冒険記録日誌
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2002年07月10日(水) |
エルフの城をとりもどせ!(ロ−ズ・エステス/富士見文庫) |
*ストーリー背景* 主人公はまだ少年といってもいいエルフの戦士。 主人公の属するエルフの集落は今や流浪の民。故郷のブルックメア城は、主人公が幼い頃にコブリンやオーク達に襲撃されて乗っ取られていたのだ。 父上シドラス王からブルックメアの城あとを探険するよう命じられて探索に向かう。
本書は、ボビーのニューヨーク大冒険と同じ、D&Dエンドレスクエストゲームブックと言うシリーズの第9作目です。(ボビーのニューヨーク大冒険は第2作目) こちらも選択肢を選ぶだけの簡単ルール。 複数の展開やエンディングもあるのも一緒ですが、んーーーなんだかいまいち物語に入れなかったです。 ボビーのニューヨーク大冒険は悪人をやっつけるという分かりやすいお話しでしたけど、この冒険は偵察という任務なので目的がわかりにくい。 適当に敵の様子を見てからエルフの集落へ帰るだけ。後は父上の軍隊が総攻撃をかけるのを見守るだけなので、いまいち盛り上がりに欠けた気がします。 この設定ならエルフの宝刀をとりもどすとか、モンスターの首領を暗殺するとかの目的にすれば燃えたかも。 ゲームブックは、明解なシナリオの方が入り込みやすいな、と思ったのが感想。
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