冒険記録日誌
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2002年07月07日(日) |
ダーティペア ヴァッサーインゼルの大追跡(遙松枝蔵人/富士見文庫) |
原作はいわずとしれた、高千穂さんの小説「ダーティペア」を元にしたゲームブック。 といっても、私は原作を知らなくて、「ダーティハリー」の間違いかと思っていた・・・。 今回は突っ込んだことを書くとボロが出そうだ。
舞台は宇宙に人類が散らばっている未来世界。 この世界には宇宙警察みたいなものがあって、その捜査官の中に、なぜか「ダーティペア」という仇名でみんなに恐れられる美少女2人組みがいる。この2人が主人公なのです。 このゲームブックで、主人公達が調査する事件はなんと食中毒事件。 いつも惑星全体に関わるような大犯罪を担当していただけに、2人はブーブー言いながら惑星アクアリュースに飛ぶ。 街や研究所などを、未来の車“ヴァッサーインゼル”で移動しながら捜査を開始します。 しかし無駄な行動が多いと“ヴァッサーインゼル”がガス欠になってゲームオーバー。最初は普通に聞き込みとかしようとしても、変な犯罪者に邪魔されて銃撃戦とかカーチャイスとか、結局ハデハデです。 後半は犯罪組織の関与や過激派環境保護団体の登場など事件自体も大きくなって、敵のアジトに突入する展開になっていきます。 (潜入シーンでの戦闘が、ゲームバランスが悪くて勝てない気がしますが、気のせいでしょうか。ここはちょっとずるして続けました) そしてエンディングは3種類。 パターン1/無事事件は解決。ダーティペアという汚名も返上。 パターン2/事件の証人を死なせてしまった。捜査失敗。 パターン3/大爆発を起こしてしまい惑星アクアリュースが死の星に変貌するという豪快なオチ。 どーみても、パターン1が正解と思うのですが、少し原作の小説を読んでみると、本来はパターン3の終わり方が普通らしい。 いったいどんなシリーズなんじゃ?
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