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≫2008年03月31日(月)≫

ナオもやっと、so you think you can dance のフィナーレを見ることができた!お母さん有り難う!ずっと最初から、優勝はダニーだろうな、と、好き嫌いは別にして、客観的に、ダニーのダンスは他のメンバーに比べて飛び抜けていたし、最初から比べものにならないくらい、と思ってた。けど、これはダンスの上手さ云々の番組じゃなくて、アメリカンフェイバリットを決める番組なんだから………!!!イエイ!!イエイ!!!当然!この結果当然!!セブラおめでとうーーー!!大好き!最高に大好き!めっちゃ嬉しい!!

実は、前にお母さんから優勝はダニーではない、とネタバレされてて、レイシー、ニール、セブラの3人の中で優勝を決めるのに、セブラ以外の2人が選ばれたら、これはかなりナオの個人的趣味だけど、一番最初、トップ20人のダンサーの中で既に、レイシーとニールはナオの好みじゃない、彼らのダンスを魅力的だとどうしても思えないと思ってた2人だったので、相当ショックだったと思う。というか、アメリカのダンス界とはきっと決別だった。やっぱダンスはイギリスでしょー!って。偉そうにごめんなさい。技術ではなく、好みの話です。

でもセブラーセブラー!!彼女は最初から、とは言わないけど、番組のかなり前半からお気に入りダンサーの1人だったし、舞台で見たいダンサーの1人だったよ!最高に嬉しい!特に、トップ10の時に踊ったソロダンス、あれはナオが今まで観たことのあるあらゆるダンスの中でも指折り最高のダンスだった。何度も何度も何度も繰り返し見てる。わわ!本当に嬉しい!!

ちなみに番組を振り返って、途中から興味のないペアは飛ばしながら見てたから見てない作品も結構あると思うけど、ナオのベスト5のダンスは、

1 ジャマールのスウィング!!!(つかベスト!!)
2 トップ10のセブラのソロ(ナオはこのダンス中毒)
3 アーニャとダニーのワルツ(芸術そのもの)
4 サラとヘススのチャップリン(短いのに凄い世界観)
5 サラとヘススのヒップホップ(凄い可愛かった)

まさかのジャマール!!もう最高すぎた。なにあいつ、最高。スウィング!大好き!素敵!タラララーを待ってるんだ、って、正論!あんなリズムだけじゃ踊れるわけない。ああ最高だージャマール他のダンスでも見たすぎる。あと、ジャマールの相棒も最高キュートだった。あの2人、最強!

それにしても面白い番組だった!次のシーズンも楽しみ!これの英国版があったら最高なんだけどなー多分イギリスのダンスは、全く新しい何か、というよりは、基本の上での信じられないアレンジ系だと思うんだよね。アメリカとは全く違ったものが見れそうなんだけどな!ダンス最高!
 


日曜日
マリーさんとテートモダンのエキシビション見てきたよ。スペインの彫刻家、フアンムニョス展とデュシャン、マンレイ、ピカビア展。チケットは学割でもそれぞれ£10くらいで、ナオはお金を払ってまで絶対に見ないモダン・コンテンポラリーアートのエキシビションだけど、今回はマリーさんの御陰さまで両方フリーで見れた!フリーなら、どっちもかなり見ごたえあるエキシビションでした。大変満足!

フアンムニョス展は、リアルな人間の彫刻が殆どで、それがインスタレイション的に展示されていて、しかも作品それぞれが見る側にストーリーを想像させるような意味ありげで、何とも奇妙な感じ。2人で色々想像しながら見てとても楽しかった。自分の頑固さを密かに反省もした。考え方や趣味趣向がかなりクラシックなんだよね。そういう自分も嫌いじゃない、むしろ好きだけど、その上で、もっとオープンマインドに物事を受け入れるでかさみたいのがあったら理想だな。少しずつ。少しずつ。

デュシャン、マンレイ、ピカビア展は、なんというか、ナオは実はこの辺の時代までのモダンアートに対しては、割と許容範囲で、それどころか、歴史と一緒に考えれば必然だったとすら感じているくらいで、素直に楽しめた。面白かったのは、今まで個人的な意見として、美術史はこの時代から50年以上経っても未だに発展してないで、現代アーティスト達は未だに50年以上前の彼らが壊したダダ的芸術概念を引きずっているんだと思ってた。(だからこそ、アートに関してはアンチコンテンポラリーだった訳だけど、その話はまた長くなりそうなので割愛)けど、改めてこうしてモダンアートを見た時に、既にそれらはクラシック作品になっていて、確実に、時代は変わっていて、確実に、正に今の、コンテンポラリーアートは存在するんだな、とわかった。あと何十年何百年後に、21世紀も一つのアートの時代の区切りになるんだな、と。それを納得いく形で理解しただけでも、ナオにとって価値のあるエキシビションだった。

展示品の中では、だんとつで、ずっと前から引っかかってたデュシャンの作品名「彼女の独身者達によって裸にされた花嫁さえも」が見れて、ちょっとこれは興奮した。タイトルが小粋すぎる。ちなみに英語だと「the bride stripped bare by her composition,even」で、最後のeven がやっぱり粋。他には丁度タイムリーにレオナルドダビンチを鼻で笑ってるところだったから、あの有名なモナリザのひげにはスカっとしたね。あとこれもデュシャンだけど、彼の初期の、人間の動きそのものをキュビズム的に描いたペインティングはどれも心から凄いと思った。発想と表現力!想像してたより遙かに充実した時間を過ごせた。勉強になった。行って良かった!美術って面白いなと改めて感じたよ。

家に帰って、夕飯もマリーさんとクッキンして美味しく頂き、隣のおばあちゃんと少しおしゃべりした後、BBC制作のミケランジェロについてのドキュメンタリー番組を見て、モダン?コンテンポラリー?失笑!芸術はルネサンスにあり、ミケランジェロにありでしょ、とまた頑なに頑固なナオにお戻り。でも真理だと思う。ミケランジェロは美の、芸術の、神そのものだ。多分ナオ、システィーナチャペルに行って、本物の天地創造、最後の審判を見たらもうそのままご臨終かもしれない。番組で、画面で見るだけで息も止まるくらい泣いた。それにしても、イギリスはミケランジェロ本当に本当に大好きだね(^^)/



≫2008年03月30日(日)≫

結局昨晩未明まで the giant 止まらず最後まで読み続けてしまった。しかも今日から夏時間で、ますます寝不足な上もう正午だし…これからちょっと出かける!けどその前に感想!

レオナルドが常々美味しいところを持っていくのはもう何というか、全てのこの時代を取り扱ってる作品に共通なのかも知れないけど、絶対好きにはならないよ。むしろ反感だよ!スクリプトを読んで、舞台を観て理解してなかったところがきちんとわかって、その上で凄く感動というか衝撃というか、どーんと重い何かが胸に残った。この作品の一番のテーマは孤独ということなのかも。ミケランジェロは偉大だし偉業をいくつも残しているけど、それ故に、完全な孤独。なんだかナオまで寂しくなっちゃう。彼自身どうしようも出来ない孤独。しかもそれを自然に受け入れちゃってるから、改善もできないし、ただ心を痛めるだけなんだよ。でもそれがミケランジェロのミケランジェロたるところでもあるんだけど。

この話ではミケランジェロの比較対照にレオナルドを使っていて、史実でも言われている通り、レオはミケとは反対に、変わり者だけど、誰からも尊敬されて、慕われて、周りを人で囲まれてる人で、それなのに、結局レオナルドがミケランジェロにした助言は、要約すれば、孤独を受け入れろ、ってことで、それが酷くナオをいらだたせた。最低だな!レオ自身、彼の作品と一緒で人とのコミュニケイションも未完成で、完全には誰かを受け入れることの出来ない人だから、と作中では理由付けてるけど、それをミケに押しつけることない。

ダビデが完成する前に、ミケとレオで、またガニュメデスの物語について話すシーンがあって、今度は暗にガニュメデスをヴィートに置き換えて話してるんだけど……あー駄目だ、上手く説明できそうにない。つまり、レオは彼の解釈通り、ヴィートに対してもバイオレンスを含む生々しい感情を持っていて、だけどミケは、ヴィートに対して、神様視点で解放と自由を与えるんだよ。きっとそれでもミケだって人間なんだから、もっと人間らしい感情だってあるのに(実際そう描かれてる)ミケには他に選択肢はない。

それで、更に、ミケがあまりにも技も考え方も神様的だから、結局一般人はそれ故離れていくんだよ。ヴィートも。ミケとレオを比較して、人間らしい、レオナルドになびいちゃうんだよ。ああむかつく!

駄目だ時間だ。行かなくちゃ!ナオはミケランジェロが好きすぎるな!イギリスの舞台制作者様々、どうか次はミケの晩年を優しく穏やかな時間に包まれた晩年を、彼とか彼女とかと一緒に描いて下さい。安らかな、ミケランジェロを。



≫2008年03月29日(土)≫

the giant のスクリプトを久しぶりに読んでて、ミケランジェロがギリシア神話、ガニュメデスの誘拐について説明するシーンがあって、そこがなんというか、ナオの理想のミケランジェロそのもので、舞台観た時はこの辺全然理解しないで観てたんだとショックだったけど、ともあれ!

ミケランジェロがヴィートにダビデのモデルを頼むシーンで、ヴィートの身体に傷があるのを見つけて、一体どうしたの?と聞くと、彼は劇に参加してついた傷だと応える。ミケが何の劇?と聞くと、それはガニュメデスについての話だった。そこでミケは怒るではないけど、多分ちょっとイラっとして、ガニュメデスの話は、暴力的でも扇情的でもあってはならない、あれは、もっとシンプルな、魂が身体より自由になる話なんだ、とヴィートに教えるんだよ。そこ!それ!その捉え方!ミケランジェロって、とても人間らしいけど、絶対本当は神そのものだったんじゃないかと想像しちゃう。つまり、何というか、デッドリーシンみたいなものに一切関わりが無いというか、芸術のみに生きてる。それがもちろん作品にも現れてると思うんだよね。美を創造した神。好きです大好きです。ちなみに、ヴィートに怪我を負わせた張本人がレオナルドダビンチで。それを聞いたミケが、彼は良い芸術家だけど無神論者でホモでロリコンだから、お前気をつけろ!と、くどくど注意するところもナイス!笑った。これからどんどんミケが精神的にしんどくなってくシーンが続くので、読む方も気合い入れないと!あーあまたこれ舞台観れたらなあ!


memo
・8mile ずっと見ようと思い続けて多分3年くらいたった?今日やっと見たー!ピースアウラビッ!頭の上でピースしてうさみみのラビット可愛かったー!なんて良い子!
・ヴェニスの商人 見終わって鬱…!これだからシェイクスピアは嫌になるよ、なに、どうして解釈すればいいの?この全く救いのない物語。人間に恨みでもあるんですかと尋ねてみたい。女って怖い。しかし、これが400年も前に書かれた戯曲とは凄すぎ。普遍性とはこのこと。今も昔も全然変わってない。

アダムクーパーがメインダンサーで参加してるミュージカル Zorro が観たい!マスクオブゾロのミュージカルで、フラメンコ調の音楽が素敵。今イギリス国内をツアー中で、いずれウエストエンドにトランスファーされるって言われてるらしいけど、未定。テクニカルプロブレム続出で色々難しいみたい。でも観たい!

オフィシャルウェブサイト
http://www.zorrothemusical.com/



≫2008年03月28日(金)≫

週末に続けて入ってた予定が続けてそれぞれキャンセルになってかなりロンリー感じてたんだけど(友達激少ないから)最近本当にフラットメイト大好きで救われる。いいですか、ナオが一緒に住んでる人は、アントニオバンデラスの映画でメイクアップとヘアーをやる人らしいんですよ。ゲイシャのデザイナーと一緒に。……え、夢?理想?そんなプロフェッショナルに身近で映画や舞台における衣装、メイクアップとはどういう仕事かを教えて貰ってるんですよ。話すこと全て面白いよ。嬉しいのは、彼女が喜々として惜しみなく色々教えてくれること。気安い!ナオの中でフランス急上昇だよ、フランス語すら美しいよ。フランスの船乗りの歌まで歌っちゃうよ、なんか、色々凄い。もちろん凄いのはナオじゃなくて彼女なのは当然だけど、どんな確率でそういう人と同じフラットにいるのかを考えると、くらくらするね。ケイトも変わらず優しい素敵な人だし、フラットに関して運が良すぎるんじゃないかな。凄いー!急に空いた週末は、テートモダンのエキシビションのフリーチケット貰ったので行ってこようと思います。マンレイ展です。


最近見た、読んだものメモ
・DOLORES CLAIBORNE(黙秘)母と娘の話で、そこはかとなく寂しい気持ちになっちゃった。丁度こういう雰囲気の映画が見たかった気分だったから、思いっきり世界に入り込んでしまった。重い!
・DAVE こっちはかなりあり得ないコメディーで笑った!オリバーストーンが最高に面白い。あほ!同じ大統領の話だけど、先日見たセンチネルとは危機感が違いすぎて、本当に笑える。あほ!
・CESARE これは凄い。凄い作品。イタリアルネサンスが舞台の極力史実で、今後どう物語が発展していくかわからないけど、楽しみ!ボッティチェッリやダビンチや、メディチも教皇もシスティーナも出てくるのに、ミケがいないと思ったら、どうやら主人公のモデルになってるのがミケランジェロかもだとナオは話が進むごとに疑うね。家族構成や誕生日や彫刻や建築に関する知識とか、ミケだよね。名前もアンジェロだし!素敵!

素敵といえば、夏に始まる愛がテーマのエキシビションに、ローレンスアルマタデマの作品が来るらしくて、今からすっごく楽しみ!一度本物見てみたかった!



≫2008年03月27日(木)≫

お昼にうどんを作ろうと思ったら(先日見たUDONの影響なのは確か)マリーさんもお昼にパスタを作る、と言うのでお互いに作りあって、一緒に頂きました。ゴマとヤギのチーズのトマトソースパスタ(フランスイタリア風とか言ってた)めっちゃくっちゃに美味しかった!さすが、フランス人は違うな、と実感。食の面で、フランスにはどこも敵わないんじゃないかな。日本も最高なのは当然だけど。辛うじてネギとシソしか乗ってないうどんで申し訳なかったけど、うどんはうどんで美味しいよね!4月の頭に聖火リレーがロンドンにも来るらしいので(走るのと、チャリと、なんとバス。そしてボート。そしてレールウェイ。唖然!)一緒に見に行くよ!楽しみだ!

その後セントラルに用事があって、用事を済ませた後にマックのイースターエッグアイス(美味!)を食べながらついでにふらふらTKTSの掲示板を見たら、前から観たいと思ってた、バレエ・ロミオとジュリエットがあって、そこでは半額でも£40近くしたから買えなかったけど、劇場近かったし駄目もとでボックスオフィスでチケットいくらか聞いてみたら、学割で£10だった!さすが!

ということで、突然だったけど、観てきましたロミジュリ。音楽がチャイコフスキーでなかったのが大変残念だったけど、久しぶりにフルオケのクラシカルな音楽で典型的バレエで凄く満足!豪華絢爛な舞台だったー!女性ダンサーのシフォンのドレスが素敵すぎ!もちろんバレエだから台詞など一切無いけど、割とシェークスピアのスクリプトに忠実に描かれていて、いちいちシーンを回想しては、あああ、あいつの名前なんだっけ、、、あ、ティボルト?とか色々気になった。そして改めて、というか初めて、バズラーマンって天才って思った。この作品を台詞はそのままで、現代に置き換えて演出するなんて、しかもそれが大成功してるなんて、発想と技術が天才的過ぎる。あと、ナオが前に考えた、相撲部屋版ロミジュリも、結構いけるな、と思ってしまいました。あー面白かった!

やっぱり理解の深い作品を、改めて観る、というのは良いね。シェークスピアはとりあえず日本語で読破しよう!と、2年くらい前から思ってるけど、今年こそ、実行したい。そういえば、隣に座った素敵な雰囲気のおばさまが、今年の目標は、なるべく沢山舞台を観る事なのよ、何かお勧めはある?とかピンポイントな話題を振ってこられたので、ここぞとばかりにロードオブザリングスをお勧めしてみた。そしたら何故か最後には、じゃあ来月はウィキッドを観るわ、となってまとまった。……何故だ!!?


次の課題のスクリプトを読んだ。近未来のイギリスが舞台の混沌とした世界。オークションで土地を買った人たちの、互いの土地をめぐっての戦争の話で、正直、好きか嫌いで言ったら嫌い系の話だった。第一印象は少しチルドレンオブメンに似てるかな、とも思ったんだけど(汚染されて閉鎖された世界が)もっとデレクジャーマン風な、ポルノチックな、ダークで意味が理解出来ないアート系。多分。頑固な思いこみではないと思うんだけど、どうかな。でも、デザインで重視されるのは、スクリプトを読む限り、廃れた、ダークなロックンロールっぽいので、面白そう。今のところ、興味のあるキャラクターは、いつも台詞の最後にHAHAHA!とついてる敵側のおじさんとその娘。デザインしたいなーしたいなー!今までの、デザインの授業で読んだどのスクリプトよりも読みやすくて、本当にそこは良かった。まだ一度さらっと読んだだけなので、あと何度か読んでもっと理解を深くしないとな。



≫2008年03月26日(水)≫

ホリデイになって、ひたすら沢山映画DVDを見てます。洋画邦画アニメ、ジャンルで言うならホラーとアクションと臓器移植物以外なら、割と何でも(今回はサスペンスが多め)で、主に、衣装と監督の仕事(カメラワークや色づかいや構図など)に集中して、だから時々ストーリーすら疎かになることもあるけど、まあ趣味と勉強を兼ねた感じで見てます。

それで、さっきお母さんと話していて、そろそろナオの決定事項として、好きな映画監督は、黒澤明(赤ひげ、七人の侍、生きる、椿三十郎、まあだだよ、等々)とピーターウィアー(マスターアンドコマンダー、トゥルーマンショー、目撃者、等々)の2人に決まりました。因みにお母さんはピーターウィアーとマイケルマンらしい。明らかに、ナオがピーターウィアー好きになったのはこの影響だな。

今までも、家族や親戚の影響で映画は山のように見てきたけど、この年になって、初めて、映画、をきちんと映画として見れるようになった。だから、多分昔見た作品も、今見るときっと印象が変わるんじゃないかな。映画はやっぱり監督の物なのだな、と自分で理解して見ると、ナオにとって、黒沢と、ピーターウィアーの作品は特別。彼らの映画の作品に見れる個性が、大好きなんだな。完全に、好み、の話だけど。

お母さんがピーターウィアーの作品は殆どDVDを持ってるらしいので(さすが、としか言いようがない)早速送ってもらう事に。有り難う!有り難う!!

あと、好きな映画監督で3人目を選ぶなら、確実に、クラークジョンソン(スワット、センチネル)だよね!これはもう、好きというか、監督が少しでも役者として画面に出てるだけで興奮絶頂になる。絶対巻き戻して何度か見ちゃう。この間センチネル見たけど、最高に素敵でした☆

あとあと、ついでに、ナオは結構自分の好きなものリストを考えるのが好きなので、最近考えたものをいくつかメモ。

好きなドラマベスト3
1ホミサイド 2池袋ウエストゲイトパーク 3八丁堀の七人
好きなマンガベスト3
1ワンピース 2ルーキーズ 3バナナフィッシュ
好きな映画ベスト3
1マスターアンドコマンダー 1赤ひげ 3華麗なる激情
好きな舞台ベスト3
1キャッツ 2レント 3無理、選べない
好きな芸術家ベスト3
1ミケランジェロ 2ルソー 3ジョンダンカン
好きなペインティングベスト3
1ルソーのジャングルにいるトラの絵 2ターナーの海の絵 3ゴッホの花咲くアーモンドの木の絵 4クールベさんこんにちは!
好きな柄ベスト1
1牛柄!
好きな動物ベスト5
1猫 2馬 3白鳥 4牛 5駱駝(羊でも可。もっと言えば、サボテンでも可)
好きな映画俳優ベスト3
1ロバートダウニーJr 2ラッセルクロウ 3ハンクアザリア(顔)
好きな舞台俳優 ワンアンドオンリー!ジョー君!
行きたい国ベスト4
1ドイツ 1日本 3ニューヨーク 4台湾
生理的に駄目な物
1アルゼンチンクソババア 2クワイガンジン(リーアムニーソン)3椎茸

はあ、本当、結構かなりどうでもいいナオの個人情報でした。個人情報という点で、もう一つ付け加えるなら、ナオの手の爪々は今牛柄です。頑張りました!顔と髪型(良い感じに伸びてパーマもとれかけてる)は、第二次アレキサンダーブーム到来で、古代ギリシア風になってます。つまり、濃い、という事で。さて学校行ってきます!チャオ!



≫2008年03月24日(月)≫



買い物のついでにふらりとテートギャラリーに寄り道して、久しぶりにガツン!とくる作品に会った。Tacita Deanの、 The Roaring Forties: Seven Boards in Seven Days という、一辺が2メートル以上ありそうな大きな四角い黒板に、白のチョークで描かれた、7枚からなるドローイング。

映画のストーリーボードを模してあるのか、絵の中には、ラフな字でカメラの動きの指示や、シーンの説明、様子等が書かれてる。そして、そのストーリーはどうやら、まるでマスターアンドコマンダーにそっくりな、海洋ロマンの様で、例えば上の絵は、連作の中の4番目で、船乗りが嵐に耐えて船に捕まっているシーン。その前には海とその上を飛ぶ鳥の絵、そしてその後にはまるでサプライズ号そっくりな帆船の絵(大迫力!)。最後の絵は、船乗りが小舟に乗って陸を目指すシーンで、ハッピーエンディング、と書いてあった。

部屋の壁3面を使って堂々飾られているこの大きな大きな7枚の絵に圧倒されて、思わず壁にもたれてしまった。椅子もソファーもない部屋だから、座って鑑賞することはできないけど、それでも随分長い時間魅入ってしまった。だって、ついこの間も、ナオはお母さんにマスターアンドコマンダーを映画館の大画面で見たいのになあ!とぐちぐち聞いて貰ったばっかりだし、帆船も、クリューも、海も、大好きなんです。しかもそれが、ただの絵画、ではなくて、ストーリーボードの手法で描かれた、ストーリーを伝える目的の連作(しかも巨大!)なんて…!!考えられた構図と、黒に白、という色の使い方と、シンプルな線と、このテーマ。本当に素晴らしかった。感動してしまった。これはまた絶対何度か見に行きたい。7枚並べて部屋に飾りたいよー是非ポストカードか何か、作ってくれないかな。

ちなみに、この作品は97年のものらしいから、実際マスターアンドコマンダーとの関係は全く無い。コンテンポラリーアートに分類されるみたいで、ナオが初めて惹かれた記念すべき現代アート作品!ちょっとコンテンポラリーに対する見る目が変わった!かも…・・・?



≫2008年03月23日(日)≫

昨日は友達とがっつり中華食べて、久しぶりに胃の限界を感じた!天気は良かったのに酷く寒かったからお茶した後はうちで長々話してて、楽しかったー!ナオの絵にとっても興味をもってくれたみたいで、過去のスケッチブックとか赤っ恥さらしで調子にのっちゃいました。反省!途中でフラットメイトも帰ってきて、マリーさんにイースターチョコを沢山貰っちゃった!なんていい人!ナオのいい人メーターが振り切れるくらい優しいー!もう既に大好きで困る!頂いたチョコの一つ、イースターエッグの中にはスペイシーゴーグル付きピンクのたれ耳うさぎ君が入ってました。ガガラビットと命名!可愛いよ!あ、ピカデリーでは久しぶりの友達に偶然会ったりもして、なんとも気分の良い一日だった!パイナップルソーダも飲んじゃった!

夜中にドロヘドロ読んでみた。最初はうわーと思って無理無理と思ってたのに、いつのまにかあの世界観に魅了されてしまったー凄い!というか凄い!これはじわじわ来る!

今日は日曜日イースターなので静かに大人しくしてます。さっき聖書を読む人が尋ねてきて、ジーザスとは何者?みたいな話をしたそうだったけど、エイゴワカリマセンと目で訴えて帰って頂いた。さすがイースターだな!と思った。あと、冷蔵庫にひよこと目玉焼きのイースターブラックジョークなメモが貼ってあったんだけど、卵大事にしよう的メッセイジなのかな?いまいち謎。つーか貼ったの誰…?

ああ部屋が綺麗で居心地が最高!!クロワッサンのハムサンドが食べたい!



≫2008年03月21日(金)≫



朝起きて久しぶりに良い天気だったから、午前中に昨日に引き続いて部屋の掃除と模様替えと衣替えとを済ませて、午後から学校行って作業、のはずだったのに、学校閉まってた。調べてから行くんだったよーもう!折角だし、その後少しセントラルふらふらしてたら急に雨が降り出して、雨宿りに入ったお店で靴を一足買っちゃった。サイズもぴったりで、一目惚れでした。クラシックでメンズっぽいデザインが気に入った!この靴こそは丁寧に履こうと思う。お店から出たらまた晴れてて、上の写真も綺麗に撮れたのに、家に戻ってしばらくしたら今度は雷を伴う大雨でびっくり。早く安定した春が来ないかなー。

さっき早めの夕飯を食べながらデンツのデジャブを見てたけど、途中で意味がさっぱりで、話に着いていけなくて、リタイア。最近こういうの多い気がする…理解力低下の危機かも。



≫2008年03月20日(木)≫

新しいフラットメイト、フランス人のマリーさんに決まりました!そして今日早々にお引っ越ししてきて、今後がとっても楽しみ!最初の印象としては、優しくて明るくてお姉さん気質で凄く良い人そう。インターアクティブな感じで、外の使われてない花壇にハーブやお花を植える計画や、夏には玄関の外にテーブル置いて日差しの下でアフタヌーンティーする計画を喜々と話してくれて、ちょっとナオまでわくわくしてる。いいな!楽しそう!

それで、隣の部屋で引っ越しの片づけしているのに思いっきり感化されて、ナオも部屋を整理整頓し始めたら、収拾つかなくなって途方にくれてこうやって日記を書いて現実逃避のしだいであります。窓際だけはさっき終わって、洋裁の本と猫の写真集とミケとルソーの画集ととっておきの舞台のプログラムとジャイアントのスクリプトを並べて大満足。その周りにジジと家族の写真や猫の置物やアクセサリーを飾って、統一感はあんまりないけどナオの好きなものばっかりで良い気分!明日晴れたらどこかでお花でも摘んで一緒に飾りたいな!もうずっと長いことロンドン晴れないのでいい加減うんざりしているよ。

あ、ダンスウィズウルブスと目撃者、見たよ。風になびく髪、素敵すぎるだろーあれは!映画自体は、自然とブレイクダウンされた衣装にばっかり目がいっちゃって、勉強になったけど物語とかよく理解しないまま。ま、いっか!目撃者も、衣装勉強になった。汗の染みとか服の汚れのつけ方って、決まりがあるのかな。習った通りだったよ。というか、これ、監督ピーターウィアーじゃん!重厚!なんて重厚な画面!彼の描きたいものって、文化、なのかなーと思った。サスペンス映画のはずなのに、丁寧に丁寧に文化を描いていて、見ていて気持ち良かった。トゥルーマンショウとか、見直してみようかな。マスターアンドコマンダーが最高なのは当然だけど!



≫2008年03月19日(水)≫

アフリカン・マジックフルート観てきた!

今年のローレンスオリヴィエ賞のリバイバル作品賞受賞作品で、一般の評価もかなり高かったから、気になって観に行きました。なんというか、一風!ステージとオーディエンスの間に見えない距離があって、テンションの差みたいのが面白いくらいだった。アフリカンアレンジと言っても、歌はそのままオペラで、オーケストラに代わって木琴やラッパやアフリカの打楽器が使われていてサウンド的には凄く良かった。ただ、今回はっきりしたのが、どんな趣向を凝らした演出や美術やアレンジをもってしても、モーツァルトの魔笛は絶対に面白くなり得ない。もともとがつまんなすぎるんじゃないかな?去年魔笛の映画を見た時も思ったけど、ストーリーはめちゃめちゃだし、楽曲も殆ど似たような、いわゆる典型的モーツァルトばかりだし、キャッチーなメロディーも、パパパパゲーノと夜の女王のアリアくらいだし。そのつまらない原作をよくここまで盛り上げたな、とは思った。黒人特有の深みのある声と、踊るような動きは素晴らしかったし、歌もみんな驚くほど上手いし、劇場が、普通のオペラではありえない狭い劇場だから、マイクなしの生の声が凄い迫力で響き渡るのは、肌で感じた。感動だった!これ、このアレンジで他のもっと面白いオペラだったらもっともっと良かったのにな。丁度今ロイヤルオペラでカルメンやってるんだけど、カルメンとかで観てみたいなー!

でも、毎回舞台を観るたびに思うことだけど、本当、ロンドンの舞台芸術の懐の広さには驚くばかりだよ。そこに何より感激するな!次の観劇予定は、今月末にスペイン版のピーターパンです。ずっと観てみたかった演目だし、珍しく、ピーターパンを男が演じるらしいので楽しみ!ああっていうかレントリミックスが観たいーーー!!!今日の劇場はレントをやってたのと同じで、寂しくて仕方なかったよーインターバル中とか、2幕目はオーバーザムーンやラビボエームやらないかなあ、と考えてしまったよ。



≫2008年03月17日(月)≫

1ポンド196円!目が離せない!!



≫2008年03月16日(日)≫

12時間くらい余裕で睡眠して、起きて両親と少し話してご飯炊いて食べて空腹の満たされたところでまた眠くなって、物音に目が覚めたらマリアナさんがお引っ越し。それとほぼ同時にフラットを見に来た人が来て、大家さんと少し話して、寝ぼけた頭で理解したのが、また後で来ます、ということ。??何しに来るんだろう?と思ってふらふら家事でもしてたら、本日2人目のフラットを見に来た人が来た。大家さんとの待ち合わせよりかなり前に着いちゃったみたいで、一応中に入れて部屋に案内した。フランス人のヘアドレッサーのお姉さんで、ナオがコスチュームの学生だと知った途端にテンションが目に見えて急上昇して(なんだかこっちが申し訳なくなるくらい喜んでくれた)、それから大量のファッションやパフォーミングアートのヘアスタイルとメイクアップの写真を見せて説明を始めた。フランスではミュージカルのヘアもやったことあるんだって。とっても話しやすい素敵な人で、彼女もこのフラットをかなり気に入っていたし、新しいフラットメイトになるのかな?どうだろう。ともあれ、大家さんがどうか一緒に住みやすい人を選んでくれますように!あんまり心配はしてないんだけどね。大家さんもその坊やもいい人だし、話をちゃんと聞いてくれるし。ケイトというもう一人のフラットメイト、強い味方がいるし!途中で大家さんも戻ってきて、細々な説明をいくつかして、帰っていきました。嵐のようだったな。そうだ、夕飯にはクリーミーパスタを作る事に決めた!なんだか、ゆったりとした、だけど騒がしい一日だった。不思議と良い気分!明日は学校に行って色々用事を済ませた後に自分用に作るワンピースの布を買いに行こう。春らしい、グレーと淡いピンクと黄緑みたいな組み合わせが良い。丁度今の日記の背景みたいな!


そうだ、休み明け、サマーターム最初の課題が、またフィルムプロジェクトらしいんだけど、参考にするディレクターが今度はデレクジャーマンで、個人的には全く興味もないし好きでもない監督だけど、彼の作品のDVDを一本持ってるんだ実は。画家カラヴァッジオの半生を描いた映画で、作品自体は良く意味の分からない感じだったけど、カラヴァッジオは割と好きだし、作品に出てきた耳の聞こえない男の子がキュートだったのが印象的。今まで学校で取り扱われたフィルムは全てナオの許容範囲外の物だったから、今回はちょっと嬉しかったかも。しかも2週間プロジェクトだからきっと衣装デザインだけで、作りはしないだろうし。思いっきりデザインしてしまいたい!


あと、今年は冬に日本に一時帰国する予定なんだけど、今から楽しみがいくつかあって、一番は甥っ子ちゃんに会うことなんだけど(丁度一歳のお誕生日だからプレゼント大量にひっさげて!)、丁度その時期に上演される日本版レントも絶対観に行くんだ!この間お母さんとその話でかなり盛り上がってしまった。ナオの中では完全にレントという作品は既に吸収されて完結されてるんだけど、オマケみたいな感じで楽しみたいな。キャストを見ると、どうやらかなりリミックス版を彷彿させる面々だし!それにしても日本の舞台はチケットの高さがやばいね!

オフィシャルウェブサイト/ エンジェル可愛い!
http://www.tohostage.com/rent/index.html



≫2008年03月15日(土)≫

ロードオブザリングスが7月にクローズなのも凄く残念だし、プレイスメントもどうなるのか気になるし、でも、今一番気になるのが、(リトルショップオブホラーズの)デンティストが(キャバレイの)エムシーだって!!!うっわ!何それ!キャバレーのエムシーってあの変なアランカミングみたいな(偏見)役でしょ!?うっわーそっち系行くんだーあの歯医者!これは、やっとナオにもR指定キャバレイ観るチャンス到来ですね。4月が楽しみ!



≫2008年03月14日(金)≫


アセスメント、思ってたより大丈夫でした。凄い開放感と学期の終わりにいつも感じる一抹の寂しさ。今回はフィルムプロジェクトということで、舞台一筋のナオはどうも最後まで全力を出し切れないで、心残りもあるけど、正直、どこかででも仕方ないし、とも思ってる。だから堂々の自信作、ではなかったけれど、それでも想像よりもかなり凄く見栄えがして、嬉しかった。色々疑問な点もあるけど、ま、フィルムだし!今回も写真撮影と映像撮影があって、本当、レンズ越しに見る衣装ったら、自画自賛だけどとても素敵だった。それに、些細なことだけど、グループの一人の子がナオの衣装を気に入ってくれたみたいで、彼の作品と一緒に撮影しても良い?と頼まれて嬉しかったよ。いや、気に入ったのが衣装なのかモデルの子なのかは少し疑問だったけど、どっちにしろ!グループワークだったから、個人で作るのとはまた違った良いところも難しいところもあって、だけどみんなには心からお礼が言いたいよ。というか言ったよ。あと、モデルの子も、本当に協力的で優しくて、有り難う!彼の笑顔にかなり助けられたさ!ともあれ、終わったー!ホーリーデーイ!!!とりあえず、寝る!!!

写真は、デザイン画と衣装です。先生も褒めてくれたけど、本当にデザイン画に忠実にできて、そこは満足!デザイン画と全く同じに作るのと、デザイン画をディベロップしながら作るのと、どっちが大切なのか未だ疑問を感じているけど、ナオは自然とデザインする時点で作る事を考えてるから、途中で変えるなんてできないなー。



ひいいいい!!1ドル99円!!!!何?世界で何が起こっているの?何で?つーかポンドも200円だし!!!うわーうわーどうしよう。これ、どうすればいいの?興奮する!!

今見たらポンド199円です…!ワーーーオ、驚きすぎて言葉もない!




≫2008年03月13日(木)≫

つーいーにー!!1ドル100円ーーーー!!!!うわーなんかもう満足。こんな数値を見れて満足。明日のアセスメントはきっとかなり辛い結果になるだろうけど、ドルの御陰でなんとか落ち込まずにすみそうだよ。もうね、ワークルームに8時過ぎまで残って作業してたけど、やればやるほど、ブレイクダウンするほど手の施しようのない悲惨な状態になって、最終的に放棄。もう、無理。衣装なんて、綺麗に綺麗に作ることを今まで心がけてきたんだもの、汚すなんて無理。これから練習して上手くこなせるようになれば良い。一回でできるわけがないし。しかも、反省点を挙げれば、まず布選びの時点で失敗してる。そしてそれを染めた色も失敗。どんなにそれから丁寧に衣装作ったって素が駄目ならどうしようもなかった。そこに気づくのが遅すぎたんだよ。大丈夫、開き直りは得意なんだ!ああ早く明後日にならないかな!



≫2008年03月12日(水)≫

明後日のプレゼンに向けて、衣装もほぼ完成!明日一日かけてそれらをくずします。ブレイクダウンだよ。びりびりにしてしまうよ。染みだらけにしてしまうよ。覚悟!

それで来週からは晴れてホリデイです。ホリデイ一番にアフリカンマジックフルートを観る予定。モーツァルトの魔笛がアフリカンアレンジでオールブラックキャストでゴスペルな感じになっちゃってるらしい。魔笛は去年映画で見て、音楽が殆ど同じティピカルモーツァルト節に聞こえて途中から正直ちょっと辛かったんだけど、ゴスペルアレンジは気になる!音楽もオケじゃなくてアフリカの楽器メインらしいし、色々なレビューでも大絶賛。今年のローレンスオリビエ賞受賞作品です。すっげ!レントリミックスがやってた劇場で今上演中です。あんな小さいところでオペラ…大迫力だろうな!でもってナオはきっと少し感傷的になってしまうだろうな!思い出がありすぎるあの劇場。ロンドン思い出の劇場その3だよ。ちなみにその1はニューロンドンシアター(キャッツとジョセフ)その2はドミニオンシアター(ロックユー)ですね、言わずもがなでした。



≫2008年03月09日(日)≫

 シャツがほぼ完成!今はこれ真っ白で凄く綺麗でナオも絶対お洒落に着たいって思えるのに、これがコスチュームとして最終的に完成するには今度はわざと、これを汚さないといけないんだよ。汗や土埃の染みをつけたり穴をあけたり。ああ嫌だー折角綺麗に綺麗に作ったのにーでもそれこそがコスチュームのコスチュームであるところでもあるわけで、ファッションじゃないんだから!キャラクターを表現する道具なんだから!心を鬼にして、汚します。アセスメントまで時間がもうあまり無いのにまだジャケットもズボンも未完成だから相当焦ってるよ。あと4日、死にものぐるいでやるしかない…!ああおでんが食べたい!!












≫2008年03月08日(土)≫

昨日今日と、ウィークデイの疲れが凄く残ってて、全く何かをする気力も体力もなくて家で惰眠むさぼってた。衣装やらなきゃという強迫観念にかられつつ。春眠暁を覚えなさすぎ。その反動でか、夜10時近くにお昼寝?から目が覚めて、またぼちぼち刺繍はじめました。そしたら昨日は針や糸を見るのも嫌だったのに、楽しくて割とすらすら進んでます。明日はミシン!

そんなで、昨日は動画サイトで日本のドラマ見てたよ。SPというやつ。かなり久しぶりに日本のドラマを見たけど、なんか良いなーゆるくて面白くて。でも途中から話に全くついていけなくなって少し悔しいというか、ショック。話進むのが早いし、登場人物覚えきれなくて、誰が誰だかさっぱりだ。最終話も???と頭中でハテナ飛ばしてしまった。滑稽!なにあれどうやって解釈すればいいのかな?何を信じて良いのかさっぱりだよ。凄い置いてきぼりをくらったのでスッキリしない気持ちをこれまた久しぶりにフライダディーフライを見て落ち着けました。ああ何度見ても好きだ!ドラマと映画で主演2人が同じ役者さんで、本当、オブビアスな流れだったね。作品の雰囲気は全然違うけど!和んだ!

誰か(というかむ、)SP見てナオに内容説明してくれないかなー?



≫2008年03月04日(火)≫

ウーウーウーウーウーウーウーウー〜〜〜♪やっばいご機嫌!ご機嫌!どうしよう、何も考えずにただひたすら、こんなにご機嫌ー!ジャージーボーイズ観てきたよ!あーー楽しかったーもう死語だろうが何だろうが関係ない、使うよ、ノリノリ!!!すっげーーーノリノリ!!!舞台観てる間中体中で踊りたくて仕方ないくらい。ナオはフォーシーズンズというグループについては何も知らないし、産まれた時代も違うと思うけど、使われてる曲は殆どどこかで聴いたことある曲だし、知らない曲でもすぐに馴染む耳に優しい曲ばっかりで、本当に楽しかった!

ストーリーはそのまんま、フランキーヴァイリとフォーシーズンズの伝記で、音楽も順番にそのまま使われてるだろうから、そういう点でちょっと簡易な気はしたけど(だって例えばロックユーはクイーンの曲で新しいファンタジーな物語を作ってるし、例えばタブーはボーイジョージの自伝的ストーリーだけど音楽は殆ど書き下ろしだから)観てる間ずっと楽しかったんだから後からごちゃごちゃ言うのは野暮かな。ま、いいや!とにかく楽しかったんだよ!もう!

今夜はスペシャルナイトだったらしく、カメラが3台入ってのショーで、エクスキューズのスピーチや長い長いカーテンコール等もあって変な盛り上がりしてた。まだプレビューで、オフシーズンの平日なのにほぼ満席だったかな。かなりアメリカンな雰囲気の舞台だけどこれはロンドンでもヒットだろうなーフォーシーズンズっていうバンドがワールドワイドすぎるんだよね、きっと。曲の終わりでオベーションが入るのはわかるけど、曲のイントロで歓声が起きたのには驚いたよ。観客がみんな、音楽を知ってる、しかも大好きってことでしょう?

ではつらつらと細かい感想。まず何よりスコット!いやはやナオは驚いたよ、彼のタレントに。凄いー歌えるんだー驚いた驚いた!今回は、主役フランキーの若い頃の役で、踊りなんて全然ない。歌と演技。素晴らしかった!失礼だけど、あれ本当にスコット?と疑うくらい。ナオ個人的には踊るスコットが大好きだからちょっと物足りなさはあるけど、天は二物を与えたな、と思っちゃった。なんとなく癪だけど(本当に失礼)。あんな声が出るなんてなーあいつ何者だ。ついこの間までロックユーのアンサンブルで半ズボンなんて履いちゃってたのに!その前はジョセフで色々恥ずかしい格好してたのに!素晴らしいな!でも出番が1幕だけだから寂しかったよ。フランキーはずっとスコットでも良いと思うな。変わる必要なさすぎる。しかも変わるタイミングが、丁度ナオの1番楽しみにしてたシャーリーからで、がっくし!スコットの歌うシャーリー聴きたかった!

次に驚いたのが、walk like a man ってフォーシーズンズの曲だったんだ!知らなかったよーこの曲、ナオの大大大好きな映画、ロバートダウニーJr主演のハートアンドソウルズで最高に素敵に使われてる曲で、今日まさか聴けるなんて思ってなくて、嬉しすぎた!ニッコニコしちゃった!なんて可愛い!これもスコットで聴きたかったなースコットの高音は神すぎるよ。かなり意外だけど…!

あと、グレンカーター!!彼の貫禄にびびびった!ナオは彼のジーザスをB'wayで観たことが実はあって、その時はトニーヴィンセントがジュダスだったっていうのもあるけど、グレンカーターはあまり良い印象ではなかったんだよね。ゲッセマネとか、あーこんなもんか、とか偉そうに思っちゃってごめんなさい。今日は凄く凄く凄く良かった!!元々のモデルになってる人をナオは知らないから、役柄が合ってるかどうかは全くわからないけど、グレンカーターが出てるだけで舞台が締まる、とまで言っちゃって良いんじゃないかな。スターオーラ出てたよ。素敵だった!顔とふてぶてしい態度が唐沢寿○にそっくりだと思ってしまった。余談だけど。

あとあと、ジェー君!イタリアギャングの下っ端でキュートだった!

幕間や、終演後にそこら中でウーウーウーウー♪って聞こえてきて、観客も可愛すぎる!何故かみんな真似するのは揃ってウォークライクアマンなのが可笑しかった。おじさんも若者も女の子もみんな可愛い可愛い!ナオもきっと一人じゃなかったら確実に歌ってたな。というか一人でも歌ってたや!いやあ、久しぶりにここまでご機嫌な舞台を観た!後半シリアスに話は展開しているはずなのに、音楽があれだから、どうしてもご機嫌な方向なんだよね。良い!大満足!!



≫2008年03月03日(月)≫

朝から円とポンドで盛り上がりすぎてます。だって£1=¥203まで!円高!ドルなんて、¥102までなったんだよ今日!目が離せなかったよ。こんな数値初めて見た。£20(チケットの値段)が¥4100未満だったんだよ。踊りたいくらいだ!日本円がんばれーー!

上着の制作に入った!この間染めた布で作ってるんだけど、色が真っ黄色だから、目がパチパチしちゃって大変。その上黄色い糸で刺繍を入れると二重苦になりそうなので、刺繍は茶色でやろっと決めました。どうなることやら。

明日学校に色々提出に行った後でジャージーボーイズ観てきます。多分。もしかしたら。プレビュー中は少し安いしね。スコットがシャーリー歌うかも疑惑でいてもたってもいられません。スコットが歌うって凄い!あんな根っからのダンサーみたいな人なのに、歌のミュージカルもこなせちゃうなんて。名前もグレンカーターの次だよ、凄いよー大きく出たなー嬉い!スコットがシャーリー歌うならもしオリジナルロンドンキャストのCD出たら買ってしまいそう。ジョー君とウェブ君の次くらいに好きなダンサー!

ジャージーボーイズのプレビューのレビューをいくつか読んだけど、なにこれ、大絶賛の嵐!久しぶりに見る絶賛レビューだよ。特にグレンカーターが良いらしい。わー楽しみ!チケット取れるかなあ。



≫2008年03月01日(土)≫

うかうかしている内にもう3月!あれ!余裕綽々だったはずの課題がいつの間にか追いつめられてる?ウサギとカメの法則?そういうわけで、今日はお昼にむむむとノッティングヒルで巨大ジャーマンホットドックを食べて、今期のファッションを模索するためふらふらショッピン。ナオは今までも結構自分のテーマを決めて毎ターム服とか選んでいて、例えば「廃れたバレリーナ風」とか「ホビット風」とかそういう感じで、かなり忠実ではないけど、気持ちはあった。そしてこの春はどうしようかなーというのを考えて、最初は「スペイシー」を目指すつもりで服とか見てたら、これがかなりあれで、普通に着こなすのは無理!と判断。だから結局春に浮かれまくった花の妖精系メルヘンでドイツのメルヘン街道歩くことにしました。目指すはジャーマニー!イエイ!凄い凄い可愛いお花のタイツ(セントジェームスパークっぽい)と鳥のピアス(2号と3号)を買ってしまった!ホリデーになったら絶対自分で最高キュートな布でAラインのスモッキングワンピース作るんだ!完璧!

で。お洒落ショッピンが済んだら一回学校行って少し作業をして、やるべき事をやって、むむむとまた合流して夜は家で映画鑑賞会!お母さん直伝のグラタンを作って(グラタンというよりはマカロニとチーズとソースだったけど。初めての割にはかなり美味しかった!)一人では絶対に見れない映画チョイスでエドワードノートンの真実の行方を見たよ。前にも見たはずなのにビビリーですいません。本気で怖かった。こんなんじゃ、セブンは絶対に無理です。いくらケビンスペイシーでも無理。想像しただけでも怖い。でも友達とサスペンス映画鑑賞はかなり面白いね!楽しかった!あー良い土曜日!笑いが絶えないね。あと気になってた諺は、過ぎたるは及ばざるがごとし(Too much is as bad as too little)でした!意味間違えないようにね!



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