冒険記録日誌
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2014年12月16日(火) ソーサリーの魔法レッスン その25

 さあ、年末の冒険記録日誌といえば、ソーサリーの魔法レッスンです。もはや季節の風物詩のようなものですね。(嘘)
 今回は今年の話題などを振り返った感じで出題します。
 下の例題を読んで適切な呪文を一つ選んでください。今回は元ネタを知ってる人がちょっと有利かも。



(例題)ソーサリーウォッチ

 あなたと妖怪執事のウィスパーと一緒に、街の大通りを歩いているとスーパーの前でキャンペーンガールが「本日は大サービス!300円の新作チョコレートの製品版をまるまる無料配布しまーす!」と声を張りあげている。
 ええっ、本当!?ラッキー!と思っていると、キャンペーンガールは「うっそっ」と締めくくった。
 なんだ?まさか妖怪の仕業!?
「まっさかぁ、嘘をつかせる妖怪なんて見たことも聞いたこともないですよ〜」
 胸を張って答えるウィスパーを無視して、あなたが妖怪ウォッチで調べると、グレイ型宇宙人みたいな奴が現れた!
「私は妖怪などではない。 宇宙人だ。うっそっ」
 ウィスパーが慌てて携帯の妖怪ウィキウィキペディアで検索し始めた。
「知ってます、知ってますよ〜。奴は妖怪U.S.O(ユー・エス・オー)。この妖怪に取り憑かれるとくだらない嘘をついてしまうのです。妖怪不祥事案件でいうところのいわゆる『それ必要?って感じでくだらない嘘つかれるとイラッとするよね』を引き起こす妖怪で、うぃっす。」
 なんとも迷惑な妖怪だ。あなたは微妙な空気になるからU.S.Oに悪さを止めるように説得した。しかし、奴は扇風機に向かって口を開けて話すような声で口答えする。
「いやだねぇぇえ。俺様はもっともっと町中の人々に嘘をつかせるのだ。止めたければ、反対に俺様を騙すことができたら負けを認めてやるぜ」
 ウィスパーがあなたに叫ぶ。
「ここはあなたの出番です。さぁ、今こそ友だち呪文を唱えるのです!」
 友だち呪文ってなんだよ。と突っ込んでいるうちに、U.S.Oが逃げ出し始めた。これ以上ぐずぐずしてはいられない。早く追いかけなくては。
 とりあえず次の中から使えそうな呪文を一つ選ぼう。魔法に必要な道具は全てもっている。

KID
NIP
GOB
HOT
PAP

 選んだら下を読んで結果をみること。














































(KID)
 走っていくU.S.Oを突然空から強いスポットライトが照らし出した。
 空を見上げると巨大円盤が浮いて光を放っているではないか。
 光はU.S.Oを包み込み、その体は円盤に吸い込まれていく。
「嫌だぁ!!俺は本物の宇宙人じゃない!」
 U.S.Oが大慌てでジタバタ叫んでいる。

 体力点を1減らす。あなたはニヤリと笑って、骨の腕輪をはめた手をおろし、UFOの幻影を消してやった。


(NIP)
 体力点を1減らす。黄色い粉末を吸い、呪文を唱えようとしたあなたの背中を誰かがポンと叩いた。
「駄目じゃないか。こんなところでそんなもの吸っちゃあ」
 振り返ると、二人組の警官が立っていた。危険ドラックの一種を吸っていると思われたらしい。あなたは誤解だと弁解する。
「うんうん、事情は署で聞くからね」
 あなたは「ち、ち、ちっくしょ〜」と叫びながら警察官たちに連行されていった。


(GOB)
 あなたはコブリンの歯を5本取り出して地面に投げつけ、コブリンを呼び出した。体力点を5減らす。
 あなたがコブリンたちに、逃げ出したU.S.Oを追うように命令する。
 しかし、足の遅いコブリンはU.S.Oに追いつけない。反対にU.S.Oに取り憑かれたコブリンたちがあなたに向かって振り向く。
「実はこの呪文で出てくる俺達って、弱すぎて全然役に立たないんだぜ〜。うっそっ」
 嘘かどうか微妙な嘘だ。 


(HOT)
 体力点を4減らす。あなたが呪文を唱え、腕をつきだすと火の玉が飛び出し、逃げていくU.S.Oに直撃した。ぎゃっ、と叫んでU.S.Oがひっくりかえった。
 氷属性の妖怪U.S.Oは火属性の攻撃に弱かったのだ!(妖怪ウィキウィキペディアより)


(PAP)
 体力点を5減らす。こんな呪文は存在しない。
 魔法の失敗にうろたえたあなたを見てU.S.Oが宇宙最強ビームで攻撃してきた!
 目をつぶって身構えるあなただが、何も感じない。目を開けると目の前に立っていたU.S.Oがニヤニヤ笑っている。
「うっそっ」


山口プリン |HomePage

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