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2010年10月27日(水) 教えたくないのか教えられないのか

こないだ鷲塚さんにイラッとした。

Labviewというソフトがある。
これは回路図のような図式で作るプログラム。

私はとにかく種類問わずソフトウェアが大好きで
前から何度も覚えたいと言っていた。

鷲塚さんがこれで何個かプログラムを組んでいるが
教えてくれる様子はなく、
「鷲塚さん人に教えるの好きじゃなさそうですよね。」と
ポツリと言ったら「なんで?」と聞く。

「だって私が初めてここに来て予算管理を引き継いだとき
 何も教えてくれなかったし。感覚で覚えるしかないとか言って。
 あれには参りましたよ。」と言ってやった。

まぁ7年も前のことだけど、この会社この部署のシステム。
減価償却だとか、月々支払う賃借料や、人権費など・・・
何もわかってない私に「来月からこれやって。」

ファイルを開いて売上シートと支出シートに
それぞれ入力するということを教えられただけ。

具体的な説明がないので過去の実績を頼りにやるしかないが
年1回の突破的な大きい支出の把握ができておらず、
予算と実績の10万以上の差異は説明がいるのできつかった。

ちなみにCさんも別のグループだけど全く同じ状況で
何の説明もなく、これやって。誰も教えてくれない。
ここの仕事は長くないと思ったそうだ。

Cさんは予算と経理がメインだからじっくり調べられるけど
私のメインは渥美さんという超変な人とのペアでの仕事で
予算に時間をとれない。片手間でやれと。

経理は月末に2日ほどもらえたが
予算は月4回の提出を求められる。
それにじっくり向き合う時間がない。

渥美さんが相当変な人だったから
鷲塚さんは少しまともにみえてたけど
鷲塚さんも相当だわ。

それでもCさんも私も独自の予算管理システムを築き、
Cさんは今もそのやり方でやってるし
私のやり方は香織さんが引き継いでいる。

自分が酷い引継ぎを受けたから辞めるときは
香織さんにしっかりとマニュアルも作って渡した。
この中身はチームリーダも素晴らしいと褒めてくれて
予算管理を渋る香織さんに「ここまできっちりした
マニュアルなんて普通ないですよ」と窘めていた。

話はそれたがLabview。

そういう会話をした翌日。
上司が休みで鷲塚さんが
「くるりっち今日時間あるー?」と聞いてきた。

「いつまでにやるって仕事はありますけど。
 時間はあります。何か?」

そしたらLabviewの話を始めた。
一からプログラムを組むケースはあまりになく
落ちてるサンプルを加工して使うのが一般的だと。

「課題を出すから。メールを見て。」と。

もしかして教えてくれるの?
昨日の私の話で少しは反省したのかしら?

で、届いたメールを見てみたら・・

「1、乱数を15〜30まで発生させてください
 2、それを昇順に並べ替えてください
 3、max min 平均、メディアン、相関係数を表示してください。
 では、頑張ってください。」


はっ?何言ってんの?

最初からそんなんできたら、教えてなんて言わないやい。
大体、Labviewで組んだプログラムは触ったことあるけど
大元がどこにあるか知らないんだけど。

1から10まで教えてくれなんて言ってない!
せめてどのノートに入っててどのソフトを立ち上げたらいいのか、
どのコマンドが何の役割をするか一覧表でもくれたら
そこそこやる自信あるのに。

Labviewを使ってる男の子にどう思う?って見せたら

「いきなり崖から突き落とされてますね。
 これはあんまりだと思いますよ。」

教えてくれるのかも?と喜んだ分、
ガッカリ感が大きくて。

「せっかくですが、サンプルを見つけるにも、
 どこのフォーラムで探したら良いかとか
 ヒント的なものがないとさっぱり分かりません!
 っていうか無理です!諦めました!
 ご協力ありがとうございました。」

と返信してやった。

鷲塚さんは人に教えるのがどういうことか
何も分かってないんじゃないの?
週一で大学生グループにワーキングで
何か教えてるみたいだけど噴飯ものだ。

プリプリ怒りまくって
Labview自体どうでもよくなっていた。

その数日後。

「くるりっちー!Labviewのテキスト、
 別の部署で持ってる人から借りてきたでー!」

分厚いテキストが2冊。
開いて少し読んでみたが実践というより超理論系。
理論よりも使い方が知りたい。

イラッ

とにかく鷲塚さんはB型全開である。


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