パラオ旅行３日目

昨日の晩は予定外の飲み会。やっぱり船の中という孤立した空間がそうさせたのか、晩御飯が終わってから、どこともなく焼酎が出てきて、みんなで飲みながらわいわいガヤガヤ。話題は主に恋愛に関することなんだけど、何となく合宿に来ているような気分。懐かしい感じかな。

遅くまで飲んでいたせいで、今朝はお酒が残っているような残っていないような、変な感じ。そうはいっても、６時半集合で、朝から潜りに行っちゃうのが、まさに合宿。ボーっとした頭を無理やり起こして、昨日と同じパラオで有名なポイントの１つ、ブルーコーナーへ。昨日はカレントフックを使う必要のないくらい流れがなかったけど、今朝は初めてカレントフックを使ったの。いやぁ〜、何でカレントフックが必要かってことはなんとなくわかったかな。

今朝のブルーコーナーは少しうねっていて、波が一定の方向へ向かって流れているのではなく、前後に振られるような感じで流れていたの。カレントフック初体験のムースにとって、カレントフックが岩からはずれ、流されていってしまうことがもっとも心配なこと。必死で紐を片手でつかみながら、ブルーコーナーで大物待ち。今朝は朝早かったせいか、別のグループも来ていなくって、ムースたちのグループのみ。そして空き空きの大物待ちポイントで、たくさん大きな魚を見ることが出来たんだ。その中でもムースのお気に入りは鮫かな。そこら中に鮫。もちろん映画のジョーズに出てくるような、ホオジロざめではなく、もっと小さい鮫。なので、本当、写真撮り放題。鮫の写真はなかなか取ることが出来ないだけに、今朝はいい感じだったかな。

合宿所のようなダイビング船は、朝のダイビングが終わると、すぐに朝ご飯。普段朝ご飯なんか食べないムースが、まるで別人のように朝からがっちりと食事を取るんだから変な感じだよね。

そして体育会系ダイビングは朝ご飯が終わると、少し休憩を挟んだあと、次のダイビング。今日の２本目はバージンブルーホールという、いわゆる地形のきれいなポイント。船を下りたあと、穴の中をぐんぐんと潜行して行き、一瞬真っ暗な洞窟を抜け、光が一気に差すというサイパンでは何度も経験している感じのところかな。

ダイビングを始めたころは、こういった地形のポイントへ行きたくて仕方なかったけど、今は大きな魚が見れるところばかりに興味があるかな。やはり暗いところが苦手な人だと、こういったところで一瞬暗くなることに抵抗感があるみたいだけどね。ムースは結構平気かな。でも、真っ暗な海はあまり好きになれなかったけどね。

２本目が終わるとまたすぐにご飯なんだけど、今日はご飯の最中、１人の人が午後のポイントの提案があったの。エクストラ料金がかかるので、嫌がる人もいるみたいだけど、今回のメンバーは全会一致で行きましょうということに。そんなことで今日の午後はウーロンチャンネルというところに行くことになったんだ。

実際には３本目と４本目の２本をウーロンチャンネルとそのそばで潜るんだけど、これがまたいい感じ。いつものように、水面休息がちょーよかったの。実は３本目と４本目の間の休憩は近くの無人島。白い砂浜がとってもきれいなところでの休憩。ダイビングに来てダイビング以外で面白いっていうのも変だけど、やっぱりこういう小さなサプライズはいいよねぇ。

今日もダイビングを思いっきり満喫。ただ、さすがに１日４本潜ると疲れるかな。