冒険記録日誌
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2009年07月06日(月) ウォーロック 第41号 1990年5月

 ゲームブック関連でいえば見るべきところがない号。人気投票などを載せた、毎号2ページの「ウォーロックロータリー」のコーナーがあるくらいで、安田均の連載コラムすらなかった。
 特集記事はファンタジーの王様特集。魔由璃さんのコラムではファンタジー小説に登場する王様について、山本弘氏のコラムでは無理やり王様にこじつけて、TRPGなどでオリジナルの王国を創造するときのヒントについて書いていた。
 しかし、ゲームブックの世界の王様についてのコラムは、企画倒れっぽい内容。編集部自身が書いていたけど、ゲームブックの世界の王様なんて“王たちの冠“やら”鍔なりの太刀“のような宝を盗まれ困っているだけという情けない存在なんだよね。
 記事では存在感のある王様としてドラゴンファンタジーシリーズのアーサー王をあげていたけど、アーサー王は元々有名人ですからちょっと別格な気がします。
 もし自分がゲームブックの王様をテーマに何か書けといわれたら、敵役のボスについて書くけどね。「ベルセブルの竜」に登場するルシファー・ベルセブルなんて王の風格があるキャラでいいと思うんだが。
 主人公側の王様なら、まさか民衆をほったらかして一人で冒険に旅立つわけにもいかないし、大規模戦争を中心にすえたスケールのでかいゲームブック(例えば「奈落の帝王」とか)でも作らないと出番なんてないよなー。


山口プリン |HomePage

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