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Mi Pensamiento Diario

ライスカレー

カレーライスとライスカレーの違いって何でしょうか?なぁ〜んてことは聞きません。だってムースの中ではちゃんと区別されてるから。ムースがいつも好んで食べているのがカレーライス。多分、1度も食べたことがないと思われるのがライスカレー。ライスカレーっていうのは「カレーの上にグリーンピースを三つのっけて、スプーンはコップにつがれた水の中に入れられてくる。カレーは作ってから一日置き、次の日冷たいまま あつあつのご飯にかけて食べるのが一番美味しい」ものなのです。このライスカレーの定義、どこかで聞いたことありますか?ムースが定めたものじゃないから聞いたことあるって人も多いのでは。
昔、っていつも昔の話ばかりで申し訳ありませんが、フジテレビの木曜劇場でやってたドラマにムースはかなり心を奪われました。昭和59年10月4日から12月27日まで放映された「オレゴンから愛 From Oregon With Love」や、その1年後の昭和60年10月10日から12月26日まで放映された「アルザスの青い空」。あっ、ちなみに昭和60年10月4日の晩は東京に結構大きな地震があったんですよ。ムースはこの日のことをよく覚えてます。だってスケート場にいたんですもの。ムースが初めてアイスホッケーがどういうものかっていうのを知った日だから。地震が始まった時、スケート場の氷がミシミシっていってちょー恐かったです。話を戻して、前にこの日記でも書いたと思うけど、海外旅行は高嶺の花だとこの頃ですら思ってたし、アタック25で優勝してエールフランスで花の都パリへ行くか、ウルトラクイズで勝ち進んでアメリカへ行くか、新婚さんいらっしゃいに出場してハワイ旅行を当てるしかないって思ってたから。でも、ムースの周りの人たちはこの頃は新婚旅行でハワイへ行く人が多かったかな。ってムースはこの頃はまだ結婚出来る歳にはなってなかったですよ。あくまでもムースの知ってる当時OLの人たちの話ですから。
当時は国内専門のバックパッカーだったムースにとってはうらやましい限りの話だったかな。でも英語が何にもわかんなかったから、外国へ行くのはかなり抵抗があったのも事実かな。ムースの行ってた学校で夏休みに短期留学をするっていうプログラムがあったけど、英語のまったくわからないムースは行きたいって思わなかったもんね。まぁ、値段的にもちょー高かったし、貧乏な家だからそんなお金が払えないって思ってたし。
あの当時、やたら海外ロケの多いドラマが木曜劇場には多かったのかもね。最後にはムースの大好きな「ライスカレー」が放映されたの。昭和61年4月3日から6月26日まで。「オレゴンから愛」や「アルザスの青い空」も欠かさず見たんだけど、でも「ライスカレー」が一番印象に残ってるんだ。何でかわからないけど…。もしかしたら倉本聡が脚本を書いたからかな。じゃなかったらカナダが舞台だったからかも。「ライスカレー」の中のカナダはとてもきれいなところだったの。ムースが絶対に好きになりそうな風景だった。だからずーっとカナダってところに魅せられ続けてるのかもしれない。「ライスカレー」の話はサブ北島が演じるジローさんに時任三郎演じるケン、陣内孝則演じるアキラ、布施博演じるブンタの3人がカナダでライスカレーの店を一緒にやらないかって誘われて、カナダへ渡るんです。でも実際にカナダへ渡ったのはケンとアキラの2人でブンタは出発直前になって行くのをやめちゃいます。カナダに渡ると頼りしてたジローさんが失踪していて、今度はジローさん探しの旅に出ます。ガッツ(ガッツ石松)が用意してくれた車で東へと向かって行くんだけど、途中で事故って2人はトボトボと歩いて小さな街に着くんです。そこで途方に暮れてると中井貴一演じるBJが買い物を終えて彼女?と一緒に家に帰ろうとしてるのを見つけたんです。で、今度はBJの働く丸太小屋のところへ行って働くんですが、そこではいろいろとあって…。これ以上は記憶があやふやなので書くのをやめておきます。とにかく、このお話、最初のライスカレーが出てきただけで、あとはライスカレーなんて全然出てこなかったんだけど、いいドラマでした。夢を追いかけるっていうか、夢にかける若者の姿を描いている感じのドラマだったのかな。これを考えるとやっぱりムースに多大な影響を与えてると思うな。
決して、賢い生き方だとは思わないし、器用な人たちじゃないけど、こういう人たちが得たものはお金に換えることの出来ないものがたくさんあると思う。もちろん成功を収めればバン万歳だろうけど、もし成功しなかったとしても自分がやってること、やってきたことに満足できるんじゃないかなって思うの。社会的には成功してるっていわれ、お金に苦労することがなくても、心の中に隙間があるのなら何をやっていても虚しいんじゃないかな。自分のやってることをどこか遠くから覚めた目で見ちゃったりして。ムースはそれよりも、お金や地位や名誉や名声より、心が満たされて、自分のやってきたことに後悔することなく、いつも笑っていられるようなそんな生き方が好き。ムースだってあの時あぁーしとけばよかったとか、あの時こうしておけばよかったって思えることもたくさんある。だからもうこれ以上は後悔するようなことは一切したくない。今は社会的にとんでもない人になってることは十分承知してる。生き方だってとっても不器用だと思う。でもムースもお金に換えられないくらいいいものを得ていると思う。友達なんてその1つだと思う。残念ながら今では疎遠になってしまったけど、一時期はオーストラリアを除く4大陸に友達が散らばっていたし、手紙もたくさん書いてたし。これってお金を出したって買えるものではないと思うの。外国に住んだ経験もある。これもムースにとってはとてもいい経験。いろんな国の人と話もしたし、一緒に飲んでバカなこともたくさんやったし。あっ、日本人の名誉のためにいっておきますが、みんなムースを典型的な日本人と思ってなかったし、知らない人は日系人と思ってたようなので、普通の日本人はTVで見るようなお金持ちで大人しくて礼儀正しい人だと思ってたみたいです。もう1つ弁解しちゃいますけど、ムースも礼儀だけはちゃんとした人と思われてたと自分で思ってます。って今でもそこだけはちゃんとするように心がけてますよ。
「ライスカレー」のドラマと一緒で、最初にライスカレーが出てきただけで、途中からライスカレーにまつわる話がなくてゴメンなさい。でも、まさかムースがライスカレーについて講釈を垂れるとは思ってなかったですよね。うんっていってもらえるとありがたいけど、いいや、ライスカレーとカレーライスの違いは何かってことに期待しちゃったっていわれると困ってしまうのですが…。
あっ、カムループス(Kamloops)とラック・レ・ジューン(Lac le Juene)について書くの忘れちゃった。


2002年06月18日(火)




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