冒険記録日誌
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2002年08月29日(木) |
エヴァンゲリオンRPG2 使徒接近(泥 士朗/富士見書房) |
人気アニメだったあの「新世紀エヴァンゲリオン」を元ネタにした一冊。 しかし私はアニメ方面には詳しくないので、あんまり原作を知らない。 エヴァについてはブームだった時期に、私がTVゲームマニア道を突っ走っていた為か、普通の人達に散々エヴァについて質問されて困った覚えがある。 どうも世の中には「ゲーマーと言う人種は、当然アニメ関連にも詳しいだろう」と言う誤解があるようだ。私はガンダムも、ウルトラマンも、トキメモも(これはゲームか)、おじゃ魔女も全然知らない。 ゲーマーにもいろいろある。私は「ファイナルファイト」や「スターフォックス64」や「ウィザードリィ」や「俺の屍を越えて行け」が好きなだけなんだ。 ゲーマーにもっと理解を!ゲームに声優や、萌えなんて売り文句は必要ない!そんな人間だってここにいるのだぞ! ・・・話しがそれた。
えっと、本書はTRPGのソロゲームというスタンスです。 T&Tソロシナリオシリーズは、T&Tのルールを使用しただけで通常のゲームブックと同じ作りでしたが、こちらはパラグラフ構造が非常に単純。 どんな作りかと言うとストーリーが繋がっている11エピソードがあって、1エピソード毎に2択の選択肢があるだけなのです。どちらを選んでも、能力値が変動するだけで、すぐに次のエピソードへ進む。最後までその繰り返しです。 この日記で定義するゲームブックには当てはまらない本かもしれません。
話しの大筋は、レイとアスカとシンジがしばらくの期間同居する事になった。しかし主人公の心に向かって、新たなシトの手がのびてくる、というもの。 見た感じ大体どれも、アスカが怒る。シンジがとまどう。レイはすましてる。という展開で内容がパターン化している気もしますが、原作もそんな感じなのかもしれません。 面白いのは主人公が、アスカ・シンジ・レイの3人から選べる事。エピソードは同じなのに、3人の視点による描写と立場の違いにより選択内容が違うので実質3つのゲームを楽しめます。 結末は最後の選択肢と能力値によって主人公毎に5つのエンディングに分岐。計15種類が用意されています。 アニメのあるエピソードとエピソードの間を繋ぐストーリーとなっているみたいなので、やはりファン向けの本なのでしょう。
******************************************* んで、私もちょっと前にアニメの再放送があったので、「新世紀エヴァンゲリオン」とやらを初めて見ました。 あんまり感じるものはなかったけど、ちょっぴりカヲル君にLove。うふ。 そういや学生時代にNHK10分アニメの「ヤダモン」を全話録画していた事もあったし、私もアニメファンの素質は十分あるのかもな。
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