数字のマジックに踊らせられている。そう思うんだ、今日この頃。1日にカウンターの回る数、体重、成績などなど。毎日これらの数字に踊らされてる。 例えば、ムースのHPにもついているカウンター。1日のカウンター数を増やそうと思ったら再読み込みを繰り返せばいくらでも増えていく。ReadMe!とかにでてるアクセス数。朝から晩まで、何度も何度も自分のHPを見れば自然と増えていく。もちろん、つないだままになってるとダメだけど、ダイヤルアップでつなげてる人だったら、つなぎ直すたびにカウントされていくの。だって、サーバの名前が毎回変わるんだもん。コンピュータはそれを違う人がつないでると思うよね。もし、ドメイン名、xxxx.co.jpとかxxxx.ne.jpだけで判断してたら大手のプロバイダーを使ってる人は一向にカウント数が増えなくなっちゃうもんね。こうやってからくりがわかってるのに、アクセス数が増えた減ったと一喜一憂して数字に踊らされてる。 体重もそう。本当は全然太ってないんだけど、たった500グラム増えただけでも体重が増えたとちょっと落ち込む。だって、もうデブとはいわれたくないから。実はムースが一番太った時でも普通だったの。だって身長−100よりは2kgくらい下だったんだもん。それでも、毎日のようにデブといわれればやっぱり気になる。いつの間にか数字のマジックに踊らされるようになっちゃった。減量しても体重ってなかなか落ちないじゃないよね。最初の1ヶ月はムースにとってもつらかった。だってどんな走っても、どんなに汗かいても体重が減ってくれないんだもん。がんばって、がんばってやっと1kg。2ヶ月が過ぎても2.5kg。ちょっと大変だった。食事制限は一切しなかったから、やせるっていっても急にはやせなかったよね。お酒だって毎日たくさん飲んでたんだし。今思うととってもバカげてるんだけど、ビールで酔うためにはたくさん飲まなきゃいけないし、カロリーもたくさん摂取しちゃうからって思って、最初の1杯だけビール飲んで、あとはずーっとウイスキーを飲んでたんだ。しかもいつもロック。これだもん、胃がボロボロになって、そのうちに背中が痛くなっちゃうよね。胃薬が手放せなくなっちゃうよね。でも、数字のマジックに踊らされていたから、やめることできなかったなぁ。 運動はやめることなかったんだ。胃は痛かったけど、基本的には調子がよかったしね。そうしたら、ある時からやっとやせ始めてきてくれたの。やっと念願がかなって。でも、ここからも数字のマジックに踊らされたけど。それは体脂肪率。ムースの場合は運動してやせてたから、体重の減少とともに体脂肪率も少しずつ減ってくれてたけど、でも思うようには減らないんだよね。だから減量大作戦はとどまるところを知らなくなる。元婚約者がもうそれ以上やせなくてもっていってたけど、やめる気にはなれなかった。だってその人こそが毎日デブデブいい続けた張本人だもん。いつ、そんなこといったっけ?っていうかわからなかったし。結局半年で12kgやせた。体脂肪率も10%落とした。でも、数字のマジックに踊らされることは終わりを知らなかったけど。 お正月、実家で毎日ゴロゴロしてたんだ。気がついてみればたった2週間の帰省で3kgも増えてたの。こっちに戻ってくればすぐにやせるだろうって思ったんだ。確かにすぐにやせた。正直、ここまでやせるとは思わなかったけど。だって、こっちに帰ってきてからずーっと疲れてたし、何食べても美味しくないんだもん。だから自然と食べたいって欲求がなくなってきちゃったんだよね。その上、鬱による無気力症にもなってたから、料理もしなくなっちゃってたし。2ヶ月で6kgもやせてた。今回は運動したわけでもなく、何もせずに6kgもやせた。まぁ、それだけ疲れてたんだろうけど…。体重計に載って自分の体重を見たときには正直いって驚いた。だって、昔やつれ果ててげっそりした時があったんだけど、それよりもやせてるんだもん。だから、体重を戻さなきゃ死んじゃうって思ったけど、何日かその体重を見続けたら感覚が麻痺して、その体重が普通だと思い始めちゃったんだよね。だから今、本当はやせてるんだけど、たった500グラム増えたくらいでも太ったぁーって思っちゃう。でも、これはちょっとトラウマも入ってるよね。だっていやだぁー、いやだぁーって思ってたのに毎日のようにいわれ続けたんだもんね。イヤっていってもなかなかいうのをやめてもらえなかったけど…。 今、ムースがとっても踊らされてるって思うのはやっぱり成績かな?学生だから成績っていうものがついて回るのは仕方ないけど…。ムースの場合、このプレッシャーに負けちゃっていろいろと大変。例えば小テストや宿題の設問で1点ずつ減点されていく。気がつくと、とんでもないくらいの点数が減点されてるときがあるんだ。とはいっても20点中8点の減点とか。これだけでみると大したことないかなとも思うけど、これが積もり積もるといつの間にか100点満点で60点くらいの点数になってる。だからたった1点でも減点されるとがっかりする。もっともっと大きなところからみたらたった1点なんだけど、今は数字に踊らされているから1点が重くのしかかるんだ。1000点満点の試験の1点なんて大したことないかもしれない。一生涯のうちにやるテストの中の1点なんて本当は大したことがないのかもしれない。でも、今は大きい。 試験ってそれだけで人の価値が量られているいるようだからムースはあまり好きじゃないの。ムースの場合、いわれた言葉を自分のものにする時間が必要だし、言葉を噛み砕く時間が必要だから…。もちろん、学生やってる限りは試験っていうものがあるから勉強するのかもしれない。それで理解度を測る以外方法はないのかもしれないけど…。前に過程が大切って書いたけど、今学期は赤点しか取ってない数学を除けば、って他はコンピュータの授業しか取ってないんだけど、それだけだと過程より結果の方がいいんだ。普段はボロボロ。でも、実はこれって普段たくさん間違えてわからないところがわかるようになるから、試験の時までにいろいろなことを覚えて、試験ではある程度納得のいく点数を取れるんだよね。でも、成績表につく成績は全部をひっくるめた成績だから、当然悪い。それを見てがっかりする自分がいるの。でも、皮肉なことに前学期は普段の成績に助けられたんだ。今学期は普段の成績に足元をすくわれてるけど…。だから今は毎日1点に一喜一憂する。 もう、数字のマジックには踊らされないようにしようって思うけど、どうも心がいうことを聞いてくれない。頭の中では人の価値は数字で計れないし、数字にも置き換えられないってわかってるのに、踊らされてるし、一生懸命踊ってる。いくら成績が悪くたって、本人にやる気さえあれば、いくらでも勉強できるのになぁ。でも、この成績を見てると、もう勉強するのをやめたらっていわれそう。 学費や生活費といったお金という数字に踊らされ、成績という数字に踊らされ、体重という数字に踊らされ、アクセス数という数字に踊らされ、踊りつかれたかな?今、それに気がついたのかも。自分が自分でいるために数字にとらわれないようにしようと思うけど、そうはいかないんだろうなぁー。 何で世の中のものすべて数字で置き換えようとするんだろう。ってもしムースがコンピュータに感情を持たせるためにはどうすればいいかって勉強をしたら、感情までも数字で置き換えるようになっちゃうんだ。きゃー、最悪。でも、心理学好きのコンピュータ学科の学生、ムースが興味を持つことってそういうところなんだもんなぁ。やっぱりしばらくは数字のマジックに踊れされ続けなきゃいけないのかな…。世の中って皮肉なものなのね。
今日、久しぶりに詩を2つほどアップしたんだ。もしよかったら読んでください。前に書いたものだから季節的におかしいかもしれないけど…。実はムースのメモ帳にあと3つ、4つ詩が書いてあるんだ。近々アップしますので。もし、この日記を読んでる人の中ででトップへいけないって人は、申し訳ないんですがヤフーへ行って「ムースの部屋」で検索してみてください。1番最初のひっかかったHPがムースのものだと思いますので。 |