冒険記録日誌
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2002年10月03日(木) |
一人麻雀―倒せ!10人のライバルたち…の巻(近代麻雀 編/竹書房) |
マージャンシミュレーションゲームブック。 内容としては章仕立てで、全9局の麻雀の様子がショミレートされており、各章が20パラグラフ程度のミニゲームブック風になっている本です。 「倒せ!10人のライバルたち」と、思わせぶりなタイトルの割にストーリーなどは何もなく、ただプレイヤーとして純粋に麻雀をするだけです。 各パラグラフには卓のイラストが描かれており、文章も ************************** 東家がウーワン(一萬)の牌を捨てたぞ。どうする? ・ポンしてチュン(中)の牌を捨てる。4へ ・ポンしてイーピン(●)の牌を捨てる。7へ ・リーチ狙いで見送る。8へ ************************** などと、本当に麻雀ゲームとしての選択肢のみ。まさにショミレーションゲームと言った様子です。 さらに勝負がつかなくても、悪い(と作者が思った)選択をすれば即ゲームオーバーとなります。 大物の役を捨て安全策にでると、即ゲームオーバー。 分の悪い勝負にでれば、即ゲームオーバー。 最初からドラを捨てようものなら、即ゲームオーバー。 小言を頂いて、最初からやりなおしなのです。
どちらかと言うと麻雀の攻略本と考えた方が良く、これをゲームブックと呼べるのかは疑問かもしれません。 とはいえ、ルールを覚えたばかりの麻雀初心者には丁度良い感じ。 電車の中などで、良い暇つぶしになった本でした。
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