エアーメールって書いたことありますか?海外旅行しても絵葉書1枚、書くことないかな。長々と旅行するわけでもないし、電話もあるから絵葉書1枚書くことないのが普通かもね。 ムースが初めて海外へ行った頃は、Eメールなんて便利なものがなかったからひたすら絵葉書を書いてたの。今でも書道塾へ行けばムースが送った数々の絵葉書が残ってるんだ。2年くらい前かな、何かの折にそれを読むことがあったんだけど、その時の心情が書かれていて本当に懐かしかった。いろんな人に絵葉書を書いて送ったんだ。絵葉書を書く他にも日記も書いてたから、たまにそれを読み返すとちょっと面白くって。両親宛に送った絵葉書も残ってるけど、それは心配させないように書いているだけだし、この先どこへ行くかってことが主になってるからちょっと面白くないけど…。もし、ムースが書いた絵葉書をまだ持ってる人がいて、それを見せてくれたらおかしくて笑い転げちゃうだろうなぁ。今では当たり前のように思えることもあの頃にはすべてが新しい発見になってたし、小さな発見に日々驚いていたから。 絵葉書ばかりじゃなく手紙もよく書いたなぁ。何度もこのことを日記の中に書いてると思うけど、スペインにいた頃は本当によく手紙を書いた。もちろんイギリスにいるときもね。でも、スペインにいた時は本当にすごかったかも。週に15通近く書いてたこともあるもんね。もちろん書く相手が違っていたし、どれもこれも似たような内容だったと思う。それに週15通くらい書いたっていっても1番よく書いた頃の話で、平均すると1日1通くらいだったと思う。日本に着くまでは投函してから大体1週間かかったかな。だから向こうが手紙を書いて、その手紙がムースのところに着いて、即行返事を書いても遠い過去の話のようになっちゃってたけど…。 学校で知り合った友達からも絵葉書とかよく来てたからスペインのアパートを引き上げる時には靴箱一杯に手紙や絵葉書が詰まってたんだ。これ、ムースにとっての宝物。大事な大事な宝物。日本に帰ってきてからもたまにエアーメールを書いてたんだけど、いつの間にか疎遠になっちゃって。何となく寂しいけど。でも、その住所に手紙を送ったら親御さんが住んでるかもしれないし、また連絡が取れるかもしれないって思うんだ。といいつつ、今だに行動を起こしてないんだけど…。 昨日の晩、日記を書き終わってから突然サーカスの「アメリカンフィーリング」って歌を思い出しちゃったの。今まではアメリカン○○って感じの歌だと、杏里の「思いっきりアメリカン」がムースの中でのアメリカンな曲だったんだけど。でも、杏里の「思いっきりアメリカン」って別れの曲なんだよね。ムースはこの歌を聞いたことがあったからサンタモニカがどんなところだろうと思って、LAへ行った時にサンタモニカまで足を伸ばしたけど…。映画の「スピード」に出たサンタモニカのバスを使って。サンタモニカで生活したわけじゃないから、ムースにとってはただの海辺の街って感じにだった。 「思いっきりアメリカン」ではサンタモニカからエアーメールを送って、1つの恋を終わらせてるんだよね。そしてエアーメールを送った彼女はサンタモニカで1人気まま風になって楽しむんだよね。香水も誰に気兼ねすることなく、自分の好きなものをつけて。ちょっと悲しい感じもするけど、明日に向かって歩くわって感じなのかな。東京ラブストーリーの赤名リカがこんな感じなのかなって思える。 これに対してサーカスの「アメリカンフィーリング」は別れの曲じゃなくってこれからこの人と一緒に歩いてこうって感じの曲。共に竜真知子の作詞。どんな歌詞かわからないでしょ?ムースも♪今 私はコバルトの風〜ってところしか知らなかった探しちゃった。本当に苦労したの。でもやっとのことで見つけたんだ。「ここ」をクリックしてもらえれば歌詞が見れます。メロディーは申し訳ないけど検索して見つけてください。Midiによるものだったらいくつか見つかると思うので。歌詞を見てもらえればわかると思うけど、いい曲だなぁって思う。人の心って迷いが多いし、この人とうまくやっていけるのかなって迷うこともたくさんあると思う。その上、隣りの芝生はいつも青いもんね。そんな時、自分の心を見つめ直す意味でちょっとひとりになってみて、どうしたいか、何がしたいか考えて、この歌のように「愛するひとは あなただけ 今日から もう何も迷わない」なんていえる、そんな人生って素敵だなぁって思って。自由な空に誓うのもいいし、南の一つ星を見上げて誓うのもいいし。 でも、水を差すわけじゃないけど、飛行機の中で手紙はなかなか読めないよね。だって隣りの人に見られたら恥ずかしいもん。ビジネスクラスやファーストクラスに乗ってる人はそんなこと感じないかもしれないけど、万年エコノミーのムースはこの現実をよく知ってます。ムースが昔カナダへ行く時、飛行機の中で読んでといわれた手紙をもらったことがあるの。最初は飛行機の中で読もうと思ってたけど、別れの手紙だってわかってたから家を出る前に読んじゃった。本当はその手紙を部屋に置いてカナダへ行こうとしたんだ。そしてカナダではそんなこと一切考えずに思いっきり楽しもうと思って。でも、マリリンにいわれて(マリリンについては「ここ」をクリックして参照してください。行間を読めといった人です)その手紙を持って飛行機に乗ったんだけど、さすがに飛行機の中では読めなかった。だって隣りの人に丸見えなんだもん。飛行機の中では本当に手紙なんて読めません。っていってもこれは歌だしねぇ。きれいなままで…。 この「アメリカンフィーリング」の歌詞を探している時に「ホームタウン急行(エクスプレス)」って曲に出会ったのね。これねぇ、「アメリカンフィーリング」のB面なんだけど、この歌も毎週聞いてたの。鉄道公安官っていうテレ朝のドラマがあったんだけど、これのエンディングで使われてた曲なんだ。サーカスが歌ってたっていうのは記憶の片隅にあったんだけど、歌のタイトルは知らなかったの。でも、昨日タイトルを見たときにピーンときたんだ。これに間違えないって。歌詞の1部を覚えてたからこの「ホームタウン急行(エクスプレス)」の歌詞を見たときにやっぱり間違えなかったって思えたんだ。ただ残念なことに1部しかメロディーを覚えてないから、どんな曲だったかは今1つ思い出せないの。
たまにはエアーメールでも書いてみようかな?それを受け取った誰かがムースに逢いに来てくれたりして。ってそんなことはないか。でも、Eメールもいいけど、たまには手紙を書こうって思っちゃった。そういえばこんなこと前にもいってたよね。今度こそは書いてみよう。だって今のムースはアメリカンフィーリングなんだもん。って当たり前? |