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■ ウォーターボーイズとウォーターボーイズ
学園ドラマ風味になったウォーターボーイズ2ですが、どんどん恋愛要素の感想が多くなっていくのは何故でしょう(笑) と、いうわけで、まずはその辺から。
カメのキーホルダーを栞ちゃんに見られて慌てる泳吉くん。 ……ということは、まんざら自覚してないわけでもない…のかな? というより、これは「自覚して『ない』」んじゃなくて「そんなのあっちが相手してくれるわけ『ない』」だったのかなー?
何か今回は、栞ちゃんと泳吉くんのアイコンタクト(笑)がいつにもまして飛び交ってたし、息もぴったりだし、二人とも良い雰囲気で端から見ていると充分、恋人感が漂いまくってるんだけどなぁ。 特に店頭に置かれたクラリネットを見つめる栞ちゃんを励ます泳吉君の一言、一言が暖かくて力強くて、これで栞ちゃんに気がないなんて絶対嘘だろ〜。な感じでした。 そして、そんな二人を後ろで見つめる洋介君が切なかった(笑)←鬼
さて、やっと全員揃いましたね。そして自校公演も無事決定! ……と、思ったらもう最終回!? やっぱり全員揃うのは最終回目前なのね〜〜〜〜(「あ〜れ〜」なノリで)。
あとの問題は糟屋コーチと夏子先生の確執、それに加代ちゃんの男子蔑視ですか。 コーチと夏子先生の方は、やっぱり今日も出てきてしかもばっちり「勘違い」発言してってくれました芦川さんが多分、真相を話すんでしょうが、問題は加代ちゃん。 あの男子蔑視に凝り固まった意識をどうやって解きほぐすんでしょう。 自分のシューズが無くなって困っていたのを助けてもらった時も、今回の吹奏楽部の件でも男子を見直すことがなかった加代ちゃん。彼女の意識を変えるのは並大抵のことでは出来なさそうです。……って、案外シンクロ見せたら一発だったりしてな(笑)
そうそう、その吹奏楽部徒歩事件。 男子、格好良かったね! やっぱり女性には誰しも「守って貰いたい」願望ってどっかしらにあると思うんですよ。で、それって例えば現実に置き換えて「奢って欲しい」とか「荷物を持って欲しい」とかじゃなくて、単純に「大事に思って欲しい」だと思うのね。
だから吹奏楽部の女子が男子側に付いたのは、ただ単に助けてもらったから、だけではなくて、脇道を歩く時にさり気なく男子が「草に気をつけて」とか「足下気をつけて」とかいった、そういう一言、一言がきいてるんだと思うんですよ。 そういう何気ない気遣いが「自分は女の子なんだ」と思わせてくれて心地良いんじゃないかなぁと思います。 ……もちろん、これは私個人の考えであって「私は強い女でいたいのよ!」というポリシーを持っているウーマンリブ思考の人はそうでないのかもしれませんが。
少なくとも、私は、何の下心もなくあんな風に気遣って貰えたら単純に嬉しいなぁ。
それにしても今回は泣かされる回でした。 栞ちゃんが舞台袖で泣くシーンにも泣きましたが(そこで抱きしめてやれよ泳吉!とか思わず叫んじゃったよ(笑))、泣けたのはやっぱり栞ちゃんパパ。 どう考えてもほいほいと買えるような代物じゃない新品のクラリネットを買って、音大行きを認めてくれるなんて格好良すぎます。 そしてこれは小日向さんご自身の演技力故かもしれませんが、
「やりたいことがあるというのは幸せなことだ」
じーんと来ました。 自分が好きな仕事に就けたことを、彼は本当に幸せに思っているんだなぁと。 日々、幸せを感じながら生きているんだなぁと思いました。 じゃなきゃ言えないよね、あんな台詞。 本当に矢沢家はうまくまとまったみたいですね。栞ちゃんがあんな素直にパパにありがとうを言える日がくるなんて。最初の頃のあの冷たさが嘘のようです。
それに引き替え泳吉くん。……あなた未だ父親のこと引きずってるの?? 泳太郎さんがシンクロを見てくれたらね、の栞ちゃんパパの一言に、気まずげな表情を見せるそれが、どーにも前作で立松が一度送ったシンクロチケットを送り返された、それを勘九郎に見られた時の顔にだぶって見えるんですよねぇ。
泳吉くんは、あの時「自分の道は自分で見つける」と言い切って父親からの呪縛は断ち切ったけれど、やっぱりどこかで「認めて貰いたい」と思ってるんだね、きっと。でも、自信がないのかな。たかがシンクロぐらいで認めて貰えるわけない、なんて思っちゃってるのかな。実際には「たかが」なんて言葉は絶対に使えないくらい彼は頑張って頑張って頑張り抜いて来てますが、それでも認めて貰える自信が出来ないくらい、お父さんは凄い人らしいから(なにしろNYだもんな。。。)
っていうか、確かに泳吉くんは頑張ってるし、今回の自校公演決定は泳吉くんの頑張りの成果だと思うけど、まさかここまで自校公演+部の復活が引っ張られるとは思わなかったよ! その上、今回はメンバーが全員揃うのも同じ回だったよ! ……前回も確かにまぁ、自校公演は最後の最後まで引っ張ったけど、同好会の結成は早かったからなぁ。なんか、最後の最後で大逆転!な感じが否めません(笑) あ、でもメンバー全員というのは、前作の最後の最後まで5人で最後に一気に集まったパターンとは違って、ちょっとずつ揃っていったから、一気に集まったというより、じわじわじわ……ばばーん!な感じですけどね〜(なんか彼らは問題をクリアする事に仲間を増やしていってた気がする。RPGじゃないんだから(笑))
そうそう。来週は最終回SPということで。 時間延長するのかな。でも2時間てことはないだろうし。良くて30分、短くて15分くらい? その間に栞ちゃんと泳吉くんと梢ちゃん、それに加代ちゃんとガンちゃんの関係はどーにかなるのか!?
あっ!
も、もしかして! ボーイズ日記でも何度か登場している「本編に関係するタイトルバック」って、もしかして、こ、これのこと……だったりするのかなーっ!?
ひょーっ。 ますます来週は目が離せませんね!!!
それにしても、もう最終回ですか。なんか、本当にあっという間だったなー……。 これってあれですよね。7月から始まってるんですもんね。もう3ヶ月経つんですよね。 この間、母と話していたんですがこの夏は何だか早かった! ……それって、こんな風に夢中になれるドラマがあったからなのかなー、と思ったりします。 次の日が楽しみな間は、時間って早く流れるのかなー、なんて。
あー。DVD−BOX購入の用意(=金策)しておかなきゃだ〜〜〜。
さて、ここから下は月曜日に書くはずだったんだけれども録画して今日見たせい+月曜日は東京湾景の日+どっちかって言うとネタが今日寄りだった為に一日遅れたスーパーテレビの川越高校男子シンクロ部特集の感想です。
ここから下が月曜日の「スーパーテレビ」で特集されていた川越高校ウォーターボーイズの感想です。
本物に勝る作り物はない。
ドラマがニセモノとは思いません。 むしろ、トゥリトネスというシンクロ集団の主宰者をコーチに迎え、陸ダンスには振付家が付き、実際にシンクロを演技するのは本物の役者。 ドラマの方が、ある意味では「本物」だと思います。 エンターテイメント・ショーとしては、多分、ドラマで作られたシンクロの方が本物。
それなのに、何故、川越高校のシンクロの方がレベルが上だ、と思えてしまうのか、自分でも不思議です。 彼らは一介の高校生で。競泳選手ですからドラマの役者さんなんかとは比べものにならない泳力があるとしても、振り付けもマスゲームもジャンプも全部自分たちだけで考えて。 それなのに実際の演技の迫力はドラマのそれとは比べものになりませんでした。 ……陸ダンスに「エロダンス」という別名が付いてるのは初めて知ったけどな(笑)
ドラマも映画も実際のモデルに忠実に作られていると思います。ジャンプ、マスゲーム、陸ダンス。 そして、それに携わる人間は全てプロフェッショナル。 だから彼らも「ニセモノ」ではない。ただ「作り物」であるだけ。
なのに、平凡な高校生が行うそれの方が断然迫力があるのです。 これはやっぱり、最後の夏を「演じる」ものと「本当に最後の夏」であるものとの差なのかな、と思いました。
それにしても川越高校男子シンクロって16年も歴史があるんですねー! 16年前って言ったら、私、中学生だよ。下手すると名古屋にいたかもしんない。 初代から現在に至るまで、川越高校男子シンクロの伝統は脈々と受け継がれているようで、インターネットで検索したら一発で「本物の」ウォーターボーイズのHPに行き当たりました(川越高校+シンクロですぐ出ます) ここでも、先輩から後輩へ、そして同級生や観客たちへ、川越高校男子シンクロの結束力は固いのだなと思いました。
あー。いいなー。見に行きたいなー。 しかしなー。……朝3時に並ぶには泊まりがけじゃんか。 うぅ。こんな近くに住んでいるのに見られないなんて。 一度で良いです。どっかのテレビ局さん、川越高校男子シンクロを編集無しノーカットで放映してくださいー(T-T)
ちなみに今回のスーパーテレビはしっかりDVDに保存です♪
2004年09月14日(火)
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