冒険記録日誌
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2002年03月22日(金) グーニーズ(二見書房)

ゲームブックの存在を知って間もない小学生の頃、親に買ってもらった本。
海賊の宝の地図を見つけた少年達が宝捜しをするという、直球ど真ん中のお話しが気に入った。
元ネタの映画があるとは全然知らなかったのですが、少年達が生き生きと魅力的に動いていて、とても面白かった。
はっきり言って、後で見た映画を超えていたと思う。
どの選択をしようが、失敗しようが彼らはくじけない。
「ちくしょー」とかあっけらかんと言いながら、宝捜しを再開するのだ。
これは、システム的にもそうなっていて、この本は途中で終了することがない。
つまり、少年達が殺されたり、活動不能な状態になることは決してないのだ。
替わりに海賊のワナなどにひっかかったり、崖からおちたり、悪人につかまったりすると、10分、30分と時間が余計に経過する。
実は、映画でもそうだったが少年達の住む町の土地は、後10時間で悪徳業者に売り渡される予定になっており、時間内に少年は宝を持ち帰る必要があるのだ。
時間がかかりすぎて、10時間を過ぎたらそれがゲームオーバーと言うわけです。

当時の私は、時間以外をメモしておらず、骨でできたピアノを弾くのに3度も失敗して、同じ回り道をグルグルと繰り返す。
ぬぉ。やばい、もうすぐ10時間だ。
と思っていたら、宝の部屋にたどり着く。
袋とじの部分を開けるのも楽しく読むと、宝を前に最後の選択肢。
欲張って、やばい事になりそうだったが、とにかく無事クリアした。
クリア後に経過時間によって、グーニーズとしての冒険度診断が用意されている。
制限時間ギリギリだったが、それが良かったらしく、君こそグーニーズと書かれていた。
やったね!


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