冒険記録日誌
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2009年07月03日(金) |
ウォーロック 第38号 1990年2月 |
この号の特集記事は2本あって、ファンタジーの異種族たちと、ボードゲーム・カードゲーム特集。 ファンタジーの異種族とは、要するにエルフとかドワーフとかボビットとか人間以外の知的種族のこと。レプラコーンのオシェイマスやミニマイトのジャン、それに「モンスター誕生」や「モンスターの逆襲」といったゲームブックのキャラや作品を引き合いに出すコラムもあれば、妖精のことを詳しく書いた書籍の紹介、TRPGでの異種族の演じ方の心構えなど、いろんな視点で記事が書かれています。 武器特集とか宿屋特集と違って現実にないものの特集であるため、内容が薄いのではないかと心配したが、結構読める内容でした。 もう一つのボードゲーム・カードゲーム特集は、単純な商品紹介コーナーだったが、今となっては入手困難な商品ばかりと思われるため、この手の研究をする人には資料的価値があるかもしれない。この中で「ベガス」というカードゲームが、スロットマシーンの絵柄でカードを並べてそのまんまスロットマシーンのように遊ぶという、単純明快さに惚れました。欲しいんだけどヤフオクあたりで手に入らないかな。
前号に引き続き「ロールプレイングメール・2つの川の物語」のページもあった。どうやらウォーロックの中心企画としてずっとやっていくらしいけど、私はあまり興味ないので今後はスルーかな。 ゲームブック関連記事は、ゲームブックの人気投票をやってる「ウォーロック・ロータリー」というコーナーと、安田均の連載コラム以外は特になし。人気投票コーナーも全体的な票数が下がっているので、惰性で続いているだけの気もしなくもない。
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