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Mi Pensamiento Diario

バカみたい

昨日、今日と友達にメールを書いたんだ。2ヶ月ぶりに書いたのかな?メールを書いていて思ったんだけど、別にいわなくてもいいことを一生懸命書いて強調してた。バカみたいって今日の午後になったから思っちゃった。昨日は寝る前に1通書いて、今日は起きてから1通書いたんだけど、2通とも似たような内容。もちろん別々の人に送ってるし、その2人は全く接点がないんだけど。元気にしてるよって書いておきながら、本当に元気なの?って取れるようなことを書いちゃってるし。こんなんだったら何も書かない方がよかったかなって思う。そうすればみんな「便りがないのは元気な知らせ」って思ってくれるから。メールが来なければ、来ないほどみんなが安心してくれる。そして段々と疎遠になって、時の流れと共に忘れてくれる。
今は誰と口を利くこともないし、しゃべれなくたってプレゼンテーションと宿題のことを質問する以外で困ることは全くないかな。だからいつも思うのは1人でも平気だってこと。人は1人では生きていけないってことくらい知ってるし、どんなにつっぱってても誰かに助けてもらうことがたくさんあるってことぐらいわかる。でもここで生きていく分にはさっき書いた2つの状況下の時以外に声を必要としてる時がない。先月は友達が来てくれたから思う存分、声が枯れるまでしゃべったけど、もうここに誰も来ないだろう。だからもう声なんていらないと思う。それにすべてのことはメールで済ませちゃってるから、電話だってインターネットにつなげる以外は使うことないし。
誰かと話したいときに話せなかった。高いお金を払って国際電話までして話した人にはなぜか責められた。何にもこっちの事情など知らないのに責められた。状況を説明する間もなく、詳しいことはわからないけど…って前置きをしながら責め続けてくれた。そのときにもう国際電話をするのはやめようって思ったくらい。もちろんこの街には普通に電話して話が出来る人なんて誰もいないから、市内通話も使わない。たまに市外通話を使うけど、でもそれもメールでどうにでもなるし。電話も声もやっぱり必要ないんだなって思う。
今さらこんなこと思って、こんなことをメールに書いたってしょうがないのに、つらつらとメールに綴っちゃった。本当にバカなことしたと思う。この冬は実家に帰るつもりだけど、それだってどうなるかわからない。だって箱根駅伝さえ見てしまえば、実家へ帰る必要がないんだもん。我が母校の走りだけが気になる。それだけだから。帰るとしても隠密で帰ろうかな。
もしこのまま忘れられてもいいって思うんならメールなんてしなければいいのにね。もしかしたら最後の悪あがきかな?ここに来た頃は日に何通か来ていたメールが今では2週に何通になっちゃったし、メールを書く相手もいつの間にか片手で十分になっちゃってるし。だからちょっと悪あがきをしたのかも?だからカナダにいる友達にまで電話したのかも。もちろん、折り返し電話がかかってくることなんてありません。
でもこれでよかったんだよね。すべてはムースが東京を離れたことが始まり。そしていつもいわれることは、どうして…っていわれ、東京を離れた自分がいけないようにいわれる。連絡をしなければ、みんな元気にやってると思ってくれてる訳だし。このまま何もいわなければ…。

ふと思い出したけど、昨日はパンプローナでサンフェルミン祭りが行なわれてたんだね。昨日の晩、久々に新聞を読んだら記事が載ってた。その記事は「ここ」からどうぞ。それで今日になってからTVのニュースに出てた。1度でいいからサンフェルミンを見に行きたいなぁ。7月7日に天の川を見るより、サンフェルミンを見たい。今度短冊にそう書いてお願いしてみようかな?でもその前に「日はまた昇る」を読まないとね。それに今度牛追いに参加する時は牛の前も牛の後ろも走らないし、ましてや闘牛場の中になんて入らないから。あれは見てるだけだって危険なのに好奇心だけで牛にくっついて行くなんて大怪我の元だもんね。今はどれだけ危険か身を持ってわかってるからちゃんと自分の身ぐらい守るけど。多分TVで見てる限りでは牛がどれくらいの速度で壁等に向かってくるかわからないと思うけど、目の前で見てるとすごい速度で壁に向かって来るんですよ。そのときに牛の角に突き刺されたら大変。ムースの場合は牛がムースの左横1メートルのところに突っ込んできて、そのままこっちに寄って来たからムースの左腿と牛の角と接触しただけなんだけど、もし直接突っ込んできてたら今は杖がなければ歩けなかったかもね。だからサンフェルミンで面白がって牛の前を走るのはやめましょう。ってそんなバカなことをやる人はいないか。ちなみに牛の後ろにくっついて走っていても、牛が突然止まって振り返ることがあるので安全ではありませんよ。経験者語るってやつかな。まぁ、ムースが参加した牛追いはシウダー・ロドリゴというポルトガルの国境に近い小さな街でのことなんだけど。


2002年07月08日(月)




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