だからなに。
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2004年05月26日(水) |
怖かったんだよう●デートの記録 |
目覚まし係が電話をかけたら、出る気配がなくて 「あー寝てる寝てる・・・」って思ってたら出てくれて もっ もしもしぃ 朝ですよ、って言ったら ものすごくムニャムニャしながら 「朝は募集してません」 募集してなくても朝ですよ。 話してる間にちょっとはっきりしてきて、よかったぁと思った。 寝起きの先生ってものすごくかわいい(涙)
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たぶんその人はあたしと同じくらいの時からそこにいて あたしがトイレに立った時に隣に座った。 隣じゃなくても席は空いてたのに、なんかヤだなぁ と思った。 どうも見られているような気がしてたんだけど、 そのまましばらくその席でメールをぺちぺちしてた。 でもやっぱり気持ち悪いから、飲み物と本とたばこを持って席を移動した。
そしたらそいつも一緒に飲み物を持って あたしが移動した席のすぐ横に移動してきちゃったの。 うわ これはやばいのではないのか。 本気で怖くなりだしてどきどきしてきて 周りにはこんなに人もいるのにいないのと同じだと思って、 そいつがなぜか向かいのお店のほうに消えていったのを確認してから 残ってたカフェモカを一気に飲み干してカップを片付けて 姿を見られないうちに外に逃げた。
先生が来るほうのロータリーに出て まだついて来てるんじゃないかとびくびくしながら ベンチに座って「もー 早く来てくれないかな・・・」って思ってた。 駅についてからメールしてたら、「用意しよ」っていう返事があったから すぐ来るのかもなと思ってたけど甘かった。
人通りはあるけどそこでじっとしてるのも怖くて 駅前に交番があるから、その目の前にへばりついて待ってることにした。 ここならちょっとは安心・・・ って思って何気なく見たら 不審男は外に出てきてるではないの。 先生に「怖いから早く来てっ」て、助けてメールを送ったら やっと家を出てくれたみたいだった。 ずっとそこで不安げに立ってたのを見て、交番の女の人が声をかけてくれて あのその って経緯を話したけどあんまり聞いてないみたいだった。 用がないならどうでもいいわ風というか、そんな感じだった。冷たいなぁ。
あいむかみん! って 先生がやっと来てくれて電話がきて、走ってそっちまで行って 「怖いよ怖いよ」って慌ててクルマに乗ったら どいつよ? って言うから不審野郎を探したけど そういう時って絶対見えないところをうろうろしてんだよね。 あいつ、って教えられないまま、そこから移動することになった。
なんだか小刻みに震えながらうつむきがちでいたら、 もう大丈夫だよお って言われたけど でもまだ怖くて半べそかいてた。 そのあとお昼を食べに行ったけど、そこにいる間もずっと手が震えてた。 自分でも意外なほど怖い目に遭ってたのですよ先生。 お蕎麦食べて先生の話を聞いてたら、 こわばってたのが少しずつとれていきました。
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そんなことがあって 女らしい見た目は危険、ってすごく思ってしまった。 ものすごく女と認識されたのか、スキだらけと思われたのか、 特殊な人に好かれてしまうタイプなのか どうなんだかわからないけど、ああいうのは初めてだった。 常にジーンズにスニーカーなのに、 たまに女みたいな格好をしたのがいけなかったのか。 あの駅に行くことはたまにしかないのに また不審なのがいると怖いから 今度から富士山が見える次の駅に行くことにしようと思った。 怖いよほんとにもう。 せっかくスカートで行ったのにトラウマのできあがり(涙) だから先生、すぐ来てね。 あたしだって危ない目に遭っちゃうこともあるんだよ。
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先生が 何か食べておきたいなあ って言った。 今日もまたお昼食べておしゃべりして解散、ってあたしは思ってて 「ん 何か違う」と思った。 何が食べたい? って聞かれて 怖かったからそれどころじゃなかったんだけど ナビをプップと押して、そばうどんの指令を出した。 怖い余韻でプンスカしはじめたらお蕎麦屋さんに着いた。 先生の話は上の空だった。 おお 佇まいがいいじゃないの ねえ
今日の先生は水色でしわっとした、袖の短い半袖Tシャツ。 <欲しい。 久々に見る上腕に見とれてしまった。 やっと、話が聞けるようになってた。 明日出発だったのね。危ない危ない。
お蕎麦屋さんを出て、あれこれ話を聞きながら向かったのが ラブホだったからちょっとびっくりした。 今日もおあずけの予定で会いに行ったから 気持ちの準備が何もできてないじゃないの。
それでもカラダは上手に反応するもので 分泌すべき液体は惜しみなく溢れてくるし こういうもんなのかなぁなんて、ぼんやり思ったりした。
それよりも今日のお部屋は、入るなり「なんだなんだ?」っていう感じだった。 天井が高くて気持ちいい。
これじゃちっともわかんないけどRになってるの 壁にスピーカーがいくつもついてる
白いのがベッドで先生が転がっててリクライニングベッドお試し中 「S、見て見て!」 あたしは足元のほうを見ていて「お? え?」 「違うとこ見てるよ」 リクライニングは頭のほうだった 赤いほうに寝てみたら「あ、Sはそっち?」
ううん 先生の横がいいですもちろん。
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