冒険記録日誌
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2022年03月30日(水) |
ドラゴンクエストII 悪霊の神々[下巻] (樋口 明雄/双葉文庫)その12 |
(ネタバレ注意。プレイ予定の方は読まないでください。)
再び満月の塔に挑戦するが、今回のプレイではバトルポイント表はなるべく書き換えない方針でやっている(単に書き換えポイントまで戻るのが面倒というのもある)ので、パペットマンの前で、試しに逃げる選択肢を選んでみた。 すると、逃亡に成功しただけでなく、そのまま上の階に上がることができた。続いてゴールドオーク5体が襲ってくるが、今度はLv3以上という事で自動的に勝利。そして最上階にあった月の欠片を入手する。 このように満月の塔は、迷路も仕掛けもなく、わずか2回の戦闘があるだけである。いくらなんでも塔の中がスカスカすぎる。上巻でもそうだったが、このゲームブック版にはダンジョン要素がほとんどない。ゲームブックの容量を考えると、仕方ないのかもしれない。物足りなさを感じるのは確かだが、単調な迷路をさまようだけという内容にされるよりは、ずっとマシかもしれない。 最後に塔の上で大群のスライムに追いつめられ、風のマントを羽織って脱出するイベントがあった。なるほど、ここで風のマントが役に立つのか。
次は海底洞窟のある流氷で囲まれた小島に向かう。 月の欠片で周囲の流氷を溶かし、洞窟の中に入ると、ルビス神が登場して、3つの紋章と引き換えにルビスの守りをくれた。なんとここは、予想していた海底洞窟ではなく、ルビスのほこらだったのだ。 あと、公式設定ではルビスは女神だったはずだが、ゲームブック版のルビス神は爺さんだった。ゲーム進行に影響のある話しではないが、ちょいとテンションが下がる。
ルビスの守りも手に入り、あと探し出せていない必要アイテムは、天つゆの糸と邪神の像のみとなった。どちらも、原作の入手場所であるドラゴンの角や海底洞窟が存在しないので、どこを探せばいいのか見当もつかない。 見落としがないかと、各町を再訪しながら回ってみる。 そのうちに、再び遭遇したしびれクラゲなどの海上モンスターを倒すと、海中から邪神の像が浮かび上がってきた。 最初に倒した時は出なかったのに、と疑問に思ったものの、どうやら前回のLv2の時はバトルポイント制の戦闘で勝利したのに対し、今回はLv3以上の自動的勝利なので、同じ倒したでも戦利品が違うという事らしい。そういえば、他のモンスターとの戦いでも、バトルポイント制の戦闘で勝つより、高レベルで倒した方が得られるゴールドが多いようだ。 理屈はわかったが、この調子だと、天つゆの糸も雑魚モンスターのドロップ品なのかもしれない。そうなると各地の雑魚敵も、改めていちいち戦って調べなくてはいけないのかと、少々うんざりした気持ちになる。
ここで非売品装備のガイアの鎧も見つかっていないことを思い出した。ガイアの鎧は主人公のLv4装備であり、すでに上位のロトの鎧があるので必要ないのだが、行き詰まっている事だし、気分転換に探してみようかという気になった。原作ならガイアの鎧はデルコンダル城にあったので、デルコンダル城内をうろうろ、出たり入ったりした挙句に、今まで見落としていた場所を発見。そこには天つゆの糸とガイアの鎧が一緒に安置されていた。 天つゆの糸はこんな洞窟の中より、風の塔にでも配置した方がそれっぽいのに、とか思いつつ、テパの村に行って、水の羽衣を作ってもらい、Lv4にレベルアップする。 これで敵の本拠地であるロンダルキアに向かう準備は整った。いよいよ最終盤へ突入だ。
続く
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