草に染む


イノナカノカワズタイカイヲシラズサレドタイクウヲシル


そんな言葉がありますが、この言葉がどうも最近好きで仕方がありません(笑) 別に理由なんてないですけど。
でも、それでもやっぱり空を見てたいと思うのと同じくらいに土の上に座ってゆっくりしてたい。最近毎日をせかせかと生きてるみたいでちょっとイヤなんですけどふっと空を見上げてみたりして「イカンイカン」と視線を戻してみたり。
空は好きだけどどこか畏敬みたいなもの、広くて漠然としてるものを感じて。大きいからいいけど、大きすぎて怖い、みたいな。そんなハラハラ感もまたいいんだけど。

じっくりと足元を見て。それでまた進んで行きたい。
自分が何をしてきたのか。
自分の後ろには何があるのか。
たくさんのプラスがあるとは思わない。
でも、ゼロではないと思える。
それがきっと今のプライドになる。

プライドという言葉がどうしてあんまりいいイメージをもたないのか不思議でならない。いや、気のせいかも知れないけど。
プライドをもつってことは自分に自信をもつこと。自分に自信をもつことは自分が何をできるか知っていること。そのことは、自分の過去が分かって、過去を背負ってる人。そんな風に思う。
空っぽのプライドなんて吐き気がするほど寂しいものだけど。

つれづれと。明日からはちょっとした旅です。
2004年06月17日(木)

日記 / 天木 草