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Mi Pensamiento Diario

夢の国

アメリカに行ったことある人はきっと多いと思う。ムースもアメリカへ行ったことある人のひとり。ムースの場合は初めての海外旅行がアメリカだったんだ。今からちょうど10年前のこと。初めての海外旅行が10年前だなんていうと、年がバレバレだよね。何かイヤだねぇ。だって大学では20歳そこそこ人たちと毎日同じ授業受けてるムースなのに…。10年前の1992年2月28日、初めての海外へ旅立ったんだ。
最初に着いたところは航空会社の関係でカリフォルニア州のサンノゼ。シリコンバレーの中心として有名なところだよね。サンノゼ空港について、そこからサンフランシスコへ移動して、サンフランシスコ観光をしたんだ。だから実質的にはサンフランシスコがアメリカ最初の都市になるのかな。この時のムースは英語なんて全く話せなかったの。とはいっても、1人で海外へなんて行く勇気のなかったムースは、友達と一緒だったしすべて友達まかせ。しかもその友達は、その時点でヨーロッパへ2度も行ったことがあったし、中国へも行ったことがあったし、海外旅行にはかなり慣れてたんだ。それに英語を話せたしね。でも、ムースにとっては初海外旅行。緊張の連続。だから成田エクスプレスに乗る前に東京駅でビール買って飲んじゃってた。酔っ払いはイヤだね。でもね、英語がわからないムースが海外へ行くんですもの。そりゃ、緊張もするし、お酒でも飲んでリラックスしたいと思うよね。当然、カバンの中には旅行会話集。この海外旅行って一緒に行った友達が企画したもので、実はムースはどこへ行くか何も知らなかったんだ。でもね、メキシコへ行くんだけどいかない?って誘われたからメキシコへ行くっていうのは知ってたの。でも、メキシコのどこへ行くかは知らなかったんだ。あとね、メキシコの隣りにベリーズって小さな国があるんだけど、そこの国のビザを取りに行ったからそこへ行くのも知ったたんだ。それ以外のことは何も知らなかったの。ただメキシコならスペイン語だって思って、旅行会話集はスペイン語の会話集を買っていったんだ。実はスペイン語の隣りに英語も書いてあったから、これはちょうどいいやって思ってそれを買っていったの。だからその会話集は手放せなかった。っていってもほとんど役立たなかったけど。何でかっていうと、発音が悪くて通じなかったから。今も発音が悪いってことを考えると10年間進歩ないなぁーってちょっと思っちゃうけど…。
飛行機の中ではお酒をたくさん飲んじゃった。日記によるとスコッチ飲んで、ビール飲んで、さらにスパークリングワインも飲んでるらしい。これだもん、サンノゼに着く頃になっても、完全には酔いが覚めてる訳ないよね。だからかもしれないけど、飛行機がサンノゼ空港にそろそろ着きますっていうアナウンスをした時に、ムースねぇ、窓の外を見て友達にちょっと大きめの声でいったの。「うわぁ、車が右側走ってるー。TVで見てたのと一緒だぁー」って。アメリカだもん、当たり前なんだよね。でもねぇ、ムースにとってはそれだけでもちょっとした感動だったの。その時、友達はどうしてたかというと、ちょっとあきれた感じで、ちょっと恥ずかしそうで。そんな感じだった。
これがムースが初めてアメリカにいったときのことなんだけど、その1年半後、ロサンゼルスへ1人で行ったし、一昨日の日記のも書いたけど、サンフランシスコへも2年前にいったんだ。これも1人で行ったんだ。っていっても現地に友達がいたから、夜と週末は一緒に遊んでたけど。
今日は何でアメリカのことを書き始めたかっていうと、相変わらずネタを探すのにネットをフラフラしたのね。でも、これを書きたいっていうお題が見つからなかったの。それと、ここんとこの寝不足でちょっと疲れちゃって、さっきまで寝てたんだ。でね、日記を書かなきゃって思って起きようと思ったんだけど、ネタがないなぁーって思ってベッドの中でゴロゴロしてたんだ。その時に昔のことをふと思い出したの。そういえばムースが最初に見た映画って何だったんだろうって。「キングコング」のような気もするんだけど、「アドベンチャーファミリー」かなとも思ったんだ。この「アドベンチャーファミリー」って映画、ムースはこの時に1度見たっきりであとは1度も見てないんだけど、何となく記憶の片隅にあるの。ある家族が都会から大自然の広がる田舎に引っ越すって感じの話なんだ。「北の国から」のアメリカ映画版って感じかな?っていってもこっちの方が先に封切られてるから、映画が元祖なのかな?この映画を見てね、アメリカってところに憧れを持ったんだと思う。アメリカって所は雄大ですごいところだぁーって感じで。あと、日本ではこんなことはできないだろうってことも何となく感じたのかな?この映画を見た後にムースねぇ、どうやら英和辞典を買ってもらってるらしいの。辞書の存在は知ってるし、微かな記憶の中では「アドベンチャーファミリー」と辞書が1つの出来事になってるから、何かしらの関係があると思うんだけど…。
でね、このあとに見てる映画って「がんばれベア−ズ特訓中」っぽいんだ。この映画は何かの時にTVで見てるからどういう内容か何となく覚えてるよ。この映画にヒューストンのアストロドーム球場っていうドーム球場が出てくるのね。今じゃ、日本でもドーム球場なんて珍しくもないけど、25年前にドーム球場を見たムースにしたらアメリカってところはすごい国なんだとしか思わないかったの。
それとね、父が日曜日の朝によく「兼高かおる 世界の旅」を見てたのね。あの当時、海外旅行っていうのは高嶺の花で、ってムースの家が貧乏だったからうちだけだったかもしれないけど、外国へ行けないと思ってたの。もし行きたければ、アタック25で優勝してエールフランスで花の都パリへ行くしかないって思ってた。兼高かおるの番組は子供だったムースにはちょっと…って感じだったけど、父はよく見てたからムースも見ざるを得なかったんだ。今と違ってあの頃ってまだまだTVって一家に1台だったから。あっ、ムースの家は祖父の部屋に1台と両親の部屋に1台の2台だったんだ。うわっ、実は金持ちじゃん。いや、やっぱりそれはないなぁー。TVはたまたまだぁ。でね、兼高かおるの番組を見ながら子供心に外国ってどんなところなんだろうって思ってったんだ。日本航空と全日空には乗ったことあったけど、パンナムには当然乗ったことなかったし。でも、番組の協賛がパンナムで、いっつも世界の翼パンナムの協賛でお送りしてますってようなこといってたから、パンナムに乗れるようになれたらいいなぁって思ってたの。
そして日テレではアメリカ横断ウルトラクイズが年に1回やるようになってたし。実はムースも1度ウルトラクイズに出たことがあるんだけど…。もちろん、成田すら行けず、1問目でアメリカへの夢は木っ端微塵に砕かれたけど。でね、ウルトラクイズを見るたびにアメリカの大きさを感じてたの。映画で「アドベンチャーファミリー」を見てロッキーの大自然を目の当たりにして、ウルトラクイズではニューヨークの摩天楼や、アメリカの広大さに感動して、最終決戦はパンナムビルの屋上。兼高かおるの番組で出ていたパンナム。ムースの中ではアメリカって国がどんどん大きな国になっていってた。だからかな、どんなに英語の成績が悪くっても英語を話せるようになりたいって気持ちが失せなかったのは。ずーっとアメリカへ行ってみたいと思ってたんだ。
でもねぇ、アメリカへ行けるチャンスなんてなかなかなかった。ムースの友達で小学生の時にハワイに行ったことがあるって人がいたんだ。ちょーお金持ちだと思ったもんね。ムースの行った学校では夏休みに約3週間の短期留学のプログラムがあったんだ。でもねぇ、とんでもなく高かった。当時の値段で50万円くらいしてたかな?まだ1ドルが250円くらいの時だったしね。アメリカに行ったことあるって人がどんどん増えていくけど、英語が全くわからないムースにとっては常に未知の世界だったなぁ。友達の家はお父さんが英語がしゃべれたりするところもあったみたい。ムースの両親は英語なんて無縁だし、アルファベット書くのがやっとだしね。友達の家みたいなことは決して起こんなかったよ。そんな多感なころに「トップガン」も公開されたし、ムースのアメリカへ行きたいって気持ちがそこで大爆発したかな。だからねぇ、高校3年生になって進路相談をした時にカナダの大学へ行きたいって行ったことがあるの。何でカナダ?って思うよね。その時、たまたまカナダの大学を知ったの。でね、アメリカじゃないけど、カナダも似たようなものだろうと思ってカナダへ行きたいっていったんだ。当然、親子喧嘩になったよ。だって英語の偏差値が30台後半の人がカナダなんていったって英語なんて話せるわけないだろうって。ムースは日本の教育がよくないから英語が話せないだけで、カナダへ行ったら話せるようになるって主張したけどね。結局は資金面でも大変だし、その考えは却下。そうだよねぇ、学費に生活費にって仕送りしてたらとんでもない金額になるよね。働くようになってわかったけど、あれだけの金額を稼ぐっていうのがどんなに大変だかねぇ。
このあと一時的にアメリカへの夢は消えたけど、メキシコの話がムースのもとに転がり込んできた時はすぐに飛びついちゃった。だってやっと海外旅行へ行けるんだもの。もちろん、言葉の不安はあったけど、それ以上にやっと海外へ行くチャンスが出来たっていう喜びの方が強かったねぇ。父にメキシコへ行きたいって行ったらすぐに反対されたけど。っていうか、父は何でもとりあえず反対するから。ムースは原付の免許を16歳の時に取ったんだけど、それにも反対してたし。まぁ、反対しててもムースは外国へ行きたくってしょうがなかったから、父の反対なんて無視してたけど…。そうしたら最後は渋々承知したみたいだけどねぇ。きっとムースの周りに海外へ行った人があまりいなかったからなのかもしれない。今みたいに猫も杓子もって感じだったらまだよかったんだけど、いったことない人も多かったからねぇ。だからかな。
「アドベンチャーファミリー」を初めて見てから十数年経って、やっと映画で見た世界へ行ける日が来たって感動は忘れられないと思う。多分ねぇ、ムースが都会に疲れて、田舎に引っ越す結果になったのって、潜在意識の中にあの映画が存在してるんじゃないかな。だから夢の地であるアメリカと田舎っていうのがムースにとっての憧れの場所になっているのかもね。今では気軽にアメリカへ行けるし、海外旅行は高嶺の花じゃないよね。だって国内旅行の方が高いもん。一昨年、ムースがカナダへ行った時は4泊で6万5千円。国内旅行だってそれくらいするでしょ。だったらカナダへ行った方が楽しいもんね。アイスホッケーも見れるし。
子供の頃思ってた夢の国に行くってことの価格的価値は下がったけど、心の中での夢としての価値は昔も今も変わることはなく、今でも生き続けてるんだ。もちろん、アメリカって国へは何度も行ったことある国だけど、まだまだ行きたい場所はたくさんあるから。だからムースの中ではアメリカはまだまだ夢の国なの。いつの日にか、英語を話すのに問題ないっていえる日が来たらいいなぁ。そして、アメリカもいろいろなところへ行ったことがあるっていえる日が来たらいいなぁ。いつもそう思う。
今日、ヤフーで「ムースの部屋」で検索してみたの。そうしたらヒットしちゃったからちょっとびっくり。そういえば登録申請してたんだっけって思っちゃった。
ネタに困ってつまんないもの書いちゃった。もうちょっと頭の中で考えがまとまれば、ムースがどれだけアメリカってところに憧れていたかってことが上手に書けるんだけど…。頭の中に思いついたものだけ、ちょこちょこって書いちゃった。さぁーって、遅いからもう寝よう。おやすみなさい。


2002年04月13日(土)




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