昨日作ったハンバーガーを今日も昼から食べることになったの。とても大きなハンバーガーだったので、当然のことながら1回で食べきれるものではありません。こんなとき、いつもお腹を空かせているチームメートや愉快な仲間たちがいたらあっという間になくなったのに…、と思いながらも今はムー太郎と2人でどうにか食べ終わることだけを考えなきゃいけなかったの。実は昨日の晩、巨大ハンバーガーを食べたあとは2人とも胃が痛いし、気持ち悪いし、ちょっと大変だったの。その記憶がまだ新しいままなのに、残りのハンバーガーを食べなきゃいけないっていう現実を見るのはかなりの拷問。でも捨てたらもったいないので、気合を入れて食べきりました。食べ終わったあとはどんなにうれしかったか。
お昼に巨大ハンバーガーを平らげたあと、またまた気分が悪いというか、胃が痛くなって、2人とも暫し横になっていたの。いつもだったらシエスタだっていって気持ちのいいお昼寝になるんだけど、今日はシエスタなんて呑気なことをいってられなかったんだ。苦しいから寝る、としかいえなかった。
お昼寝が終わってから唯川恵の「100万回の言い訳」を読んだの。書かれている話自体は特別おかしなことでもなかったし、実際にこんなことってあるんだろうな、と思えるものだったんだけど、ムースの中では何となくしっくりこないような感じだったの。何かちょっぴり考えさせられちゃった。
結婚してまだ半年ちょっとのムースなので、こんなことを思うのは早いとは思うんだけど、今日は夫婦って一体なんだろうって思っちゃった。育った環境がまったく違う2人が1つ屋根の下に暮らすんだからそれなりに問題はあると思うの。ちょっとした意見の食い違いや何気ないひとことがきっかけで大喧嘩に発展することだってあると思う。実際にムースの家ではそんなことで喧嘩になったこともしばしば。しかも普通新婚さんというのは、甘い蜜の中で生活をしているように毎日が楽しいものだと思うんだけど、ムースの家ではそんなこともなかったから。何だろう。日々の生活で精一杯だったのかもしれない。
そんなときって1人でいる方が楽だって思ってしまうかな。だって1人の方が気楽だもん。だったらなぜに結婚したかということになってしまう。この小説を読んでいると、こんな感じで、なぜ結婚したんだろうって思わせる部分があったし、夫婦って何だろうって思う部分もあったから、今日はそんなことを考えてもみちゃった。
同じ1つ屋根の下に暮らしていても、ルームメートと住むのではまったく違う。ルームメートと一緒に住む場合だと、ある程度のルールがあって、そのルールに沿って生活をしていくと思うの。ルールがある中で1番自分の居心地がいい生活のスタイルを作っていくような気がするんだ。でも、夫婦の場合だと、ルールに縛られすぎると窮屈になってしまう。だかかといって何も話し合わないでいると、一方がひたすら我慢をしなきゃいけなくなる感じがするし。何だかよくわからないけど、夫婦をやるっていうのは簡単なようで難しいことなのかもしれないね。
今日は夜になっても胃が痛いの。もう巨大ハンバーガーなんて作るものか、といいたいところだけど、秋になってみんながこの街に帰ってきたときにまた作ってしまいそうな自分もいたりして…。 |