お嬢の日記
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私が見つけたラッキー♪

2011年01月30日(日) ネイル。

まるで数年前みたいに。
懐かしさが。
込み上げる。
休日の昼下がり。
普段は女の子らしくない。
大人の女性とは。
ほど遠い私の指に。
友人の力作の。
大好きなピンクで。
華やぐ手元に。
友人の存在と言葉の。
心遣いに。
救われて乗る地下鉄。


2011年01月26日(水) 実話。

静まりかえった館内から。
伝わる緊張と感動。
啜り泣きと時に。
鳴咽さへ響く。
遠慮がちの。
熱くほてった身体と。
頬につたる大粒の涙。
そこにある実話と。
少し重ねて。
例えば動かない身体と心の。
隣に居てくれるのは。
一番最後を席に。
寂しく思った。


2011年01月24日(月) 己。

己の事情は。
己だけが。
知っていればよい。
今の状況や運命も。
すべて受け入れることで。
そこに居る空気が。
今よりきっと。
心地よい場所に。
なってくれると。
信じて。


2011年01月23日(日) 写真。

きっとロングヘアでの。
最後であろう。
大仏様の手前に。
写る姿。
普段は自分を。
見る機会のない。
もう一人の自分を。
見ているようで。
それはきっと。
ありのままの私。


2011年01月21日(金) 綴り。

止まっていた日記を書くと。
またカウンターが。
上がっていることに。
また読んでいてくれる。
人が居ることに。
私の心を読んでくれて。
ありがとう。


2011年01月19日(水) 言葉。

最近ありがとうと。
言われることの多い。
この頃。
それだけで救われる。
気持ちになれる。
自分のことは。
少し好きかもしれない。


2011年01月18日(火) 真。

真の幸せとは何なのか。
何であるのか。
永遠にわからない問い。
例えば好きと言う感情は。
時間の経過と共に薄れるのだろう。
少なくとも私の場合は。
思われるより。
思うこと。
だけどいろんなことを。
見たり聞いたり。
経験してみたり。
本当に欲しいものは。
手に入らない方が。
幸せなのかもしれないと。
思うことも。
だけど特別は。
やっぱり独占したいのが。
どんな時代もどんな人にも。
人の気持ちの正直であることの。
確か。


2011年01月17日(月) 帰宅。

目眩がするみたいに。
クラリと。
今日の日程。
一人が不安で寂しいと。
感じた夜は。
ないと言うのに。
また一人だけの。
時間を過ごす。
そして私はまた。
何もなかったかのように。
明日の朝を迎える。


2011年01月16日(日) 雪化粧。

初めてのロングブ−ツを履き。
鏡に写る充血した瞳の人形。
なまめかしく怪しい。
小説に費やす。
今年一番の寒空の夜。


2011年01月15日(土) 連絡。

会わないけれど。
時々私のことを。
思い出して。
不思議と重なるみたいに。
連絡をくれる人達が。
居る事に。
そんな時。
一人で居るけれど。
一人じゃないんだって。
私もふとそれに応える。


2011年01月12日(水) 本気度。

人は皆きっと。
それぞれに事情と傷を背負って。
生きているのだと思う。
言葉にしてはいけない事は。
言い方を変えて。
伝えてみればよかった後悔も。
修復する勇気も持てない。
傷付きたくもなければ。
傷付けられたくもない。
「人生の本気度」
まさにしっくりくる言葉と。
その意味の問いの日々。


2011年01月10日(月) 心情。

私は本当は人を愛したいし。
愛されたい。
でも心に踏み込んでもいかないし。
踏み込ませようともしなていない。
だからきっと深い付き合いも。
出来なくて。
そうやって何年もの。
月日が流れていくことに。
本当はもう明日も。
立っていられない。


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