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Mi Pensamiento Diario

ブリジット・ジョーンズの日記

今日は朝から変なニュースを読んじゃんった。それはニューヨーク・タイムスに載ってたんだけど、ブッシュ大統領が国有林をもうちょっと切っていいよといったこと。詳しいニュースは「ここ」からどうぞ。ムースが今朝読んだものから少し更新されてます。本当にあのおじさんは何にもわかってないよね。何が常識なの?山火事を少なくするためにやらなきゃいけないことは木をたくさん切ることじゃなくて、木をたくさん植えて、二酸化炭素の量を減らして、地球の温度を下げなきゃいけないのに。もちろん木を切れば表面的には山火事は起こらない。だって山に木がなければ燃えるものがないから。でも木を切れば切るほど、どんどん気温が上がっていくんだから砂漠化がどんどん進んでいくのに。今年山火事が多く発生したアメリカの山岳部の東側はプレーリーと呼ばれる大農業地帯なのに、そこの気温をこれ以上高くしたら乾燥して農業なんて出来なくなっちゃうのに。今年だってどれだけ中西部が乾燥に悩まされて、どれだけ多くの農業被害が出たかわかってないみたい。やることが逆なんだよね。ムースがアメリカ人だったら絶対に共和党になんて投票しないけど。まぁ、アメリカは京都議定書にも従わないし、二酸化炭素を今以上に発生させようとしているから、そのうちにヨーロッパからも見放されると思うけど。ブッシュの政策はアメリカ至上主義にしたいみたいだけど、あまり自分勝手にやってると孤立主義を引き起こしちゃうから気をつけないといけないのに。
と、こんな感じで朝から怒りが爆発してしまったので、旱魃についての小説を読もうと思ったの。それはジョン・スタインベックの「怒りの葡萄」。何でムースがこの本を知ってたかというと、実は昔NHKのラジオ英会話を聞いていたときに、この本のことがスキットの中に出てきたからなの。その年のラジオ英会話のテーマはルート66でシカゴからサンタモニカへ行くって話だったんだ。その途中でこの「怒りの葡萄」が出てきたの。ムースは葡萄って単語だけ覚えていて、本の題名は覚えてなかったんだけど、検索したらすぐに引っかかったから。ジョン・スタインベックってどんな人だか知らなかったけど、エデンの東を書いた人だったんだね。さすがにエデンの東は知ってたから、あぁ、これを書いた人なんだぁって思った。ちょっとだけ身近になったかな?でも最初は旱魃の小説ってなんだろうって思ったとき、頭に浮かんだのがJ・D・サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」。これ全然違うってわかったけど、この小説が思い浮かんじゃった。「ライ麦畑でつかまえて」はメル・ギブソンとジュリア・ロバーツが出ていた映画、「陰謀のセオリー」(原題:Conspiracy Theory)の中でメル・ギブソンが愛読?している本なんだよね。この「怒りの葡萄」を読んでみようかなって思って午後からは図書館へ行ったんだけど、この「怒りの葡萄」厚いこと、厚いこと。600ページ以上あったかな?見た瞬間にめげちゃった。だからそのそばにあったサリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」を借りてきちゃった。まだ2ページしか読んでないからどんな話だかわからないけど、これを読んでる人は多いからちょっと楽しみ。「怒りの葡萄」は気が向いたら読もう。
今日借りてきた「ライ麦畑でつかまえて」だけど、この本ボロボロなの。いつ発行したのかなってみたら、な、なんと昭和26年。そりゃ、本がボロボロになってるし、変なにおいがするわけだよね。でも結構借りている人が多いの。最近借りた人もいたみたい。最初のページに張ってある貸し出し記録のスタンプを見るとそうなってるから。この週末で読み切れるといいなぁって思ってるけど、どうだろう?話に入り込むまでに時間がかかるし、それまでが地獄なんだよねぇ。
図書館へ行った帰りにちょっと買い物をしてきたんだけど、そのときに「ブリジット・ジョーンズの日記」(原題:Bridget Jones's Diary)のビデオを買ってきちゃった。実は映画が公開される前にこの小説を読んでみたいって思ってたの。2年くらい前かな?ナベツネ新聞で「英国で都会派恋愛ものブーム」と題されてヘレン・フィールディングの「ブリジット・ジョーンズの日記」(亀井よし子訳、ソニー・マガジンズ)やジョジー・ロイド&エムリン・リーズの「カム・トゥギャザー」(佐竹史子&江口研一訳、扶桑社)、ジェニー・コルガンの「アマンダズ・ウェディング」(hal訳、アーティストハウス)が紹介されたの。記事自体はコピーを持ってるから何が書いてあるかわかるんだけど、ネットで参照させることはちょっと出来ない。なぜかっていうと、いつの記事だか覚えてないから。このブリジット・ジョーンズだけど舞台がロンドンだっていうから何となく興味を持ってたんだ。1度読んでみたいなぁって思ってたら、映画が公開されたから映画を見ようかなって思ってたけど、気がつけばビデオまで発売されてた。主演がレニー・ゼルウィガーって聞いたとき、えっ?って思ったけど、映画の批評を見てるとなかなかって感じだったからちょっと期待してたの。でも…。彼女のイギリス訛りの英語はムリがある。東京の人がムリに関西弁でしゃべろうとしてる感じ。雰囲気はイギリス風なんだけど…。グウィネス・パルトローのようなアメリカ生まれのアメリカ育ちなのにイギリス訛りの英語を上手に話せちゃう女優さんがいるだけに、レニー・ゼルウィガーは…。ちょっと荷が重かったんじゃないかなって思っちゃった。映画の内容はまあまあだし、レニー・ゼルウィガーがこの映画のために太ったという女優魂はすごいと思うけど、もうちょっとしゃべり方の練習をした方がよかったんじゃないかなって思う。じゃなかったらイギリスの女優さんを使った方が小説の雰囲気がもっとよく出たと思うけど…。ハリウッド映画だからイギリスの女優さんを主演に持ってくることは出来なかったのかな?イギリス生まれでこの映画にあうハリウッド女優って…。ムースはスーパーチャンネルでやってる「そりゃないぜ!?フレイジャー」(原題:FRASIER)に出てるダフネ役のジェーン・リーブスがいいと思ったけど、彼女がブリジット・ジョーンズだったらスタイル良すぎだもんね。年齢もちょっと高くなっちゃうし。そう思うとやっぱりいないのかなぁ。そういえば、この「ブリジット・ジョーンズの日記」の最初のシーンでレニー・ゼルウィガーがTVで「そりゃないぜ!?フレイジャー」を見てるシーンがあったね。ムースは辛口の映画批評はあまりしないけど、この映画に関してはちょっと辛口だったかな?っていうか嫌いな映画は見ないから批評することなし、好きな映画も批評することないから。だからあんまりいわないだけなのかも。全体的には好きな方に属する映画だし、やっぱりハッピーエンドだから見終わってもいい気分でいられるのかもしれない。
それにしても「そりゃないぜ!?フレイジャー」には笑っちゃった。そりゃないぜってムースがいいたい。フレイザー?フレイジャー?はムースも毎日のように見るけど、スーパーチャンネルで見れるとは知らなかったなぁ。今、NHKでウィル&グレースも見れるし、ダーマ&グレッグやERも見れるし。すごいよね。ムースはスーパーチャンネルでは「スウィート・エネミー 甘い媚薬」(原題:Dulce Enemiga)か「カサンドラ/愛と運命の果てに」(原題:Kassandra)くらいしか見なかったからなぁ。それも2ヶ月に1度くらい。だって南米の昼メロってドロドロしてるんだもん。それに何いってるかよくわかんなかったから。大体こんな感じだろうってことはわかるんだけど、どこかしらわからないところがあるから話が飛んじゃって。
さぁ、明日から「ライ麦畑でつかまえて」を読もう。


2002年08月22日(木)




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