冒険記録日誌
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2017年01月22日(日) |
たけたろうの冒険番外編 ──剣士対妖怪 魔境の秘薬 その8── |
(ネタバレ注意。プレイ予定の人は読まないでください。)
3回目のプレイ
3度目の自宅で、ともみに必勝を誓います。寝床のともみは首を重そうに向けると、「無理しないでね」と言ってくれました。 ああ、ともみ!いつもの罵りはどうしたのですか。兄貴は何回戻ってきているの?とか嫌味とか言ってくださいよ! 「……私って、いつもどういう風に思われているわけ?早く行ってきて」 あ、少しいつものともみになりました。
魔境の様子もわかってきたので、中盤まではさすがに順調です。 買い物は2回目の時と同じにして、序盤の渡し船はつかわずに小判を節約しました。今回は護符を無くすような事もなく、手に入れた黒水晶も温存しています。 賭博中の天狗達のところで、賭博に参加してみますと、あっさり4両の負け。所持金を減らしたくないので、いかさまだと言って護符を見せびらかす事にします。 「あの方のお知り合いとは知らず、とんだ失礼をいたした。」 天狗達はかしこまって、路銀として5両を渡してくれたうえ、しばらく先まで飛んで私を運んでくれました。 序盤に護符を見せたカラス天狗の態度といい、護符をくれたヌラという老人は、天狗一族に影響があるのでしょうか?
海路と陸路の分岐では、今回は海路を選択します。 船に乗ろうとしましたが、まだ様子を見た方がいいと言う、船宿の主人の忠告を素直に聞いて、海の荒れが落ち着くまで2日間逗留します。ともみの病気を考えると残り日数が気になりますが、海で遭難よりはマシです。 その甲斐あってか、予想していた船幽霊を始め、何の怪異も出会うことなく、対岸の‟水虎”の出没するという漁師村まで到着しました。 ‟水虎”の弱点を教えてもらう為、‟水精の翁”に5両渡すと、「‟水虎”が血を吸った死体を火葬せずに、畑に作った草庵の中で安置して腐らせると良い」と教えてくれました。 この理屈のわからなさは、いかにも妖怪退治って感じですねぇ。たけたろうは好きですよ、こうゆうの。おかげで直接戦わなくてすむなら文句なしです。 村に戻ってさっそくそのとおりに実践しました。死体が腐りはじめると、姿は見えないのにどこからか苦し気な‟水虎”の鳴き声が聞こえてきます。 やがて鳴き声が途絶えると、巨大な河童のような化け物が息絶えているのを発見しました。 ただ、‟水虎”は北の洞窟の事が書かれた巻物は持っていませんでした。助けを求めるあまりについた、村人の嘘にひっかかったようです。 それに死体が腐るまで3日間もかかったのも問題です。私に力があれば直接戦って、すぐに退治できたでしょうに。ともみ、ごめんよ。
村を離れ、しばらく街道を進むと、また小さな村に差し掛かりました。 村人に訪ねてみると、1人が宿に案内してくれたのはいいのですが、1両よこせとシツコイ。私の性分ではありませんが、こういった輩には舐められてはいけません。素手で殴りつけます。
男 技術ポイント8 ※素手の戦いなので男から受けるダメージは1だが、こちらも2発当てる必要がある。
捨て台詞を吐いて逃げ出すゴロツキを尻目に宿に入ります。食事は1両、宿泊は3両だそうです。 金を払って酒と食事をとっていると、隣の席の老人がひょいと、私の杯を取って酒を飲みました。図々しいと思って、顔をみるとなんと、ヌラ老人ではないですか。ヌラは人の好さそうな笑みを浮かべて話し出しました。 「お武家様、ようここまでおいでになりました。ここまでくれば、お探しの洞窟はもう少しですよ。」 老人は洞窟で3つの鍵を探す必要があると教えてくれ、まだ護符は持っていますか?と尋ねてきました。 酒をおごれば再び護符をわけてくれるそうですが、大丈夫です。ヌラ──たぶん正体はぬらりひょん──に厚く礼を言って別れると、宿に泊まることにしました。 さあ、明日はいよいよ、最後の試練です。
続く
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