ある漫画家の池袋線日記...ばて

 

 

映画めも - 2009年07月23日(木)

『アフタースクール』

主人公の同級生の男と女がいる。

同級生の男はある商社の経理をしている。

女は商社の社長がやくざに覚せい剤を流していて、そのやくざの女になっていて、キャバクラで働いている。

同級生の男は覚せい剤の情報をつかんでしまい、そのことが社長にばれて、やくざの情報やに追われることになって、同級生の女を連れて身を隠すことになる。

主人公は高校の教師をしており、そこにやくざの情報やが卒業生名簿を探しにやってきて、主人公が事件に巻き込まれて・・・

これ以上はネタばれになるので。

面白かったけれど、ところどころ失敗しているところがある。

でもかなりいい出来ではないだろうかと思う。






『ハートブレイク・リッジ 勝利の戦場』

イーストウッドの軍隊モノ。

ちゃんとしたストリーは出来ているが、たぶん予算不足で、戦闘シーンがしっかり撮れていない。

でも主人公のキャラは良く出来ている。

年をとってもやっていけると言う感じが、イーストウッドの映画の醍醐味である。




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映画めも - 2009年07月21日(火)

『百万円と苦虫女』

蒼井優が主演の映画。

猫をたまたま同居することになった男に捨てられて、その猫が死んでいるところを発見し、頭に来た蒼井優は、同居人の部屋にあるものを全部捨ててしまうところから物語が始まる。

男は刑事告訴し、蒼井優は刑務所に入り、前科者になってしまう。

前科者になった蒼井優は実家を出ることになり、100万円溜まっては住所を移動する生活を始めるが、転々としているうちに、いろんな人に遭い、いろんな経験をして、今度からは逃げないで生きて行こうというところで物語は終わる。

始まり方は少々まどろっこしかったが、話の流れとしては良かったと思う。

いろんな人との交流を拒絶したたが、交流を持てるきっかけを作った人間が男で、彼氏になる人というところが、芯を射抜いたんだと思う。




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映画めも - 2009年07月17日(金)


『ブラッドシンプル/ザ・スリラー』

コーエン兄弟の映画。
もしかしてデビュー作なのかな?
かなり面白かった。
その後も殺人鬼が出てくる映画ばかりを撮っているが、もうすでにこの作品でその真髄をつかみきっている感がある。



『アンダーサスピション』

モーガン・フリーマンが刑事役で、ジーン・ハックマンがロリコンの殺人犯で、追い詰められる役。

ネタばれしないではでは説明できないドラマなので、以降ネタばれ。

ジーン・ハックマンはお前が殺したんだろうと、どんどん追い詰められていく。

証拠もどんどんそろっていくが、それを否定し続けて、供述は七転八転していく。

そうやってどんどん袋小路に入っていくが、やはり最後の最後で、刑事は供述に頼らなくてはいけなくなる。

目撃者がいないからだ。

精神的に追い詰められて、ジーン・ハックマンがどうやって殺したかを供述し始める。

しかしそのとき他に真犯人が捕まる。

ジーン・ハックマンは、刑事に追い詰められ、妻にも疑われ、自分自身でも殺人を犯したと言う妄想をし始めてしまっていたのだった。
今まで供述が七転八転したのは、追い詰められて、自分でも自分自身で何をやったのか、わからなくなってしまっていたからだったと言う話。

人間が追い詰められたときの心の変化が、こんなにも奇妙奇天烈な迷宮に入り込んでしまうのかと驚かされた作品だった。






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映画めも - 2009年07月16日(木)


『アドベンチャーファミリー』

今見て面白いかどうか疑問だけれど、僕は、昔々にテレビで見て、かなり感動したと言うか、気持ちが開放されるような世界観を持った映画だった。

光化学スモッグ注意報が、連日出てしまうような時代のアメリカで、アレルギーに苦しむ子供を抱えている夫婦が、子供の頃から自然の中で生活することに憧れていたと言うこともあり、こんな都会は嫌だと言って、ロッキー山脈の中の、人っ子一人いない湖のほとりに移住する物語。
熊に追いかけられたり、狼に追いかけられられたり、いろいろな困難に出会うが、それでも楽しく大自然を満喫しながら生きていく、その世界観が気持ちいい。

もうなつかしくて参ってしまった。




『アドベンチャーファミリー 白銀を超えて』

アドベンチャーファミリーの続編。

前作と同じ設定、同じ住居で、家族4人と犬やアライグマや熊と共に厳しいロッキーの冬を越すことになる。
前作どおりの構成で、変化は冬と言うことだけだけれど、やっぱり、この世界観が好きなので、すごく楽しく見ることが出来た。




『アドベンチャーファミリー ロッキーを越えて』

いまいちだった

それまでの2作品に比べて、設定が変わってしまった結果、テーマ自体が小さくなってしまっている上に、説得力がなくなってしまった。

やはり、人を引き込める設定と言うのが、はっきりあるんだということを、再認識させてくれた。

設定がキャラクターを作ってくれると言う側面は、はっきりとあるんだと言うことをわからせてくれた。




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