だからなに。 もくじ|まえ|つぎ
昨日に引き続き大田区の彼のお話。 わたしの留守に彼が仕込んでいったみたいなんですけどねぇ。 きっと、そういう時には、彼のことが大好きな彼女だったなら 「きゃ! 驚かせないでよもうっ♪」 とか思うのかもしれないんですけど、 それどころじゃなくて、火事だったらどうしよう! って思ってたので 喜ぶどころか激怒ですよ。 火事じゃなくてほんとによかったと安堵の気持ちでいっぱいになったら ものすんごく腹が立ちました。 合鍵使って何してんだ貴様、ぐらいにぷんすかぷんぷんでした。 一応、彼のお手紙のようなものも置いてあったように記憶していますが、 あまりの腹立たしさで、 きっと彼のささやかなクリスマスプレゼントだったであろうその飾りは あっという間に片付けられてしまいました。 二度とこんなことすんなっ、そう思っていたに違いないです。 だからねぇ、予定外のプレゼントって好きになれないんです。今も。 欲しがってたものをあげようっていうならともかくですよ、 人を不安に陥れるようなプレゼントなんざ問題外ですよ。 あと、やつがしたことは、 わたしは夏になるとお祭りで金魚すくいをして、とれた金魚を部屋で飼う、 ほぼ毎年そうだったのですが、その水槽に、 やつは、金魚ちゃんたちの何倍もある白い鯉を入れました。勝手に。 鯉自体は小さいんですけど、金魚たちと比べたら巨大なわけです。 その白い鯉のおかげでわたしのかわいい金魚ちゃんたちは病気になって 次々と死んでしまいました。 また別の日には 会社にある、わたしの背よりもでかい「ゴムの木」を 処分することになってもったいないから持って帰ると言って なぜかわたしの部屋に持ってくる。なんでだ。 そんなものいらん。おまえが家に置けばいいじゃないか。 ・・・そうやって彼はいろんないらないことをしてくれていました。 いらないことといえば、もっと頻繁に迷惑だったことを思い出しました。 日曜の朝、たまたま休みでゆっくり寝ていたいわたしを、 「モーニング行こうぜ♪」 って起こすのはやめてほしかったです(涙) スロットなんかに興味はないのです。 目押しはできないのです。 大当たりとかしたためしがないんですう。 行きたかったらひとりで行けばいいじゃんかっ。 勝って帰ってきて山分けしてくれたらいいじゃないか。 彼は野球が好きで自分もやっていたのですが、わたしは野球も興味がなくて、 たとえ彼がそれを好きであっても興味はもてなくて、 でも早朝の野球にもわたしは召還されるわけで・・・・・ 色々とひどい言い様なんですけども、別れた後も彼はごく稀に夢に出てきて その度に至近距離で憎まれ口を叩いて消えていくのでした。 わたしは彼にお金を貸していたらしく、別れて何年も経ってから たまたま実家にいた時に電話がきて言われました。 言わなくていいから今すぐ返して(涙) 何年か前に、地元品川区の秋祭りにて テキ屋になってイカを焼いている彼を発見。 彼はたぶんわたしには気づかなかったと思うのですが 気づいてしまったわたしは、とってもいやぁな気分になりました。 ちょっと太ったな、と思いました。 あなたはテキ屋がとても似合っています(これはほんとに思う) --------- まぁそれでも好きで付き合ってたんですもんねぇ。 別れようと思ったのは、きっとその貸したお金じゃないかと思いますが、 伸ばして と言われて伸ばしていた髪をナイショでばさっと切って 自分だけ勝手に見切りをつけて別れに備えてました。 大田区の彼も、同棲で3Pの彼と同じように、飲んでつぶれてました。 そこに呼ばれて仕方なく行ってみたら、話もできない状態だったので しばらく様子を見ていましたが、ごめん帰る、と言い残して帰りました。 おもしろい、楽しい といえばそうだったのかもしれないんですけど 今になってもわたしは笑えない出来事ばっかりですな。合掌。
|