けんたのプロレス&演芸論
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2003年03月21日(金) 第9回 団体論 WJプロレス

※冬木弘道選手の御冥福をお祈りします※


 さて、WJプロレスについていいたいことを言う。残念ながら、僕の中でのこの団体の評価はもう固まってしまっている。

 リーダーが独りよがりな団体が、成功するはずがない。
 長州選手の性格面を言っているのではない。天龍選手との6連戦のことを言っているのだ。

 「つぶれてもかまわない」というようなことを二人とも言っていた。その言葉にぐぐぐっと引かれたファンは多いだろうし、僕もその一人だった。でも、本当につぶれては話にならない。責任感に欠けている、とあえて言わざるを得ない。あんたがたは「プロレスのど真ん中を突っ走る」んじゃなかったのか。あんたがたの言うプロレス、とは潰しあい、壊しあいなのか。

 つぶすつぶす、といって潰れない(潰さない、ではなく)のがプロレスだと僕は思っている。(正々堂々と、といって潰すのが総合格闘技だ)6連戦を組んだのは、ファンのニーズを察してのことではなかったか。察して組んだのなら、なぜそれを潰す。有事で抜けざるを得なかった大仁田(いや、ニタか)とはわけが違う。大仁田は嘘をつく。でもその嘘はファンを意識している。今回長州(と天龍)がついた嘘は、自分たちの満足を満たすためのものではなかったか。

 そもそも、あんたら何年プロレスやってんだ、と。ここで休んでどうするんだ、と。全力でぶつかったから欠場しても悔いはない、なんていわせないぞ。佐々木・大森・越中・鈴木で通じると思ってるのか。

 僕はWJを見限っている。長州一派が抜けた新日本に、魅力を感じるのだ。全日本から天龍一派が抜けることを、期待してしまうのだ。
 でも長州も天龍も好きだから、最後に一言。

 あんたら、ラッシャーさんたちを見習いなよ。


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