冒険記録日誌
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2002年10月27日(日) |
出発!スターへの道(高橋昌也/朝日ソノラマ) その4 |
そのとき後ろの方から声がした。 「おーい。待ってくれ!」 振り替えると、審査員をしていた尾久錠先生が息をきらせながら走ってきたのだ。 「はぁはぁ。君の、君の歌唱力はこのまま埋もれさせるにはもったいないと思ったんだ。どうだい僕のところでレッスンしてみないか?」 えぇっ!やった。ラッキー。 もちろん私はOKの選択肢を選んだわ。 両親の了解をもらってから(これがまた大変だったのよ)、尾久錠先生の自宅に行く。 「やっぱり来てくれると思っていたよ。レッスンは週に3回。ちょっと厳しいよ。耐えられるかな?」 ここで、私は元気いっぱいに答えました。 「やれます!」 ってね。
そして半年が過ぎた頃。ついに先生から待望の言葉が。 「君のデビューが決まったよ」 えっ、本当ですか、先生! うふふ。なにもかも順調ね!
続く
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