月が落とす雫目には見えないけれど僕の手の中にポツリと落ちたその瞬間雫は一瞬光って手の中に吸い込まれて行った月の雫は恍惚と憧憬を誘うあの日独りで見上げた空に光っていた満月を心に描かせるように今日も月の雫を探しに行く手の中に落ちてそしてまた拾う月の雫 2003/6/18 某掲示板に投稿した散文。