お嬢の日記
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私が見つけたラッキー♪

2018年07月14日(土) 万引き家族。

光の当たらない人々はいつの時代も。
一定数居て。
貧しくても温かな所で暮らしたいと。
思うのが世の常なのかもしれない。
仕切りのないごちゃごちゃとした家も。
食べるものが同じでなくても。
うるさい会話があっても賑やかで。
一緒にご飯を食べることの方が。
大切で幸せなんだと改めて。
絵に描いたような立派な家族でなくとも。
自分よりも弱い者に救いの心を愛で導く。
例えそれが正しい方法じゃなかったとしても。
そんな生活がずっと続けられなくても。
彼らの心には何か新しく芽生えた絆が。
この先の人生の一部として。
受け継がれて行くことを願う。



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2018年07月12日(木) デート。

娘が居たらこんな感じなのかな。
いかに親が子供に会えたら嬉しいか。
わかった感じ。
ふた回りも違う。
若い娘から誘って貰えるのは嬉しい。
食堂までの付き合いからプライベートへ。
美味しいものを食べながら。
プチ仕事の話はしても。
笑顔で活気ある会話が出来るのは楽しい。
「また気が向いたら誘ってね」
今日くらい先輩でいさせてね。
「ご馳走様でした」
「また行きましょう」



2018年07月11日(水) お大事に。

「〇〇〇ちゃん?」
お互いじっと見つめ合う。
「えぇ〜!お久しぶりです!」
20年もの月日をお世話になった。
看護婦さんが。
そういえば最近お見かけしなくなって。
ぎゅっと握った手の温もりが。
温かくて胸が熱くなる。
「頑張ってる貴方が見られて嬉しい」
「私も勇気貰ったわ」
そう言われているかのようで。
交わした握手が本当の意味で。
人を診てきた人柄をうかがえる。
なんて言葉をかけたらいいかわからないけれど。
とびきりの笑顔でお大事にと。
会釈を交わすしか出来なくて。
だけどまたお会い出来てよかった。






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