←るろ剣の一ちゃんが念頭にある模様)

ラスト15分が
一ちゃん「犯人は○○、お前だ…」
○○「……くっ!!」
一ちゃん無言で鞘をはらう)
一ちゃん「悪・即・斬!!」(ずんばらりん)
【完】
というシリーズものだそうで。
つうか、読みたいです。頭を離れません。書いてくださひ…








2002年04月29日(月) 「ゆこう」・「ゆこう」・そういうことになった

陰陽師〜龍笛の巻〜 夢枕獏 (文芸春秋)

〜呪に結ばれし者たちの運命やいかに。
若き陰陽師・安倍清明と
笛の名手・源博雅が
都の闇にはびこる悪鬼、怨霊と今、
対峙する・・・・・・。〜


はんなりとしてやわらかな闇をまとった
雰囲気というか、語り具合がお気に入り。
鬼が人の血肉を喰らっている描写でさえ
ゆったりしている気がする。
そんでもって博雅さんとてもいいです。
素直で、真っ直ぐで、情緒豊か。
物の怪の心をもとろかす笛の名手。善い漢です。
この作品を読んだがために「長慶子」が気にかかりすぎて。
雅楽のCDを買った人はきっと存在すると信じてます!

「ゆこうか」
「ゆこう」
そういうことになった。

これが、とてもとてもとても好き。


文芸春秋から5冊、朝日新聞社から1冊出ています。


2002年04月28日(日) タッスルホッフ万歳!

株式会社アスキーからいろいろ嬉しい小説が再版される
みたいで浮かれてます♪
とりあえず、注文してきたのであとは本屋さんからの
電話を待ってます。はやくこ〜い。


『ドラゴンランス戦記』1〜6(富士見文庫)
『ドラゴンランス伝説』1〜6(富士見文庫)

『ドラゴンランス英雄伝』は未読です。
今度出たら、読むでしょう(多分)


ケンダー族のタッスルホッフ・バーフットがお気に入りです。
ん〜、昔はレイストリンも好きでした。伝説の最終巻までは。
情けな系の兄キャラモンも好き。
奥さんの作ったマフィンが食べたくて、夜中にむずかって泣く
戦士ってすごいぞ。

ケンダーというのは、小人族。TRPGでのグラスランナーとか
ハーフリングとか、そんなのです(てきと〜なこと言ってます)
行く先々の場所で、ちょっと興味深いものを見つけては『拝借』する
癖があります。勿論誰のものかは問題ではありません。
どうやら、腕が別の意思をもった生き物で勝手に彼の背負い袋に
目についた宝物をつめこむみたいです。

でもすごく仲間思いの、可愛いやつです。

大好きなのは戦記6巻の最後あたり。フィズバンとタッスルの会話の場面。
天にあるレオルクスの鍛冶場の側の美しい木の下でくつろぎながら
タッスルを待っているフリント(ドワーフです)という構図は
今見ても、思わずうりゅ〜と涙腺にきます。
『銀河英雄伝説』の8巻といい勝負です(勝負してどうする)

フリントは美しい木の下に空席を確保して訪れる者にいいます。
『この席はとってあるんだ』
『脳足りんの能天気なケンダーが一人いるんだが、そいつがどこかへ
ふらふらと冒険に行っちまって、自分ばかりか、連れになった不運な
仲間をみんな、際限のない厄介に引きずりこんでいるんじゃ。だが、
よく聞けよ。ある日そいつはここへ現れ、わしのこの木に感心して、
きっとこう言うじゃろう。”フリント、ぼく疲れてるんだ。ちょっと
ここであんたと一緒に休みたいな”』…


2002年04月20日(土) ダークエルフ万歳!!

【アイスウインド・サーガ】(富士見文庫)

ダークエルフに萌えるようになったのは、この作品のおかげです。
お蔭様をもちまして、褐色の肌と銀髪とアメジスト色の目にしこたま弱くなり申した。
ありがとうR・A・サルヴァトーレ!!


お名前:ドリッズト・ドゥアーデン
とりあえず、小人系ではなくて、ファンタジーRPG系の種族、
ライトエルフさん(長身・魔法に秀で・眉目秀麗)の敵役としての
エルフ族です。
ダークエルフという種族はいろいろな作品で敵役として登場します。
彼は種族を裏切り故郷を捨て単身で地上に移り住みました。
ダークエルフだから、大部分の地上の人間に受け入れられないけれども、
ほんのわずかながら信頼に足る仲間がいます。
とてもストイックで繊細で誠実なエルフ柄です。
グエンワイヴァーという魔豹と一緒です。曰く、親友だそうです。
(多分)戦いは好きなので敵には容赦しません。
というか、ダークエルフ本来の闘争本能に火がつくのかも…。
お手向かいする敵は、両手持ちのシミターでみじんに刻まれる運命です。

アメジスト色の目に憧れをひらめかせて、地上の星空をみつめる姿に
ふらふら〜、とよろめきました。
そ〜だよ、わたしゃキャラ萌えですだよ。悪かったですな(開き直り)

ちなみに、ゲットするには古本屋をチェックでございます。

知ってる知ってる〜。彼ってかっこいいよね〜♪と言われたことは
まだありません。言われてみてえ。誰か、彼を知りませんか?


2002年04月01日(月) 気になるったら!!

●コバルト文庫 前田珠子
『カルランシィの王女』…
だっけ??(すでに忘却)
もうおぼろげだが、瓦礫に生き埋めになってしまったと記憶している
アルトウィン(だったかな)はどうなってしまったのだろう…。


●富士見ファンタジア 山本弘
『サーラの冒険』…
サーラにかけられた呪いって何ですか??
続きを書く気はありますか??
続きがでないもんで、新婚の熱にうかされた状態は長く続かない
から同じテンションで続きを書くことが不可能になったのかしら
と思った私を許してくれますか??
…ていうか、続き待ってます。せめて終わらせてください。


●徳間(だっけ?) 田中芳樹
『タイタニア』…
だから…次に死ぬ人は…誰???(涙)

●講談社 森博嗣
『地球儀のスライス』
収録作品の『僕に似た人』が100%わかりません。
理解不能です。誰か教えてくださひ…(涙)


●岩波文庫
『旧事諮問録』上下巻
再版してくれる気はありますか??




恵 |MAIL