冒険記録日誌
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キム皇のファミコン神拳110番に収録されているミニゲームブック、その名も「誌上RPG」です。味もそっけもないタイトルだな。 引き続きルールを読むと、戦闘ルールも敵のターンと自分のターンがあり、攻撃のかわりに逃亡の選択や道具の使用もできるとか、レベルアップ時の成長ではランダムで各能力の上昇値が変わるので、必ずしも期待通りに成長しないとか、本当に凝っています。 一方、ストーリーはというと、「ファミコンで遊んでいたキミは、急に目がくらむような光に襲われて気絶してしまった。気が付くと、ビルの廊下のような謎の迷宮に倒れていた。キミはここから脱出しなければならない。」というもの。メチャクチャ手抜きな感じです。 全パラグラフに線画の3Dダンションのイラストが添えられていて、もちろん敵が現れるシーンでは敵の姿が出ています。マッピング推奨の双方向システムです。 うーん。ランダム成長とか迷路の雰囲気とか、ウィザードリィを意識したゲームブックなのかな。ミニゲームブックというと、ルールのない分岐小説が普通だけど、これは見事に真逆の方向に突っ走っているな。
とりあえず、ゲーム開始。 スタート地点の傍の扉を開けると、キム皇が登場して薬草を一つ8ゴールドで販売しています。HPが回復する効果で、戦闘中でも使用可能な優れもの。道具は最大3つまで持てるようですが、最初は12ゴールド持っているので、今は一つだけ購入します。 しばらく迷宮を進むと、蛙男が襲ってきたので戦闘開始。サイコロの目が良かったので、楽に勝利。経験値1ポイントと2ゴールドを入手。 続いて変なペンギン(ガパゴス)と戦闘。これも勝利して、経験値1ポイントと1ゴールドを入手。 マッピングせずにウロウロしていたら、またさっきの蛙男に遭遇。今度はサイコロの目が悪くて大苦戦。持っていた薬草を使用しても、またHPを減らしてやむなく逃亡。HPを回復したいが、どこか宿屋でもあるのだろうか? ウロウロしていると、またさっきのガパゴスと遭遇。HPが少ないので敗北。キミは死んでしまった!
(まさかの)続く
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