2002年01月15日(火) |
新体制 2002年度 |
かつてエスパルスを支えた太田貴光氏・岩下潤氏が、公式HPの通り、下部組織に戻ってきます。
太田貴光:ジュニアユースU13監督 誕生日:1970年7月19日 選手歴:清水商業高校→富士通沼津→トヨタ自動車(株)→清水エスパルス →コンサドーレ札幌→ジャトコ・TT
岩下 潤:ユースコーチ 誕生日:1973年4月8日 選手歴:東海大学第一高校→清水エスパルス→ヴィッセル神戸→ジャトコ・TT
U13監督は、基礎技術が不足している1年生を他の選手と分けた上で、異なる練習メニューを起案し、指導する役割を負っています。1年生でも基礎ができれば、上級生と一緒にJrユースの練習に参加します。スペイン留学した篠田・高野は、高円宮優勝メンバーに名を連ねましたし、過去には、菊地・渡邊・杉山浩などもそうでした。 ですから「監督」としての活動は少なく、ナイキ杯県予選(さなる杯)が、監督としての最大の目標となります。ちなみにナイキ杯は、東海・全国でU14、世界大会はU15にカテゴリが変わり、それに伴い、東海大会以降はJrユース監督が指揮しています。
これにより、エスパルスの下部組織体制が、どうやら確定。 ユース監督 :行徳 浩二(留任) ユースコーチ:岩下 潤(ジャトコTT引退) Jrユース監督:加藤慎一郎(U13監督より昇格) U−13監督:太田 貴光(ジャトコTT引退)
深澤卓司氏は退団。審判の資格もある氏ですが、今年のJリーグの担当審判には名前が見えません。 昨期のJrユースは、深澤氏が球際の激しさと気持ちの強さを求める結果重視の方針を立てたことで、個人の特長より、戦術の機能性を優先する傾向もありました。クラブユースを選ぶ選手は、結果以上にプロを意識した育成を求める傾向があります。現時点で結果を出すことを求めれば、世間的注目も高く、学校の英雄にもなれる高体連に適うはずがありません。 それ故に、昨年のJrユースには閉塞感が漂っていたので、退団やむなしかと思います。 何はともあれ、行徳氏がS級取得で不在がちの上、コーチも空席という昨年のユースからは、ようやく改善されそうです。
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