冒険記録日誌
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2002年08月23日(金) |
激突!第7機装兵団 モニュメントの謎(構成:高橋昌也・イラスト:横山宏/朝日ソノラマ) その1 |
こいつぁすげえ。 思わずそう言ってしまう程、インパクトの強いゲームブックです。 どんな特徴があるのかというと、なんと文章がないのです。 ルール説明とオープニング、エンディングを除いては、絵と単語のみの表現で冒険が進んでいきます。 まずどのページにも描かれている、線画で表現された3D迷路が目を引きます。さらにそのいくつかはモビルスーツのようなロボットが描かれているのですが、擬音やセリフがないぶん、不気味な迫力があり。 絵の下には、11の欄があってその内いくつかの欄に数字が記入されおり、これが次のパラグラフの行き先を示しているようです。 総じて一昔前のパソコンゲームのような画面構成なのですが、パソコンゲームをゲームブックで表現するという、案外そのとおりのコンセプトで当時は作成されたのかもしれません。 プロローグを読むと、ある場所で宇宙人かもわからないような謎の奴らが、謎のモニュメントのような建造物(この中が3D迷路らしい)を作っているという所から始まります。 攻撃もしてこないので意図がわからないがとにかく領土侵犯だ。世界連合初代大統領は非常事態宣言を出す。 そしてそれを受けた政府軍刑務所では終身刑の受刑者達を、恩赦と引き換えに兵士として駆り出し、モニュメントに特攻させる・・・というもの。 んーー、まさにパソコンゲームにありがちな、とってつけたようなストーリーですなぁ。 しかしゲームの内容自体はどんな感じなんでしょうか。さっそくやってみます。
続く
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