お嬢の日記
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私が見つけたラッキー♪
「今回は有給休暇を使わずあえて」 「土日に行こうか」 この旅は誰にも言わず気を遣わず。 お土産も買わないでおこう。 そんな会話も一致な所も。 ほとんどの人は。 いつも何をするにも。 頭の片隅に誰かのことを。 気にしているもの。 だけど自分の為だけに。 時間もお金も使うのは。 不慣れなので罪悪感だったり。 いつもいい人を演じなくても。 たまには。 自分を解放してあげよう。
「なるべく迷惑をかけないで」 「生きていきたい」 そんな思いとはうらはらに。 最近では広く浅く頼りごとの。 多い日々に。 「助けてあげたくなる人」の。 条件に。 「一生懸命に生きている人で」 「助けてあげたくなるオーラ」 と言うのがあるらしい。 それから頼られて嬉しい人も。 居ることに気がついたのは。 ごく最近のこと。 それにこんなにも力になって。 くれる人がそこそこに居る私は。 やっぱり幸せ者だな。
久しぶりに今日は普段着の日記で。 「連休なのに会議に掃除かぁ…」 今月の議題は主に自主防災について。 情報はおろか具体的に何も。 まだ決まっていなく。 とりあえずどうしていくのか。 他の自治会の兼ね合いも。 調整しながら立ち上げていく。 もしも…に備えて皆が真剣に。 案を出して考える。 越してくる前は。 「集合住宅はいろいろ大変で不安だな」 だけどこんなにも皆が安心して。 暮らせるように力を合わせて。 守られてる安堵感に。 「ここに越してきてよかった」 そしてこんな私に配慮してくれて。 「ありがとう」
「憧れの東京でまだ知らない」 「貴方に出逢いたくて」 「探していたの」 なんだかわからないけど。 もう一人の片割れが。 自分を呼んでる。 「君はいったい何者?」 「どこから来てどこに居るの?」 運命の赤い糸が時を隔て。 二人を導く。 時の光線を隔てた向こう側に。 君が居る。 「やっぱり糸は時間を結び。」 「過去と今が繋がっていたんだ」 それは遥か昔のようで。 時空の旅から。 揺れる髪紐の記憶が引き寄せる。 「あの時の君に出会えた君が」 「そうなんだね」 「貴方もそうなのね」 君の名は?
「実はまたこれで4度目になる…」 少し重たい空気で始まった。 食卓を囲み。 「ご馳走はないけど」 「こんなものでよかったら」 「またおいでよ」 やるせない次代を生き抜く為に。 私がしてあげられることは。 何かな。 車を手放した代わりの。 運転手の役割を担うきっかけで。 失われていた家族水入らずの。 席を望んでいたのは。 一番は私かもしれない。
「あれ、ここにお勤めだったんですね」 「どうされたんですか?」 「術後一月なんです」 「最近お見かけしないから」 「どうされたのかなと思っていました」 「大変でしたね」 お互いに名前も年齢も知らない。 でもほとんど毎日顔を合わせる。 もう一つの家と同じような。 そんなフレンドリーな人が。 たくさん居る一員の。 今日の偶然に。 世の中狭いなぁとしみじみ。 誰だって怪我や病気もするのだから。 特別なことではない。 「必ずまた復帰しますので」 「よろしくお願いします」 そう言って爽やかに笑う彼に。 「お大事に」 「またボクシングしましょう!」
「実習最終日、お疲れ様でした」 収入の差は学歴の差だ。 そんな言葉を耳にしたことのある。 女性と貧困を思わずには。 いられない。 将来就きたい職業への。 未来に夢をのせて。 かたや大学生や専門学生には。 ある程度の年収が約束される未来と。 現場で今を生きるのがやっとの。 同じ年頃の彼女たちに。 「まぁでも回り道をしてでも」 「自分の力で切り開いていく未来も」 「達成感もあるし悪くないよ」 人生の先輩として。 そうアドバイスしか出来ないのも。 なんだか寂しい。
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