2週間アテネで行なわれていたオリンピックも今日で終わり。何だか長かったような短かったような2週間だったかな。基本的には冬のオリンピック競技の方が好きなんだけど、TVで見るという観点からではやっぱり夏のオリンピックの方が楽しいかもしれない。きっと、冬のオリンピックで行なわれている種目に関しては、見るよりやる方が楽しいって思えるからかな。例えば、スケートを見たらスケートをやりたくなるし、スキーを見ればスキーをやりたくなるから。その点、夏のオリンピックは見ている方がいいと思える競技がたくさん。例えば、今回のオリンピックでお家芸復活とばかりにメダルを量産した柔道はやっぱり見ている方が楽しい。まぁ、たまにはやってもいいと思うけど、冬の寒い道場でやる受身の練習のときに足の小指が痛いの何のって。体が温まってしまえばいいけど、温まるまでは本当につらいもんね。だからやっぱり夏のオリンピックはTV観戦に限るかな。
そんなことで今日も朝からオリンピック中継を見ていたの。今日は男子マラソンを見ていたんだけど、あの乱入した人はひどかった。実はTVをつけてはいたもののネットの中を徘徊していたのでマラソン中継の画像は見ていなかったの。さらには音も小さめにしていたので、乱入された瞬間は見ていなかったんだ。ただ、そのあとに番組の司会者が出てきて何かいい始めたの。画面が変わったことに何となく気がついたのかな。ふと画面に目を向けると、沿道のところでごちゃごちゃしている場面だったの。これは何かあったと思って、それからはTVを見ていたんだけど、ゴールするまで同じ場面を流してくれなかったの。一体、何があったんだろうって疑問に思ったままでちょっと気持ちが悪かったかな。
そこでムースはふと気がつきました。こういうときはあの掲示板へ行って調べればすぐにわかるだろうって。あまり評判のよくない掲示板だけど、こういうときは本当に助かります。何せ情報が早いし、TV画面のキャプチャー画像がすぐに見れたので何が起こったかすぐにわかったの。さらに、犯人の特定までしていたのには驚いたかな。多分、F1を見るのが好きな人がたくさんいて、シルバーストーンでの見た人と格好が一緒だってすぐに気がついたんだと思うけどね。
あの掲示板では事件発生から1時間もしないうちに大体のことがわかっていたけど、ここのTVでは1時間以上してから乱入してきた場面の再放送やシルバーストーンでの出来事をやっていたかな。こういう現実を目の当たりにすると、情報の早さには驚くことがあるし、さらにはあの掲示板も使い方さえ間違えなければいい掲示板だなって思えるかな。
まぁ、こんな感じで最後はお粗末なオリンピックだったけど、この2週間はとっても楽しんだかな。それに乱入者に競技を妨害されたブラジルのデ・リマ選手のレース終了時の印象がよかったから、なんかホッとした感じもあったし。もしレース直後に金メダルにこだわるような発言をしていたら、見ていて複雑な気持ちになったと思うから。
今回のオリンピックでも、っていった方がいいかもしれないけど、採点の方法がおかしいとしてゴタゴタしているよね。今回は体操競技だけれども、見ていてイヤな気分になってくるね。誰しもメダルは欲しいと思うし、競技を見ている人たちはメダルの色と数しか気にしないと思う。でも、1度点数がついて、負けてしまったのであれば、その試合は終わりだと思うの。もちろん、室伏選手が繰上げで金メダルになったドーピングに関するものは試合が終わったとでも別の決まりによって試合が続行されているのと同じ扱いだから別のことと考えるとして、それ以外の競技ではその場で抗議しなければそれで終わりだと思う。日本のレスリングの選手だって審判の再協議によって負けている例もあるし、判定には間違えだって生じることもある。間違えならいいけど、意図的に悪くする例だってある。ソルトレーク・シティーでのオリンピックでカナダの選手が意図的に点数を悪くさせられたこともあったよね。あのときはたまたま不正が見つかったからよかったけど、不正が見つからず選手が泣いた例だってたくさんあると思うの。でもね、ここで1つ思うのが、もし不正に泣いたのなら、不正をされても勝てるくらいの力をつけて欲しい。だって世界の頂点に立とうという人だもん。悔しさをばねにしてより大きくなって欲しいよね。
ムースやっている競技は審判のさじ加減1つで反則を取られたりするし、それが原因で試合に負けたりもする。だからといって審判が悪いから負けたっていうことはほとんどない。たまにあるのが残念だけど…。それに試合中に審判に盾突く人もいる。でも、もし試合を審判相手にやるようになってしまえば、その試合はほとんど負けなの。対戦相手と試合をしなければダメだから。それが個人競技だったら、きっと自分との戦いになるのかな。審判相手に試合をして勝ったところで、それは本当の勝ちじゃないからね。
な〜んてちょっと格好いいことをいってみたけど、不正が蔓延する中での競技だから選手もそれを加味して試合に挑んで欲しいかな。アポロ・アントン・オーノのときは、のちに行なわれたサッカーの試合で得点をしたときにスケートをすべる真似をしたけれども、今度は何かの試合でアメリカから点を上げたときに体操の決めのポーズでもするつもりなのかな。今日行われた男子マラソンのデ・リマ選手のように「僕はメダルを取れて満足している」というコメントにはならなのかなぁ…。 |