冒険記録日誌
DiaryINDEX|past|will
2002年07月31日(水) |
ムキムキメスロンの大冒険 その6 |
(ネタバレ注意。プレイ予定の人は読まないで下さい)
最終目的地にたどり着いたメスロン。 鬼門石窟は地上3階、地下1階の建物は複雑な迷宮になっているうえ、特殊な仕掛けもあって、マッピングなしではちょっとクリアできそうにない感じだ。 しかし、昔の冒険で大体の要領を掴んでいる私は、地上1階と地下のみを攻略することにした。 ここにいる猩々達を鬼麻呂で倒すと、原体力が+2増える冬虫夏草を発見する。 なぜかここの冬虫夏草だけは何度でも取れるようだ。剣社通信に書いてあった“原体力無限増殖バグ”とはここの事なのだろうか。しかし魔法なしで猩々達と戦うのは長期戦になるので面倒くさいな。 そんなことを考えながら進むと、亀裂を守護する最後のボス、阿修羅が登場した。 ここまでに打倒阿修羅に必要な呪文は発見していたが、メスロンの体力がわずかしかない。明らかに準備不足だ。 金剛石での復活にかけようと判断。ここはじたばたせず、呪文も使わずに戦って負ける。
予定通り金剛石と引き換えに、メスロンは復活した。 一戦してみてわかったが、魔法を使っても阿修羅の戦闘力が若干有利だ。 しかたなく今まで戦闘を避けていた雑魚敵と戦う。魔法を使用したが、これで経験地がたまって技量ポイントが1ポイントアップ。体力も満タンの状態で阿修羅に再戦を挑む。セオリーどおりに魔法をつかい、鬼麻呂で戦った。 技量がほぼ互角なのでなかなか決着がつかなかったが、ギリギリ勝利。 亀裂に如意宝珠を投げ込んで、メスロンの冒険は無事終了した。
最終消費魔力 43
*雑感* う〜ん。消費魔力43は予想より多かった。 まず序盤で蛇松に絡まれて技量ポイントを減らしたのが、終盤まで響いてる。 あれがなければ、そのぶん戦闘で体力も減らなかっただろし、いくつかの戦闘シーンで魔法を使わずにすんだ。経験値目的の戦闘も避けられたはず。 空中庭園のステージで、召還の魔法を間違ったのも痛い。 初期装備の甘露水4本だけで終盤まで凌いだとは言え、魔力最低使用クリアと言うには不満の残る冒険でした。 今回の冒険を参考に考えるに、技量ポイント6でのスタートなら、消費魔力30ポイント程度でクリアは可能と思われる。 これからパンタクルに再挑戦する人がいたら試してみてはどうでしょうか?
*もう一つ雑感* 鬼門石窟の迷宮は非常に優れたアイデアで作られているが、その分面倒くさい攻略を読者に求めている。最近のライトなTVゲームになれた一般ユーザーがついてこれるかが不安だ。 それでもネット上の読者の意見ではチョコレートナイトより、パンタクルの方が明らかに評判がいい。 現役ゲームブッカーが求めるものと、開拓すべき一般ユーザー向けゲームブックは別物なのだろうか。 例えば、うちの奥さんは展覧会の絵のルールですら面倒くさがる(メモが不要なゲームブックならOK)、一方私はパンタクル3の発売を未だに待っている一人だ。 しかしまあゲームブックに限らず、全ての人が納得する作品なんてものは、存在できるはずもない。 これからも創土社さんには、いろんなタイプのゲームブックを出版してほしいと願います。
|