2005年02月27日(日)

当日。

試験当日、受験場所が前回と違っていたので慌てて確認する。
前回と同じ一中だと思っていたのに、今回は主催場所の商工会議所でした。
みんなは学校で受験。部外者の私は地元。
雰囲気が学校と似ていたので、緊張度も今回はまだマシでした。
と言うよりは、あの賢い人ばかりが揃った、あの独特な雰囲気の、答練の方が緊張してたかも。
先生と背中をおしてくれたお姉さんのことを思い出して、精神統一しました。
どう責めたら解答用紙が埋まるか。
過去２回も全く埋めることも出来なかったので、合否よりもそっちの方が
私の最大限の課題であって。。。
答練でもずっと頭抱えていた最大限の課題で、第一問から入ったのが正解で、
途中トチッても、パニックにならずになんとか埋めることが出来て、満足でした。
長いようで短かった往復3時間。
苦しかった自己満足がようやく終って、まっとう出来て
本当に嬉しかった。
数時間眠って、久しぶりにあの人に会いました。

今日は答練最終日。
ラストスパートまで毎回、皆が各自、時間を計ってやっている中、
緊張度バリバリで教室に入っていく私に「出来るようになりましたか？」と
言って毎回問題を手渡して下さったのも今日で最終日。
いろいろなタイプの講師に出会えて教えて頂いて、わからないなりに頑張れて、
明日がどうであろうと、短かったこの貴重な体験は、忘れられない時間に
なりました。今回も何となく申し込みをしてしまって、投げ出すつもりだった
明日の試験。当初予定通り、「まっとうして終る」目的が果たせました。
生徒ではなかったのに、どの講師にも本当によくして頂いて、感謝です。
せめて合っていなくても、解答用紙を埋められるといいのだけれど･･･。

自習室を利用するつもりで出向く。
職場から、印象深かった講師にアポをとっていたので、職員室を訪問
してから自習室に入る予定で、緊張しながら８階へ上がる。
廊下で躊躇していると、講師が気付いてくれて、挨拶を交わす。
たった一度しか会っていないのに、名前も顔も覚えていて下さって、
とても嬉しかった。
わからないことがありすぎて、それでも３０分程で終えるつもりが、3時間くらいの
個人講義になってしまい、自習室は利用出来ず。。。
問題をとくレベルでない個人講義だったけれど、損得感情抜きの妥協しない
この講師の方と過ごした時間は、大袈裟かもしれないけれど、
人生の一ページに値するくらいの、内容の3時間でした。
閉館の守衛さんの見回りに追われて、丁寧にお礼を言って帰りました。
実力もメンタル面もボロボロでも、明日から始まるラストスパートの４日間、
何がなんでもやり遂げようと心に誓いました。

早朝特急に乗る。
横に座った同じ歳頃くらいの人も偶然同じことをしているんだなぁ･･･と
複雑。もっていたプリントが違うので、何処の学生で、どこで受けるんだろう？とか
思いながら、同じことをするが集中出来ず。。。
仲良くなった人は来ていなくて、心細く席に着く。
今回も時間と自分との戦いはボロボロで、途方に暮れ気分で居座る。
自習室に移って、出来るだけ頑張る。
わからないことがわかっていないレベルなので、この段階に来ると
もう何処を聞いていいのかさへわからず、それでも続ける。
ボロボロだけれど、とても印象深い講師に出会いました。

仕事を終えて、3回目の答練日。
周りの雰囲気には少し慣れたけれど、バリバリの緊張は相変らずで、
出来具合もボロボロ。
皆が帰って、残った講師と私と彼女。
今日は友達が出来ました。
メアドも交換してないけど、駅まで一緒に帰ってお喋り出来て、
外部で孤独を感じていたので、嬉しかった。
次は明後日は、最終日でとにかく受けるしかないんだよね･･･。

慌しく仕事を終え、ダッシュする。
運悪く雨で、バスの時間ギリギリでなんとか間に合う。
空腹では頭も回らないので、チョコレートををかじりながら梅田の街を歩く。
予想通り緊張し過ぎて文字も書けなく、出来具合も最悪で、本当に自分との
戦いの世界モードに入ることが出来るようになるのかな・・・。
講師の先生も追い込み時期で必死だから、時間配分を間違って、先生も
緊張していたらしく、謝ってて、なんだかすごい場違いな場所に来てしまった
なぁって感じの第２回目でした。

もうすぐ世で言うバレンタインデー。
今年は･･･。
今年も･･･なのだろうか？
よくはわからない。
あの人は、違う世界の人だから。
イベントごとを、したことがない私にとって、今年はどうしよう？
今をも、本当に思える人の居ない私。
今は別のことで、精神的に余裕がなくても、一度くらいは･･って感じで
失敗したら、買えばいいと思って、前日、手作りをしてみました。
明日、丁度会う予定だったので。
貧相な出来で、申し訳なくて、百貨店に誘ったけれど、通り過ぎて、
食後に二人で食べました。
帰宅後、メールで「お返しは要りません」と言った自分は少し寂しくて･･･。

不安げに夕方、電車に乗る。
知らない場所へ出向くので、早くに出て、適当に腹ごしらえをする。
未知の世界でこれから一ヶ月弱を使うエネルギーに耐えられるだろうか･･。
後悔はしたくないから、せっかくのラストスパートのチャンスを与えてくれた
、これから挑むことは、縁があるんだよね、きっと･･･とかそれでも、複雑。

憂鬱な思いを引きずりながら、バレンタイン直前で賑わう百貨店を除いてみる。
すごい人だかりで、びっくり。この歳まで生きてきて、百貨店のチョコレート売り場を
見るのも初めてなんだなぁ･･･。
義理チョコは用意してても、まだ買っていないので、買おうかな･･･とちらっと
思ったけれど、これから出向く場所を考えるととてもそんな心の余裕はなく、
すぐその場をあとに先を急ぐ。

休日で賑わう、夕方の都会の街を見渡しながら目的地に向かって一人歩く。
地図を見てもさっぱり方向音痴で、困っている私を見るに見かねて、ティッシュ配りをしているお兄さんのお陰でようやく目的地にたどり着く。

緊張しながら申し込みを済ませて、教室に入る。
自分一人だけが部外者なので、余計に緊張しながら３時間を終える。
初日からクタクタになって帰宅し、でも後には引けないので、当初のまっとう
することだけを、再度心に誓って眠りにつく。

自分の存在が怖くて、久しぶりにお風呂の中で泣く。
私の存在は、誰かを必要とし、必要とされる日が来るのだろうか･･･。
しゃくりあげて泣くのは久しぶりだな。
たまには、息を殺して泣くのもいいかも。
気づかれないように、何でもないふりをするのは辛かった。

いつもの場所もあと４ヶ月で閉鎖になってしまう。
サウナで親しくしてもらっている、タフで綺麗なお姉さん。
同じ、経験者の成功者であるの彼女の激励で、再度挑戦してみようと
思いました。損得感情や実用不必要は抜きにして、残り少ない日を
必死に頑張ろうと思います。
背中をおしてくれるものがあれば、案外頑張れるんだな･･とか。
どんな結果であれ、今回はきっと、悔いは残らないでしょう。

お嬢 ｜MAIL

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