お嬢の日記
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私が見つけたラッキー♪
自身には病における制限はとても。 大きい日常だから。 付き合いがある人との親密度は。 制限が多くどちらかと言うと低い。 そんな中でも。 やはり人付き合いによる。 人生を幸せに導いていく要素はやはり大きい。 障害があるがために昔苦労した苦い経験も。 このコロナの時代には同じような苦労も。 見聞きすることも増えた。 昔の自分に重ねてしまうことが多々ある。 サラリーマン生活が長いのだけれど。 例えばお客さま待ちの仕事もしていれば。 その気持ちがわかる。 人生経験を積むと言うことは。 結婚をし子供を持つと言う選択肢以外にも。 その人の社会における役割や。 人の気持ちが理解出来るとかそう言う。 自分が得意としているものが一つでもあれば。 学歴がなくても家が貧しくても。 努力を続けていける人に与えられた。 人生の運を掴めることだってある。 そういった要素は大きい気がしている。 付かず離れずの距離を保ってくれる。 親しい人の中には。 健常者と言われる人。 障害を持つ人。 組織の上に経つ人。 年配の方。 会社役員の方。 様々で。 若い人は少ないけれど。 時々助けてくれる新入社員の方々。 立ち場も肩書きも様々なのだけれど。 私が人生に置いて一番感謝していることは。 障害を持っている友人から聞いた。 まだ自身が健常者だと言われる立場に。 あった頃に。 障害者雇用や年金制度があると。 聞いたことだった。 そんな制度があることも知らなかったし。 自分だけの世界で生きていては。 そう言う情報も手に入らない。 もちろん損得感情だけで付き合いを。 するわけではないのだけれど。 そういった少しの横の繋がりはとても。 大切なのだと改めて思う。 だから気負わず今までの自然体の私のままの。 人間人間関係を築いていけたらいいなと。 思う。
「体調はどうですか?」 「電話で話せて嬉しかったよ、ありがとうね」 昨日の会話でメッセージがきた。 あなたが居なくなってしまってから。 あなたのかわりに。 「おはよう」 「大好きな〇〇ちゃん、今日も頑張って」 「働きましょうね〜」 いつも決まった時間にLINEをくれる。 他部署の先輩がコロナにかかってしまった。 医療の現場はコロナでなくとも。 いつもストレスフルで。 10年勤めてもまだ。 「明日も続けられるのだろう」かと。 とりあえず「今日一日を乗り越えよう」 毎日がその繰り返しで。 心が折れそうになる。 通りがかりにすれ違う先輩の姿を見かけたら。 ホッとするのだけれど。 その先輩も後2年で退職される。 どんどん私と親しくしてくれる人が。 遠くなってしまうことが増えていくことに。 不安を覚えずにはいられないのだれど。 本来はいつも人を頼らず。 自分の力だけでなんとかやってきたのだから。 これからも誰にも依存しないで。 差し伸べてくれる手があるならば。 その時だけでも捕まりながら。 毎日を繋いで生きていけたら。 有難いと思う。
死はその人が人生を頑張って生き抜いた後の。 褒美の永遠の眠りだと聞いたことがある。 私も何回も死の淵を経験したくちだけれど。 まだ生き抜かないといけないから。 生きているのだろう。 あなたが居ない世界はちっとも楽しくないし。 あなたの元に行きたいけど。 そうもいかない。 あなたと同じ歳まで生きたとしても。 後26年もの年月があるのだけれど。 案外あなたが隣に居ないこと以外は。 あなたが居た時と変わらない暮らしに。 なっているよ。 毎日が同じことの繰り返しで。 なんの変哲もない暮らしは退屈で刺激もなくて。 殆どの人がそう思って。 暮らしているだろうと思う。 でもその平凡な暮らしは結構幸せな。 日常だと言うことに。 気付けている人がどれほどいるのだろう。 だからあなたが居た時と同じ暮らしに。 映画とお風呂巡りしか出来ていないけれど。 そんな自分でも。 明日を信じて生きていこうと思う。
あなたが居なくなってしまった後の。 私の助け舟は。 買い物はAmazon。 治療は訪問治療。
施術後に。 「良い一週間を過ごして下さいね」 そう言って帰って行く姿を。 玄関先で見送ってちょうど1年の。 月日が流れた。 彼とお別れする時の想定をして。 来て貰ってから一年が過ぎた。 あなたの三分の一の年齢の彼は。 私にとってはまるで弟みたいな。 存在なのだ。 でもね、人って年齢は関係ないのだと。 つくづく思い知らされる。 しっかりしていてまるで対等なのだ。 職業柄もあるだろうし。 もちろん営業スマイルも手伝っての。 効果もあるのだとは思うが。 でもやっぱりしっかりしているようで。 人生の経験を積んでいないがための。 ボロもしっかり出ている所が。 完璧でないと言うか可愛いなと思ってしまう。 治療と言うよりはまるで。 ホストのお兄さんとお喋りをすることで。 癒されている感覚なのだ。 治療の効果としてはイマイチで。 解約するか悩んでいる。 決して料金はお安くないのだが。 治療の効果は薄くても施術中の会話は。 弾むのだし。 誰も来ない家に来てくれるのだし。 私も話し相手としても時々はほしい気もするし。 もう少し続けてみようかなぁ…
もうあなたの付き合いも助けはないから。 平日の夜から休日へと。 変わってしまわざずを得ない変化はあるけれど。 両親とのご飯会はなんとか続られていて。 窓から両親のバスへ乗り込む姿を。 見送る週末になった。 今ではあなたとの思い出話しも。 あなたのこと私にとっては。 「とても大切な人だった」ことも。 わかってくれて。 やっぱり人として尊敬できる両親で。 あなたは居なくなってしまったけれど。 両親には一日でも長く生きてほしいと願う。 家族の居ない私にとっては。 私のことを案じてくれる。 唯一の存在なのだから。
空いている時間帯のズレたお風呂カフェの。 食事処にて。 真正面のテーブルには。 似たような年齢の男性が座り。 私は瓶ビールと食事を注文し。 そんなお一人様の光景は。 珍しくもない世の中になった。 同じくらいの年齢の女性が先に一人で。 ビールを飲む姿は。 やっぱり違和感あるのか。 席は離れているけれど。 お互いに見られている感があって。 ちょっと緊張してしまった。 いつもは一人は平気な方なんだけれど。 やっぱり誰か一緒に居てくれる方が。 いいなと思った。 彼と一緒に居た時にビールを注文しても。 私の注文なのに。 ほぼそのビールは彼に渡っていたくらい。 まだまだジェンダー的な要素も。 大きい世の中なんだなと思った。
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