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Mi Pensamiento Diario

歴史観の変化

昨日も夜は10時半に就寝。パソコン画面の見すぎが原因なのかもしれないけど、夜になって頭が痛くなってきちゃったんだ。ムースは頭痛持ちでもないし、あまり頭が痛くなるってことがないだけにちょっと変な気分だったんだ。だから早寝をしたんだけど、試験が終わったのに早寝なんて意味ないよね。

昨日はそれだけ早く寝たので、今朝は7時には目を覚ましてTVを見ていたの。今朝は速報とばかりにイラク主権を暫定政権に移譲するというニュースをやっていたけど、ムースには今1つピンと来なかったなぁ。TVによると予定より2日早く主権を移したらしいけど、それによって何の効果があるのかな?もしかして先週末から「華氏911」(原題:Fahrenheit 9/11)が公開して世論が反ブッシュになりつつあるかな。しかも週末の興行成績はムースが見たいと思っていた「White Chicks」(邦題未定)を押さえて1番だもんね。ただ1位の興行成績$23,920,637と2位の金額$19,676,748にあまり差がないからどう受け止めていいものか。例えば、「ロード・オブ・ザ・リング」のような映画は2位との差を大きく開けるから。もしかしたら上映している映画館が数が少ないからそれも差のない原因になっているのかな。

とにかく今日は朝からイラク関連のニュースを見ていたら、いつものようにあっという間にお昼になっていたんだ。で、お昼ご飯を食べてから、今日もまたまたネットにはまっていたの。今日もいろいろなHPを見ていたんだけど、今日はなぜか歴史に関するHPに行ってしまったの。ムースは歴史に疎い方だから概略を知るためにHPを利用するのが1番いい方法かなって思うんだ。

で、今日はなぜだかインパール作戦という大東亜戦争のある作戦について読んでいたんだけど、ムースの知っている歴史観がちょっと変わったかなって思う。今まで戦争について教えられて来たのはとにかく悪いってことばかり。確かに戦争はよくないことだし、出来るものならこの世からなくなってしまえばいいと思うものだと思う。ただ人と人との間にはどうしても争いごとが起こってしまうし、国家間ではそれを武力を用いて解決しようとするところも出てきてしまうかもしれない。だから戦争が起こるんだと思うんだけど、停戦をしない限りはどちらかが勝ちでどちらかが負けになると思う。ってことは、そのあとは勝者の視点でしか物事を捕らえないんじゃないのかな。負けた方の誰々がいけなかったとか、負けた国のこういうところがいけなかったという感じで、すべて負けた方が悪くなると思う。

そのせいか今でも日本は謝り続けているし、ついこの間までムースは「となりの家の猫が死んだもの日本がいけなかった」なんて感じですべて日本がいけなかったと思っていたんだ。でも、必ずしもそうではない部分もあることに気がついてきたの。あの戦争があったからアジアの国々が独立できたっていう見方も出来ると思う。たまたまインパール作戦のことを読んだし、そこにインド独立の貢献者が絡んでいたからっていうこともあるかもしれない。でも少なくともイギリスの植民地だったアジアの国々やインドネシアはあの戦争がすべていけなかったとは思ってないんじゃないのかな。

別に戦争を肯定するわけではないけど、だからといっていまだに卑屈になる必要もないと思う。ドイツだって戦争で負けた国だけど、いまだに卑屈になっているようにも思えないから。もちろん周りの国の人たちはいい感情をいまだに持っていない人もいるだろうけど、そればかりを気にしていたら自分たちがダメになってしまうような気もするもん。

ムースはインドのことは何も知らないけど、もし日本に対して好印象を持っているのなら、仲良くなっていいものをたくさん作っていけばいいのにって思うんだ。コンピュータのことでしか例えられないけど、ソフトウェア大国のインドとハードウェアに強い日本が組んだらコンピュータの勢力図を書き換えられるような気がするんだけどなぁ。隣国との連携も大切だけど、あまりにも過去にこだわって未来を見れないようだったら、ちょっと離れたところの人でも好意を持ってくれる国と連携した方が自分にもたらす利益が大きいと思うけど、そうはなかなか行かないのかな?


2004年06月28日(月)




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