* * * 
憐凪



 walk


 喩え 真っ暗な雲が 低く垂れ込んでいたとしても
 雲の上に 飛び出せば 陽(ヒカリ)眩い
 Allways blue sky

 茨の途だと 嘆いて歩いている この途も
 ジッと見つめ直したら ただの雑草なのかも知れない
 Walking along this way is pleasant

 目頭が熱くなり 下瞼から 雫滴り落ちても
 そのまんま 逆らわないで
 涙枯れるまで キモチ洗い流すように
 すべて 出し尽くしてしまえばいい
 We may cry

 こんな夜更けに限って 切なくなる
 そんなつもりじゃなかったのに・・・
 どうして ココロは 沈んでいくのか
 Why does the heart become hard to be painful?

 前向きに歩くのなんて 無理なんだよ
 って 脳も言う
 だって 病気なんだから
 Since I am a mental disease

 でも そうじゃないよね?
 瞬間(イマ)が 止まっているように思えても
 日々は ちゃんと 繰り返されている
 That's right
 It is repeated also at this moment
 
 兎と亀の お話のように
 歩いていくよ
 ボクが どんなに 歩みの鈍い亀だったとしても
 I will continue walking everydays
 
 そりゃぁボクのコトだから
 すぐに 躓くに決まってる
 言ってる傍から 途方に暮れるかも知れない
 I am uncertain
 
 それでも 歩いていくよ
 過去に しがみついていても 何も変わらないから
 だから キミも 歩いて行こうよ
 たとえば 泣きながらだって いいじゃない
 I walk crying

 いつかは 涙も枯れ果てて 笑える瞬間(トキ)が来るよ
 暗雲立ち込める空の日も
 風に 身体が 吹き飛ばされそうな日にも
 雨が 討ち付けてくる日も
 泣きべそ かきながらで 構わないから
 一緒に 歩いていこう
 We will wipe a tear, will walk and will go

 大きな結果は 付いてこないかも知れない
 否 多分 そう
 でも きっと 其処には 何かが待っているって
 信じて 手を繋いで 歩こう
 We walk even with crying

 一歩一歩 進んでいく
 時々 空を 仰ぎ見ながら
 頼りにならない ボク自身を ちょっとだけ 信じながら
 陽(ヒカリ) 見たいから
 浴びたいから
 I walk carrying out sunlight and being exposed
  

  歩いていく
  I continue walking to where





 
 

2004年11月09日(火)
初日 最新 目次 HOME


My追加