冒険記録日誌
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2002年05月08日(水) |
双葉ゲームブックを求めて その2 |
5月4日(土)大雨。私は福岡空港にやってきた。
知る人ぞ知る話しではあるが、九州には漫遊書店と言う大型古本屋チェーン店がある。 神田の古本街に行くくらいなら、ここで探した方が数段良いとこちらの本好き達の間では評価されている店だ。 ネットで検索した結果、福岡空港北口にある漫遊書店が最も規模が大きいらしい。 倉庫を改造した店舗で、その古書の量に圧倒されると言う。 ネットでは誰もが絶賛の声をあげる星5つものの古本屋だ。 それでこそ新幹線で高い乗車券を買う価値があろうと言うもの。 古本に興味のない奥様は、その間に空港の免税店で買い物をできるならと納得。 さて双葉ゲームブックを買うぞ〜。他にも掘り出し物もあるかもしれん。
地下鉄で空港へ到着する。 私「パスポートは持ってきたかい」 奥様「いるの?パスポート持ち歩くのは不用心だから持ってこなかった」 私「いるでしょうが!出国ゲートをくぐらないと免税店には行けないって」 奥様「そんなぁ」 用心深い性格が災いしたようで、奥様ガックリ。 一方、私はドシャブリの雨の中、ズボンを濡らしながら漫遊書店を目指す。 ここのあたりかな。・・・見つからんなぁ。 あからじめ調べておいた電話番号に電話してみる。 「この電話番号は現在使用されておりません」 嫌な予感。 慌てて空港に戻って、ネットコーナーで「漫遊書店 2002」とYahoo!で検索。 するといくつかコメントが表示された。 「福岡空港の漫遊書店が閉まって残念」「漫遊書店が福岡空港店を閉めたのはブックオフが進出してきたからかな」「漫遊書店が福岡空港にあった時は・・・・」
ガーーーーーーーーーーーーン。
その後は天神ヘ買い物に出かけ、奥様の機嫌取りに専念したのは言うまでもない。
続く
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