冒険記録日誌
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2022年03月25日(金) |
ドラゴンクエストII 悪霊の神々[下巻] (樋口 明雄/双葉文庫)その7 |
(ネタバレ注意。これから遊ぶ予定の方は読まないでください。)
リリザの町に向かうと、町の入り口でサイクロプス2匹とスカルナイト2匹が酒盛りをしている。戦おうとすると「俺たちよりも、酒が強ければここを通してやろう」と挑戦を受け、なぜか飲み比べという戦闘に突入した。 飲み比べは通常の戦闘ルールを使う。レベル0なので、今回はバトルポイント制の勝負になるが、数値的には勝率が2割しかなかった。 「どうした、ホレ、もう一杯だ!」とスカルナイトのお酌という攻撃を食らって、ダメージ(酔いが回ってゲ〇でも吐いたのだろうか?)を負ってしまう。しかし、逃げずに粘ると、次は1割の勝率になったにもかかわらず奇跡の勝利を治めることができた。 かくして酔いつぶれたモンスター達を跡に、一人平気なマリアが酔っ払った王子2人を引きずって町に入って行くのであった。 リリザの町では、ダメージの回復に宿屋行きを真っ先に選択した。しかし、宿でも王子2人はべろんべろん状態。女将さんから「酔っ払いは割増料金だよ」と言われながら一泊して、翌朝、二日酔いに悩まされるオチが付くのだった。 昔のプレイは大半忘れてしまったけど、モンスター達と肩を組んで歌って酔っ払っている姿とか、マリアが実は酒豪だったとか、負け続けるとクッキーが急性アルコール中毒で死んでしまうとか、ここは印象的だったのでよく覚えている。本来なら原作の雰囲気ぶち壊しと言うべきなのだろうが、なにか好きなので許せてしまう。
リリザの町を出ると、サマルトリア城へ立ち寄り、ローラの門から海底トンネルを抜けてムーンペタの町へと移動するが特にイベントはなかった。 ただ、どこも金の扉があったので、鍵を手に入れたらまた来なくてはならないようだ。扉の向こうは原作の感覚なら、サマルトリアはロトの盾、ムーンペタは紋章が入手でき、トンネルは旅の扉行き、という所だろうか。 廃墟のムーンブルグ城では、王様の亡霊は出現せず。マリアとの対面がどうなるのか気になっていただけに肩透かしになる。しかし、登場したメドゥーサボールを倒すと、ロトの鎧を入手してしまった。こんなところで、大物アイテムの出現とは驚いた。 ゲームブック版はアイテムの配置がかなり違うから、この分ではさっきの金の扉たちも何が隠されているかわからない。意外性を楽しめるのは、悪くないと思うけどね。 風の塔では、入り口で管理人のおばちゃんが清掃中という変な状況で入れなかった。雇い主はハーゴン教団だろうか。
続く
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