2009年05月29日(金) もみ消せる事故ともみ消せない事故

正直な話、事故は三日にいっぺんくらい起きてます。
電柱にこすったり、植え込みにこすったり。
ひどいのになると、相手がいるんですが、損傷もひどくないので、相手の車の修理費だけ実費で乗務員が負担して直しちゃって、事故そのものとしては処理をしない方法。

うちの会社って、タクシー会社の中では異例で、どんなに大きな事故……極端な話、死亡事故でも……でも、最大3万円減給、ですんでしまうんです。
新免の会社とかって、給料の歩合はいいけれど、そのぶん、事故とかやると修理費とか相手の補償とか、自分の保険を使ってやったりしなければならず、結果自分の懐が偉い痛む。
なので、嫌がる人も多いわけ。

今日、某営業所で重大事故が起きました。
朝十時ごろ、自転車で二歳の子供と二人乗りをしている母親をはねたんだとか。
状況はまだよくわかりませんが、交差点を横断しているところをはねたみたい。
ただ、どうも信号無視なのかも知れず、どちらが法規違反をしているかはわからない。
母親は頭を強く打ち、意識不明の重体。
子供は奇跡的に軽症らしい。
ママさんの話だと、やっぱり自転車に子供を乗せるときはヘルメットだよね、とのこと。そういえば、子供を自転車に乗せるときはヘルメット必須だったっけね。
フロントガラスが割れているというので、たぶん母親が顔面を激しく打っているはず。肺挫傷だから、胸を打ってるのかな。
フロントガラスが割れるくらいだからよほどの勢いなんだろうね。
当該乗務員、つい先だっても事故をしたばっかり。
扉をがりがりこすっていったらしい。
基本運転ど下手なんだろうねえ。
二種持っていてなんで? と思う人もいるかもしれないけど、二種を持っているからといってうまいとは限らない。
教習所でも今は二種が取れる。
つまりは、技術が伴わなくとも、最低限の講習をこなせば、受かってしまうんだね。教習所の講習と現実の路上が違うのは皆さんご存知のとおり。
だから、教習所で二種を取った人間は、一発試験でとってきた人間に免許を金で買ってきたといわれるわけです。
実際、一発でとった人より、概して運転がおぼつかない。
医者の免許もそうですが、人の命にかかわる資格は、所定の講習を終了しただけで与えちゃだめだと思う。

このまま母親が亡くなれば、損害賠償とか慰謝料とかすごいことになるでしょう。
また、親の立場からすれば、今後の子供のこととかを想像するに、とてつもない大変さがあることを推測するのは容易。
事故担やって、間もないけど、ほかの営業所とはいえ、死亡事故の被害者宅にお通夜には行きたくないもんだな。

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さて、今回おいらがもみ消したのは、うちの営業所の黒塗りの車にぶつけたタクシーとの事故。
ぶつけた、といっても、相手が客を降ろすために開いた扉がうちの車に当たった、という事故。
そういう事故だから、ボディへの損傷はない。
相手の車の塗料がついただけ。
なので、乗務員さんは警察を呼んで処理してくれたけれども、取り立てて事故扱いして処理をする必要はないと判断。
だが、相手の乗務員の態度が非常に悪かったため、事故扱いしないことを相手に伝えるのをもったいぶることにしました。
そんなことで事故件数を増やすのはばかばかしい。かといって無罪放免というのもむかつく。
そういうしがらみの中での対応になります。
いや、結局ね、当てられた第二原因事故であっても、事故件数が増えれば、営業所としての成績が下がる。
もみ消すべき事故はもみ消しちゃえ(ほんとうはだめ)、というのがうちの会社の事故担当の考え方。

怖いのは、相手のタクシーの乗務員の扉の開け方。
お客につり銭渡すためにつり銭箱をごそごそやりながら、周囲を確認せずに開けてる。
つまりは、後ろからバイクが来てようが、自転車が来てようが、ばーん、とあけちゃうということ。
それ、やばいでしょ。
大事故の元だよ、それは。
開いた扉にバイクやら自転車やらがはいってくるのは、たいてい9:1の事故になる。
扉を開けたほうが悪い、となってしまうのね。
まあ、その細いところをすり抜けようとする自転車やバイクにも当然過失はあるんだけどね。

相手の事故担当は、さも申し訳なさそうなことを言っているけれど、まあ、伝わってないだろうな。
当直の人間の態度も憤懣やるかたないものだった、と乗務員さんは憤っておりました。
結局、今のおいらたちの親の世代はだめだめ野郎がおおいということでしょうか(すげえ結論)
けど、最近痛切に思うよ。
おいらたちの世代がだめなのは、親の世代がだめだからだ、と。
負の連鎖はまだまだ続きそうです。

明日は銀座の街頭指導。
夜中に銀座の町を徘徊して、営業違反をしているタクシーを注意します。
けど、そんなのは形骸。
明日は、それをさっさとやって夜遊び予定(笑)
誰か夜中一緒に飲んでくれる人募集(爆)



2009年05月19日(火) 休み中に営業所行くと

どうしても、事故の有無を確認してしまう。
そして、事故があったら初動だけでもしてしまおうと思ってしまう。
休みなのに。

今回は車線変更時の追突。
業者間未決処理のある会社なので、お互いの車を自損自弁でなおす、という方式の処理。
つまりは、タクシー会社同士ぶつけてもお互い様、ということで修理費の過失負担をしないで円滑にいきましょう、というものなのだが。

明日出勤して、また面倒くさい事故あったらやだなあ。



2009年05月12日(火) アスペル退職

アスペルが退職するらしいと聞いたのは、昨日の事故担当会議終了後、世田谷の事故担の元上司を送ったときのこと。
おいらがいなくなってから一ヶ月の間に、結構壮絶なバトルがあったらしい。

所長と事故担上司と募集担当上司の三人で、今後アスペルの処遇について話し合ったらしい。
今までは、変な話すべておいらのところに負担がきていたわけだが、そのおいらがいなくなったがゆえに、アスペルの負担が全員に満遍なく襲い掛かっているそうなのだ。

ちなみに、営業所での諸上司の立ち位置、過去の環境について、簡単に書いておくと。

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所長:かつて世田谷にいて、半年だけアスペルと仕事をしている。その後、ほかの営業所に移り、アスペルのできの悪さはうわさには伝え聞いているが、それほど深刻な問題だとは思っていなかった。おいらがアスペルのフォローをした結果、おいらが怒られた回数は数知れずだが、最近、アスペルが問題の張本人だと思ってき始めている。そこにきて、全体会議で社長の前でアスペルが爆睡したことで、所長は完全にアスペルを問題視、一挙手一投足を注視するようになってきた。

事故担上司:おいらより、アスペルと長い間仕事をしている。最初は飲みに誘ったりして、一生懸命アスペルを鍛えようとしていたが、三年たってもまったく変わらず、彼は自分なりの後輩育成方法に答えてくれないアスペルを裏切り者だと思い始めている(彼なりの後輩育成方法で、彼は何人ものホテルマンを育てている。育て方自体はおいらにはまねはできないが、間違っているものではないとはおもう)。

募集担当上司:かつては所長の師匠であった人。諸事情とって引責降格をしているが、その事務処理能力に対しての周囲からの信頼は厚く、おいらもよく質問させていただいております。また、事故担介しての所長昇格もあるんじゃないの?ただ、アスペルとは初顔合わせになるが、すでに、社会人として育てることには限界を感じている。

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事故担上司は、「アスペルは今すぐにでもやめさせて別の人間を補充するべきだ」と主張。
所長は「部長より、アスペルはよその営業所に移動させることは無理なので(物理的に通勤できないし、何より受け取る営業所がない)世田谷で何とかしてほしい」との要望を受けていると報告。(部長、無責任すぎだ!)
そこで、たまたま外回りをしていたアスペルが戻ってきたので、なんとなく、所長が話を振ったらしい。
「今後お前はどうしたいのか(事故担経験して上を目指すのか、あるいは別の方面でがんばっていくのか、というニュアンス)」
そこで、アスペルは例のごとく、不慮の質問で「あうあうあうあう」とどもっているので、事故担上司がブチきれてしまった。

「何で質問に答えられないんだ! そもそもお前はこの会社に入って何をがんばってきたんだ、言ってみろ!」

そこで、アスペルも「配車をがんばった」とか「今の庶務をがんばっています」とか言えばいいものを

「営業車のステッカー張りをがんばりました」

って……、何やねん。
いわばステッカー貼りってのは、タコチャート紙がえとか、最初何にもできない新人が、仕事を覚えながらほかの人の手伝いをするという意味でやる仕事。もちろん、それが貼ってあるのは重要なことなんだが、それだって自分で率先してやったことなどおいらの知っている限りでは一度もない。
三年間仕事してて、一番がんばったのがそれかい。しかも、そのがんばり方が、他の人に貼り替えを指示されてからってのはどんなやねん
もっと、重責の仕事を任されたこともあるんだから(結果周囲からの不満が噴出してはずされたが)そっちをよりがんばればいいのに、何でいまさらそれを。
事故担上司、さらにキレる。

「ふざけんじゃねぇ! はっきりいってやろうか。お前は入社して営業所にプラスになるようなことは何一つやってねぇんだよ! ステッカー貼ったにしたって張り間違いばかりで、何人の人間が修正したと思ってるんだ。お前なんかもういらん、やめちまえ」

そりゃきれます。
おいらだって同じ立場だったら、きれてると思う。
けど、おいらはもっと早くに見切りをつけ、やつにやらせた仕事をほうっておいたらあとで絶対問題になる、と思い、問題になるミスは事前につぶしていた。それゆえめちゃくちゃ体と心が痛んだんですが。

「わかりました。辞めます」

というアスペル。
ただ、その辞める時期についても、具体的には言わない。
険悪な雰囲気になってきたところで、所長はあわてて止める。

「辞めるにしたって、今すぐといっても、お前をすぐ雇ってくれる会社なんかありゃしないんだから、とりあえずGWは三連休あげるから、実家に戻って親兄弟と相談してきな。結論はその後でだせばいい。辞めるんなら、一段落して12月とかにしたらどうだ」

とりあえず、落としどころを探し、一度話をまとめに入った所長。
そのときはそれで済んだらしい。

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GWで三連休取得後、何事もなく出勤するアスペルを見て、事故担上司がたずねる
「残るのか、辞めるのか結論は出したのか?」
「出しました。退職します」
「で、それを所長に報告はしたのか?」
「してません」
「何でしないんだ」
「あうあうあう……」

で、きれる上司。
なんでこれだけ重要なことを誰にも報告せず、それでのうのうと仕事しようとしてるのか。結論を出したんなら、報告をするのが筋じゃないのか。
報告をすれば、それなりに所長も配置等々考える。

「退職します、だぁ? なら、退職届は持ってきたのか?」
「持ってきていません」
「家にあるのか?」
「まだ書いていません。12月に辞めるのであれば、そのとき言えばいいのかと思って……」

事故担上司、爆発。
半年以上前から辞めるとわかっている人間に、重要な仕事を預けるわけにはいかないだろう。どうせ辞めるからいいや、と適当やられてもこまるわけだから。営業所運営のためにも、それは所長は知る義務がある。
簡単に辞めるなんて口にするな。退職届も持ってこれないような根性しやがって。もし、十二月に辞めるなら、十二月までの仕事は一生懸命するから、と一筆書いてきたらどうだ。それくらいの覚悟もってできないなら、今すぐ辞めろ。お前は体を持ってきているだけで何一つ仕事していないんだから、今まで会社にもらった給料すべて返済してからやめろ!

アスペル顔を真っ赤にしながら絶句。
けれども日々通勤しているそうです。

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そんなことがあったそうです。
でも、辞めるのかねえ。
ないとおもうな。

アスペルの毒はじわじわと広がっています。
っつか、アスペルも不憫だわ。

事故担の上司は、「おれ、いってることひどすぎるか?」ときく。
けど、おいらはもっと前から営業所の作業ローテーションからはずせと強く主張してきた。
やつはマイナス1労働力なので、もう一人増やしてくれ、と部長にも直談判してきた。
ところが、まったく部長は動く気配がなかった。
そして、おいらがいなくなって、別の方向からだめだしでて、初めて一人人を加える算段をし始めたらしいが、その情報もどうも白紙化したらしい。

もう、関係ないからいいじゃないか、と思う人もいるかもしれないが、世田谷で回らない仕事が、練馬に移ったおいらのところに飛び火し始めてきてるんだよね。
結局アスペルののろいは解けず、か?

障害者認定されない障害者のいる職場は、本当に不憫だと思う。
そして、その自覚がない本人も、本当にかわいそうだと思う。
まだ、障害者を隠すことを是としていた時代、家から出られない子供も多くいただろう。
貧乏であれば、真っ先に間引きの対象になっただろうが、金があればやはり養えてしまうから、その結果表に出られない闇の時代が続く。

障害者を排除しろ、消せ、といっているのではない。
周囲がそれをきちっと把握した上で、本人もそれを把握した上で、適材適所に配置し、自分の力で生活をしていく、のが本来の成熟した社会じゃないか、とおいらは思うんだけどねえ。

部長や会社、そして国にも少し考えてもらいたいな、と強く思っています。



2009年05月10日(日) 幼稚園バスと接触

おとといは当直、昨日は明けでした。
おとといは、出勤して無事故である報告を受け、胸をなでおろしていると、午前九時過ぎにおじいさん乗務員が帰ってくる。
「ぶつけちゃった……ってか、ぶつけられちゃった」
えー。
車を見てみると、バンパー右部分がひびが入り、外れてます。
クリアランスレンズが破損してる。
右折失敗したのかな、と思って聞いてみると、相手がいる。
しかも、話を聞いてちょっとぞっとなった。
なんと、幼稚園バスと接触した、というのだ。
うぎゃー、なんてことを(−−;

状況としては、片側二車線の街道に合流する一時停止のT字路で、二段階停止後、左折を試みたが(分離帯があるため右折はできません)T字路が鋭角であったため、巻き込みを気にして膨らんでしまって、追い越し車線を走っていた幼稚園バスに接触した、というもの。
でも、真相は、T字路のところにある99ショップの前で荷卸をしていたトラックが死角になり、バスもタクシーの存在に気づかず、タクシーもバスの存在に気づかなかった、わけだ。
赤本(自賠責)によると、一時停止ありのT字路では、優先側の過失が15パーセントとなる。
つまり、85:15の事故になる。
ただ、修正要素として、当方は一時停止をしているので(しているかの証明はないが、スピードが足りないからこそ、あの程度の損傷で済んでます)相手側の過失の10プラス。75:25の事故となる。
ただ、鋭角で膨らんでしまっているという事実もあるので(相手の斜線まで入ったかどうかは、部品の飛び散り具合に関して言えばわからない。限りなく線上での接触であったと思われる)、当方は8:2を主張。
しかし、相手の運転手は保険屋に9:1を主張しろ、という話。
まあ、この辺はなんともいえないし、相手の保険屋には、過失が決まらないと、修理費を出すための写真見積もりが出ない話をしているので、どうなるか、という感じ。

おじいさんのタクシーに乗って、まず相手のところに謝罪。
おおよその話を聞き、赤本を見せて、8:2の事故であることを主張。
最初は、心情的に9:1であることも言っていたが、そこは折れるつもりはない。
とりあえず、修理をするため、事故扱いにならなければならず、タクシーでみんな便乗して警察署へ。そこで事故扱いにしてもらうが、バスも必要、ということで、乗務員さん同士一度幼稚園にバスを取りに行き、事故処理。

その後、営業所に戻り、事故報告書を書いてもらい、初動終了。

保険屋の担当も決まり、事故現場を見に行ったおいらが、状況を説明する。
保険屋は事故現場を確認し、後日折り返して過失をきめたいというので、それを了承。
話は終了。

月曜日以降は保険屋さんが電話をしてきて話をすることになるんだろうな。

しかし、人身事故にならなさそうなのは不幸中の幸いです。
ひとつの簡単な接触事故でも、相手がいれば終わるまでに一ヶ月近くかかるんで、大変といえば大変。
あーあ。



2009年05月05日(火) 意外と平和な日々

事故担当になって練馬営業所に移ってからというもの、最初はひやひやして職場に向かってました。
確かに、配属になってすぐ、乗務員もがんがん車ぶつけてきやがって、あっという間に十数件。
そのうちのほとんどは部品交換で対応できたので、もみ消しまくりですが、二件だけ、追突とおばあちゃんをはねた件だけは事故にしなければなりませんでした。
しかし、笑ったのが、相手がある事故でありながら、警察のほうで「運転手さん、修理代たいしたことないだろうから払ってあげて。ぶつけられたほうの運転手さんも、こんなところに路上駐車をしておくのは悪いんだから(実は駐停車禁止地区)修理代払って事故、終わりにしたら? まあ、われわれ警察は民事には介入できないから、解決方法は任せるけどさあ」といわれたこと。
国の機関が率先して事件の揉み消しを指導するとは。
まあ、そうは言わないだろうけどさ。

その結果、修理代25000円払って、示談。
なんて平和な事故解決。

GWがあけ次第、例のおばあちゃんをはねた件、実際に動き始めます。
さすがに、練馬駅ロータリーの車道をテクテク突っ切っていたおばあちゃんの過失を0にすることはできません。
それを認めちゃったら、世の中の暴走ちゃりんこすべて合法になってしまいます。
それだけは絶対譲れない。
ただ、それでも、こちらのほうが圧倒的に悪い。
事故映像は、おばあちゃんにこそ見せてないけど、車の接近に気づいて立ち止まったおばあちゃんに向かって突進してるわけだからねえ。感情的には過失0を歌いたい気持ちもわからなくもないからね。
ということで、こちらの過失は95パーセントで話を進めていきます。
とりあえず、足のひざ下の骨の手術は終わり、これからリハビリを始めるそうなので、その段になって、改めて乗務員さんを連れて謝罪にいきつつ、壊れたもの(靴とか)の弁償をすることになると思います。
中古なので、基本は購入価格の最大半額しか出ません。
そこにさらに、過失を5パーセントかけますから、相手に対する弁償額は47.5パーセントが最大ということになります。
一応、「乗務員さんのほうで弁償する額をある程度出すことも視野にいれておいて」という話もしているので、そこのところはあまりもめることはないでしょうな。

それ以外だと、こちらの車がジャパン●バレッジのドリンク配送用のトラックに追突する案件がありました。
これは、相手のトラックは非常に硬い部分にぶつかり、こちらは低速で衝突したため相手は損傷がほとんどなく、こちらのボンネットだけが、まるで怪獣のつめに引っかかれたかのようなえぐり傷ができる、という類のものでした。
低速なので人身事故にもならず、相手のところに電話をしたら、「修理はしないので、大丈夫です」という言葉をいただき、口答による示談成立。

ただ、乗務員に対しては怒ってました。
なぜって、追突されたことで、事故処理をする間仕事がとまります。
時間はロスし、配送先に対して謝罪をしなければならなかったとか。まあ、受身の事故だったので、基本的には『不可抗力』で済まされたからよかったそうですが、下手すると、そこで商談が不成立であれば、何らかの訴えを起こされる可能性も否定できません。
事故ってのは、ぶつかった事の負傷や破損だけでは済まされないこともままある、んですな。
まあ、そこまでの払い義務は相応のものしかない、わけですけど。
そんな状態だったから、事故直後の乗務員さんのコメント
「ああ、すみません、合流する車を見ていたもので。ミステイクミステイク。アイムソーリー」
を聞いたら、相手の運転手さんも怒るわけだ。
電話口で注意されましたよ。
「事故についてはなにも弁済等の必要はありませんが、乗務員さんの指導だけはやっておいてください。ぶつけておいて、へらへら笑ってアイムソーリー オー ミステイクミステイクといわれたら、正直ムカつきます

……おっしゃるとおりで(−−;

とまあ、そんな具合で無事に過ごしております。
世田谷のアスペルって、おいらにとってすごい負担だったのね。
今の、うちの会社での鬼門と呼ばれる事故担当が楽チンに思えるわ。
まあ、それほど大きな事故に遭遇していないのもあるけどね。
アスペルは、存在そのものが事故だから。

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アスペルガー症候群は、最近またいろんな本が出たり番組で発達障害として取り上げられたりしています。
そういうものを見ると確かに大変だし、本人に責任ないしかわいそうな気もします。
ただ、やつの場合はそういう状況を自分で何とかしようという努力をせず、ただふてくされているだけ。
それが気に入らないんですが、それも誰かが指導してやるべきなんですかね。25歳にもなって。
それをしないのは、おいらはひとえに親の責任だと思うんですが、どうなんでしょう。
まあ、それを書き出すとまたきりがないのでやめておきますが。

しかし、誰も見ていない日記なので言いたい放題かけますな。
読者を意識する必要のない文章って、楽チン……。推敲していないから読みづらいことこの上ないかもしれないけどさ。



2009年05月01日(金) GWになって

とりあえず、事故も件数なく(もみ消しておりますが)平和になっております。
GWが終わってから、四月頭の人身事故の事故相手にお見舞いに行き、破損したバッグなどの金額などを調べて返す。
乗務員に払わせることも検討しているので、そういうことをするかもしれないよ、とは言っていますが、それも額しだい。

結構漫然と過ごしているなあ。

前の営業所の上司は、今の営業所の所長と上司部下の関係にあって、おいらの情報をやり取りしている様子。
まあ、今のところは評判も落とさず何とかやっております。
評判で仕事はできないけどね。

乗務員をやっていたころに比べて、日々の仕事が単調になっているので、意外と日記に書くことがないなあ。
まあ、ここは愚痴りの場として復活させたので、今のところ愚痴がないのはそれはそれでいいことなのだろう。

二連休中ですが、出勤したら事故というのは勘弁だなあ。


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彩葉 [MAIL]

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