冒険記録日誌
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2002年04月07日(日) |
深海の悪魔(スティーブ・ジャクソン/社会思想社) |
4月はファイティングファンタジー(以下FF)特集と決めたので、引き続き社会思想社ものです。 この本は去年入手してクリアしました。 作者はアメリカのスティーブ・ジャクソン。 FFシリーズには、スティーブ・ジャクソンと言う、同姓同名の二人がそれぞれ作品を書いているのは有名な話しです。 どっちが書いたのか混乱しそうですが、アメリカのジャクソン作品は、エンディングを複数用意していて、終わりが最終パラグラフでないのですぐわかります。 「深海の悪魔」は、「海賊船バンジー号」と挿し絵画家と訳者さんが一緒。 しかも海が舞台と言う共通点が多い作品なんです。 でもこの作品は「海賊船バンジー号」とは逆に、主人公の船が冒頭で海賊に襲われちゃいます。 主人公は哀れ海賊達の手によって海の底へドボン。 この時、体の重しに食料10食分を吊るされるのが何気に笑えて良いです。 不思議な魔法で、水中でも息ができるようになった主人公は海洋の中を探検します。 お化け貝とか、ゆったり感がある敵が多いせいか、冒険全体がのんびりと感じます。 沈没船とかを探したりしながら、憎っくき海賊をギャフンと言わせる方法を探しましょう。 ちなみに、この方法は一つじゃありません。 何回かやっていると、強力な骸骨を呼び出せる黒真珠を集める事に成功。 体力も回復しやすいので、死亡することはあまりないのですが、肝心な海賊船がどこに行ったか、どうやったら追いつけるか分からない。 なんども魔法が切れてGAME OVER。海上で夕焼け空を眺めながめながら悔し涙を流します。 最後はイルカ君に、海賊船まで乗せてもらえる事になってやっとクリアです。 ありがとう、イルカ君。
ちなみにこの作品。 死なずに GAME OVER になった時は、「まあ次があるさ」と言う書かれ方なので、何だかホットします。 今回はほのぼのと終了。
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