冒険記録日誌
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2003年02月02日(日) |
Mr.アイドルに首ったけ CHIGUHAGU探偵団(樹かりん/双葉文庫) その1 |
今回はもはやこの冒険記録日誌ではおなじみ、少女向けペパーミントゲームブックの一冊を紹介します。 この本の主人公は高校一年生の美香ちゃんと言う子なのですが、悪友の容子とは大の仲良し。 プロローグで新聞で今人気絶頂の若手俳優“水谷雅之”が誘拐されちゃったのを知って二人は大ショック! 警察の力だけじゃ安心できない。私達の力で水谷雅之さんを助け出すわよ!と、同級生で推理マニアの男の子“昂”も加わえて三人で事件捜査に乗り出します。 単なる一ファンがそこまでするか?きっと恐るべき熱狂的なファンだろうとは思うのですが、実は美香ちゃんは密かに昂君が好きと言う、実にペパーミントらしい設定までついていて、水谷さんの身の上を心配しつつも、昂君と一緒に行動できるのを喜んでいます。女の子は気持ちの切り返しがうまいですね。
さて学校も放課後になり3人は水谷さんのマンションに向います。もちろん事件現場なので警察官がいて3人を追い返そうとしてきました。 ひとまず「粘って見る」を選択。すると容子が、 「うちのパパ、警視庁の本部長なんです。それでも、中に入れてもらえません?」 なんて言い出しました。そんなハッタリやばすぎるって! そう思っていたら、なんとハッタリでなく本当の事だったらしく、無事に入れてもらいました。 でも聞いてないぞ!そんな唐突な設定! とにかく、クローゼットに落ちていたマッチを発見した3人は、マッチのお店を尋ねることから始めます。 (うーん、ありがちなパターン)
続く
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