だからなに。
もくじ|まえ|つぎ
2003年12月30日(火) |
愛情ってどれのことだ |
半月ぶりぐらいにオットの顔を見た。 雪国にプチ単身赴任していて年末だから帰ってきた。
帰ってきたのはいいけど 明日はサッカー(←多分生きがい)とその忘年会らしくて きっと昼前からまたいなくなる。 忘年会は多分朝までだろうから ・・・ って、そのあとは実家に泊まるんでしょ。 で、翌日帰ってくるのかと言うとそうではなくて 3日ぐらいに帰宅予定だそうだ。 ジジババに孫の顔見せなくていいんだったらいいけど それに、あたしもご両親様の顔見たくないしね。
「今日は旦那が帰ってくるんだよね?」と メールをいただいて その時には直近の予定もわかっていたから こんな感じらしいですよ、というか あたしを避けているのか? どうなんだ、というお返事をした。 「旦那からの愛情を感じることはあるかね?」 ぱっと考えても、わぁ愛されてるなぁと 思い当たることは何もないなぁ。 どれが愛情なの? 帰ってくる前のやりとりがメールじゃなくて電話だったのは、それ?
そしてオットは先生から「自由人として仙人級」と言われている。 霞食って生きていればいいと思う。
家庭の人なのにどうしてそう自分の動きたいように 自分ばっかり動いているのか気が知れないと思うんだけど、 それを先生は 「彼には家庭なんかないのよ 彼は時々帰る家を共有している知り合いがいるだけなのよ」 って言ってた。 さすが仙人級。 やっぱり、働いているだけマシな居候ぐらいなものなのか。 トモダチだったらすごくいい人。 結婚には向いてないのかもなぁ。あたしもだけど。
稼いでくるっていうことは、完全に無責任でもないだろうけど 親としての彼を考えると割と無責任というか人任せというか それは逆に考えると、 あたしに任せておけば大丈夫 と思われているのかもしれなくて だけどあたしはそんなことをオットに言った覚えもないしねぇ。 任されっきりでも困るのだよ。 あたしも忘年会行かせろ。年にひとつしかないっつのに。
で、今日は夜ご飯をみんなで食べに行った。 向かい合って座って、久しぶりにオットの顔をよく見た。 顔が小さく見える。 目じりのしわが増えた気がする。 わぁ 年とってきたんだなぁ、とか思う。あと3年で40。 結婚して幸せにしてたらちょっと違うんだろうなぁ。
自分は結婚して一応家庭っていうものがあるのに、 家庭には憧れてるような気がする。 仲良し家族を横目で見ていると、なぜかとても羨ましい。
その帰りに、久しぶりにパパと会えたお嬢たちは嬉しそうで じゃれながら歩いてた。 そんな光景を後ろから眺めていて、 やっぱりいいなぁと思ってた。 自分まで嬉しくなって、つられて笑いながら 走ってあとを追いかけた。 オットはどう思っているのやら。 話ができたら一番いいんだけどね。
それにしても、愛情ってどれのことなんだろう。 ちっともわからん。 じゃあ、あたしからの愛情はどんなのかっていうと、 多分、洗濯をしてあげることぐらいなものだと思う。 あとは、いっぱいいっぱいでご飯の用意をすることか。 ないよりマシと思ってくれたらいいと思う。
---
昼間は出かけていて、東武に寄ったら 通りかかったシャネルに「チャンス」っていう香水が置いてあった。 わーこれにおってみたかったんだよなぁ と 美容部員ちゃんの様子を気にしながらじわじわと近寄ってみた。
3人ぐらいは向こうのほうで束になって何かしている。 1人は接客中。 よーし今よーー! すかさずそこにあった能書きの紙片にチャンス汁を噴霧。 うわっ 手にいっぱいかかっちゃったよう。 そしてスタコラとその場を去ったのだった。
もっと濃いと思ってたけどそうでもなかった。 優しい香りがする。 でも何かと似ている気がする。
|