冒険記録日誌
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2002年04月17日(水) |
ソーサリーの魔法レッスン その1 |
(ソーサリーをやった事無い人には、意味不明です。ごめんなさい)
いまさらながら、ソーサリー復刊(しかも新訳)決定お祝い企画。 「久しぶりにソーサリーをやるので、呪文を思い出せない」 発売された時にこんな事にならないように、魔法の復習をしておきましょう。 次の例題で適切な呪文を選択して下さい。
問題1:ペパーミントソーサリー
今日は久しぶりのデートなの。 私は精一杯のおめかしをして、待ち合わせの映画館で待ったわ。 それにしても、約束の10時はとっくに過ぎたのにまだ彼はこない。 もう11時になるのに、どうしたのかしら。 あ、きた。ヘラヘラした顔で歩いてこっちにくるわ。 遅刻したのに、全然反省してないじゃない。頭にきた。 さあ、次の中から一つ選んで呪文を唱えましょう。 PEP FOG FOF NIF ZAR 選んだら下で結果を見てね。
*PEP* 私はバックから火酒を出すと一気に飲み干した。 呪文の効果と共に、一時的に筋肉が発達するのがわかった。 顔色が青くなった彼に平手打ち。 バキッ。 「ご、ごめん。悪かったよ」 道路の端まで吹っ飛んだ彼が、脅えながら謝ってきた。 いいわ許してあげる。今度から、約束は守ることねっ。
*FOG* あたりを真っ暗にして、近づいてくる彼を困らせようとした。 だけど、呪文を唱えてもなにも起こらない。 しまった。この魔法は室内でしか使えないんだった。 「なにやってんだ。おまえ」 必死で呪文を唱える私を見て、彼が怪訝そうな顔をする。 なんでもないわよ!
*FOF* 呪文を唱えると、私のまわりに魔法の防護壁が発生した。 彼が近寄れなくて叫んでいる。 「おい、悪かったよ。機嫌なおせよ」 「なによ。私の半径3メートルには近寄って欲しくないわ」 彼が反省するまで待って呪文を解除した。 へへっ。
*NIF* 呪文を唱えると、あたりからひどい悪臭が漂いはじめた。 「うっ、くさい」 彼が苦しみだす。私は鼻栓をしながらいい気味だわと思った。 でも、まわりにいた人達の反応がおかしい。 みんな私を見てヒソヒソと、何? 彼が一言。 「おまえの屁。すげぇなぁ」 ええっ、みんな私のおならと思っているわけ。恥ずかしぃ。
*ZAR* 体力ポイントを5減らす。こんな呪文は存在しない。 呪文を唱えると、目眩がして座り込んでしまう。 気がつくと、彼が心配そうに私の顔を覗き込んでいた。 「おまえ、大丈夫か。恥ずかしいぞ。街中で意識失うなんて」 なによ、私が悪いみたいじゃない。
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