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■ めだか
やっぱり見逃しました。
……今回、見られたのはラスト15分だけでした(がっくし)
ただ、種田さんの台詞は格好良かったなぁ。 「私のクラスメイトを侮辱するな!」ってゆーやつ。 あ、この人ちゃんとお父さんなんだ。と思いました。多分、息子も初めてそう思った瞬間だったんじゃないでしょうか。 種田くん(息子)のお父さんは、決して恥ずかしい存在などではなく、むしろ誇らしい存在なのだ、ということをハッキリと区別出来るのは、多分、同じ「社会人」になってからの年月を過ごした人間だけだと思います。
高校生、というのはまだ未熟で、自分が立っている「場所」が、どんな「存在」なのか、その「価値」を知らなくて。 だから単純に「自分と同じ学校に通う父親」を「恥」と思ってしまうのだろうけれども。
言わば「暗黙の強制」になっている「普通の高校生活を送る学生達」と違い、そんな強制なんてないのに、通う必要なんてないのに、それでも毎日学びに来ている定時制の彼らこそが本当の意味での「学生」なんだと、種田くんがわかる日もいつかきっと来るでしょう。自分が大人になり、社会人になり、学生だった頃の自分を振り返ったその時に。自分の父親がいかに誇れる存在であったかを。
それと、矢部先生の言った台詞。 「目黒先生が来てから、みんなおかしくなった」
多分、おかしくなったんじゃないと思うんですよね。 本当は最初からみんなおかしかった。 「目黒先生がくるまで」おかしかった。 それが、普通の、ごく普通の彼女が来たおかげで、正常な形に戻りつつあるんじゃないか、そんな風に思います。
前にも書きましたが「学校」というところは世間から切り取られた一種異様な「空間」で。 だからこそ、そこには色んな「おかしなルール」があるわけで。
もし、目黒先生に、他の先生にはない「何かの力」があるのだとしたら。
そんな異様な「空間」に在ってさえ「普通」でいられること。 それが、彼女の「先生」としての「類い希な才能」じゃないのかな、と思いました。
いつの日も。どんな時、誰であっても。 何か新しいことを「学ぼう」とする人は。 すごいエネルギーを持った人だと、そう思います。
2004年11月02日(火)
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